12月13日(日) 第89回天皇杯準々決勝
名古屋 3 - 0 岐阜 (15:05/瑞穂陸/12,211人)
得点者:44' ケネディ(名古屋)、67' ケネディ(名古屋)、81' ケネディ(名古屋)
☆天皇杯特集
----------
●バヤリッツァ選手(名古屋):
Q:今日も無失点に抑えましたが?
「楢崎も戻り安定しましたし、DFの出来が良くなったと思います」
Q:安定するのはどのような要因からでしょうか?
「経験豊富な選手でキャプテンですから。彼がゴールに立っただけでみんなに安定感が生まれます。他のGKがダメということではなく、楢崎選手はやはりこのチームにずっといますので、彼の姿をゴール前で見ると自信になりますね」
●ケネディ選手(名古屋):
Q:ハットトリックはいつ以来?
「覚えていません。長いこと決めていなかったので・・・このくらい(胸あたり)の背の時じゃないでしょうか(笑)?」
Q:1点目、前半終了間際のヘディングシュートについては?
「時間帯もパーフェクトなタイミングでスコアできました。阿部から良いクロスが上がり、私の仕事ができました」
Q:2点目、杉本選手のクロスに合わせたゴールについては?
「1点目と同じ、左から杉本の素晴らしいクロスが上がってきたので私の仕事ができました。クロスが良かったです」
Q:ケネディ選手の3点で天皇杯のベスト4に入りましたが?
「リーグ戦の終盤から良い形を作ることができているので、天皇杯ベスト4、それ以降に残りたいと思います」
Q:次は清水エスパルスですが?
「この前戦っています。お互いに経験がありますから、1点を争うような厳しいゲームになると思います。その中で力を出して行かなければと思います」
●楢崎正剛選手(名古屋):
Q:3−0のスコアで良い勝利となりましたが?
「試合前に思っていたように簡単ではなかったのですが、スコアに力の差を示せたので良かったと思います」
Q:6試合連続の無失点ですが?
「ラッキーなところもありますが、しっかりとコントロールをしてやっている結果だと思います」
Q:良い形で準決勝に進めます。相手は清水ですが、対策は?
「両チームともACLへの気持ちが出る試合だと思うので、準備期間は確かに長いのですが良い準備をし、次のステージに上がれるように頑張りたいと思います」
Q:数名メンバーがいない中で、このような戦いができましたが?
「スタメンだけでなく、ベンチにいるメンバーの質も高いと思います。それが試合に出たと思います」
Q:良い雰囲気の年末、10年前に優勝した時と近いものがあると思われますが?
「そうせかさずに(笑)、1つ1つ上っていくだけなので。次のターゲットは清水、それだけです」
●阿部翔平選手(名古屋):
Q:今日の試合を振り返り、いかがでしょうか?
「ピンチも何度かありましたが、ゼロに抑えることができて得点も3点取ることができ、良かったと思います」
Q:監督から何か言われたことは?
「難しい試合になるだろうと。前半は1−0、終了間際に1点取れたのですが、あまり良くなかったので、厳しいということを言われました」
Q:次の相手は先日戦った清水です。頂点は見えていますか?
「ここまで来たら勝ちたいし、この前は引き分けだったので、ここで勝ちきるのは大切だと思います」
●ブルザノビッチ選手(名古屋):
Q:今日の試合を振り返り、いかがでしょうか?
「しっかりとした勝ち方ができたと思います。今日の試合を良い形で勝つと、準決勝の準備をする間のモチベーションも上がり、やり方も変わってくると思います。次の試合も今日のような勝ち方をして、決勝に進みたいと思います」
Q:頂上は見えていますか?
「もし準決勝で落ちてしまうと、シーズン的にも良いものが無いまま終わってしまいます。全精力と命をかけるくらいでやらなければと思っています」
Q:準決勝は12月29日、いつも仲の良いジュロヴスキーコーチの誕生日は前日の28日です。何をプレゼントする?
「まだ何をあげるかは決めていませんが・・・彼の欲しい物をプレゼントしようと思います(笑)」
●田中隼磨選手(名古屋):
Q:相手のツートップは結構厄介だった?
「そうですね、ちょっと真ん中のバイタルエリアが空いてたので。そこで前半自由にやられていた。後半はうまく修正してそこは潰せたと思うんですけど。何より0で抑えられたことが今日の勝因だと思います」
Q:攻め上がりにについては、積極的に前に出ていましたね。
「スペースがたくさんあったので、積極的というかボールがよく出てきたという感じです」
Q:この4−3−3というシステムはどうですか。
「浸透してきてると思うし、戦術としてひとりひとりが何をすべきか、ある程度把握できている。今日も選手が何人か代わりましたけど、名古屋のスタイルというのは変わっていない。それももっともっと連係を深めていければ、このシステムは楽しみですね」
Q:サイド攻撃が仕掛けやすそうなシステムですよね。
「そうですね。本当、戦術があるので、動き方はチーム全体で把握しながらやれていたというか。それをやれば結果は出るんだなと思ってるし、それを信じてやっていきたいですね」
Q:勝ってよかったです。
「良かったですね。あと2つですね」
Q:相手の監督は2列目の飛び出しをメインに考えていたようですが。
「そうですか。どんどん裏に飛び出してくるチームだと思ったし、そのあたりは前半に少しやられた部分があったんですけど、0で抑えられた、それが大きかったです。何度か危ない場面ありましたけど」
Q:前半は脅威となっていましたよね。
「そうですね。ほんとチャンスは多く作られていたので、正剛さんのスーパーセーブだったり、DFの最後の踏ん張りが0につながったと思います」
Q:厄介に感じていた選手は。
「キャプテンの子(菅)は本当に良い選手で、プレシーズンにやった時も良い選手だなって感じていたので、アグレッシブでハードな選手だなと思いました」
Q:ご自身のコンディションもすごく良いように見えます。
「ま、コンディションというより、動けているように見えているのは、チームとして僕にボールが回ってきているだけであって。これでボールが回ってこなければ、切れてないって思われちゃうこともある。そのあたりはしっかりと見てもらえれば。チームとしてボールが回っているから、動けているだけであって。コンディションは常にいいです」
●増川隆洋選手(名古屋):
Q:今日は予想外に多くチャンスを作られましたね。
「いや、カウンターでした。向こうが縦に来ることはわかっていたので、そのあたりが手こずった部分ではありますけど。結果的に0で終われたのは悪くはないですし。相手は中盤がダイヤモンド型で中央に固まっていたので、そこでうちは3人しかいないのに運動量が上がらなかったから、数的不利になった。そこで縦に速いボールを入れられてピンチになっていた。そこは修正していかないといけない点だなと思いますし。でも、しっかり3点とって0で終われたっていうのは、ひとつよしとすべき点かなと思います」
Q:相手の監督は2列目の飛び出しをメインに考えていたと言っていました。
「そうですね、それはずっと意識していたと思いますし、14番(嶋田)とか、7番(菅)とか中盤の選手があからさまに裏を狙ってきましたんで。それはわかってはいたんですが、DFラインはどうしてもFWを捕まえてる分、数的不利な状況が生まれていましたね。そこはちょっとやりずらかった点ではありました」
Q:相手ツートップの戦ってみた感想は。
「もう少し怖いかなと思っていましたけど。そこまでのイメージではなかったです。数的不利な状態では怖さもありましたけど、1対1ではそんなに怖くはなかったです。その点では安心できる部分もありました」
Q:今日はアンカーの選手が途中で代わりましたが。
「まあ、どっちも良い点はあって、特徴はそれぞれ違いますけど、アレさん(三都主)もヨシ(吉村)もしっかりやってくれた。あそこでボールが落ち着くってことは一番大事なことだと思うので。そのあたりは後半しっかりできたと思うので、それは良かったかなと思います」
Q:三都主選手と吉村選手ではまったくタイプが異なります。戦い方へのメッセージも感じますか。
「まあしっかりボールを動かせということだと思います。最初はヨシでディフェンスをしっかり落ち着かせようというのがあったと思うんですけど。そこは監督が考えることですし、僕たちは対応できたと思います。もう少し真ん中の部分で改善できたら、良かったかなとは思いますけど。そのあたりはちょっと、課題かなとは思いましたけど」
Q:今日の前半はパスコースを探している場面も目立ちましたね。
「そうですね。ちょっとサイドに開きすぎた部分があって、入れるところが見つからなかったのはありました。相手もそこで引いてた分、入れずらかったのもありましたし。縦パスに対してはしっかりついてきてたんで、いかに裏を取れるかも大事だったと思うし。そこをタイミングよく超えることができれば、チャンスを作れた。そこは状況判断をしていかないといけない部分ですね」
●高木和正選手(岐阜):
Q:J1相手に3−0でした。
「そうですね、決定力の部分とか、まだまだ力の差があるなっていうのは、やってて実感しました」
Q:足りなかった部分、通用した部分を挙げると?
「時間が経つにつれ、自分たちがシュートで終われるチャンスが増えてたので、そこで先制点を取れていれば違う流れになっていたと思う。最後のフィニッシュまでいけるという部分では、自分たちの力が少し上がっていたんじゃないかというのは感じますね」
Q:今まで何度も名古屋とは戦っていますが、一番チャンスを作れた試合だったのでは。
「結果的には得点を取れていませんけど、最後のフィニッシュでも形っていうのは、今までの試合の中では一番良かったんじゃないかと思います」
Q:今シーズンラストの試合となりましたが、振り返ってどのようなシーズンでしたか。
「シーズンが始まる時は若い選手が多くて、どうなるんだろうという不安もあったんですけど。シーズンを通してその若手が成長して、結果もでるようになって、ウチがチームとして成長できた1年だったと思います」
Q:最終的に天皇杯はベスト8、J1のチームも破りましたし、成長は本当に実感できたのでは。
「そうですね。ひとりひとりが良い経験できたと思うので、そういう経験を来年に活かさないと意味がない。来年はそういう経験を活かしてやりたいと思います」
●橋本卓選手(岐阜):
Q:試合を終えてみての感想を。
「ある程度僕たちのサッカーはできたと思うんですけど、失点をする時間帯が悪かったのと、決定力の差が出たかなと思います」
Q:通用したことは。
「守備から攻撃に切り替わるところの速さだったり、そのスピードを活かしたショートカウンターやカウンターではある程度決定的なチャンスを作れたので。そういう場面は通用したかとは思っています」
Q:一番違いを感じたのはどの部分でしょうか。
「やっぱり、ある程度ゴール前まではいけていたんですけど、ゴール前の厳しさとか強さとか。危ない場面を抑える力であるという、個人もそうですけど、そういったところで感じました」
Q:結果的にこれが今季最後の試合です。成長を感じられた1年だったのでは。
「そうですね。自分ではあんまりわからないんですけど、チームとして1年戦えて、徐々によくなっているのは感じていたんで、それを来年にはもっとよくなるように頑張っていきたいと思います」
Q:来年へ向けては。
「1シーズン戦ってみて、というのいはあるんですけど、基本的にやりたいことっていうか、目指しているサッカーのベースは変わらないんで、そこに肉付けしていく形で、僕たちの課題というのはゴール前での決定力であったり、ゴール前のアイデアだと思うので。そこを良くしていければ、もっと良いチームになると思います」
●佐藤洸一選手(岐阜):
Q:試合の感想を。
「そうですね…シュートまでは持っていけるんですけど、あと一歩のところで壁が厚くて、なかなかゴールまでいけなくて。そうこうしてたら前半終了間際に失点してしまって、後半も追加点を取られて3−0という結果になって残念です」
Q:J2リーグでは16得点を挙げて活躍されましたが、J1と対戦してみていかがでしたか。
「どっちかっていうと、名古屋はゴールまででブロックを作って、前でも受けられたんですけど、ゴール前で体張ってきて、J1のチームっぽい感じがして。何か新しい、勉強になりました」
Q:今シーズンの集大成として、満足のいく試合ではありましたか。
「そうですね…プレシーズンの時と比べたら、結果は3点差に離れたんですけど、内容はその時に比べたら、今回の方が自分たちのやってきたことは出せたと思うんですけど。やっぱり結果がついてこなかったんで。まだまだ差がすごくあるんだということを実感しました」
Q:ルーキーイヤーです。来年以降が楽しみですね。
「そうすね。今年はある程度活躍はできたと思うんですけど、監督も変わりますので、スタメンの保証もない中で、まずはキャンプ、その前のオフからサッカーのことを頭から離さないようにして、一から取り組んでいきたいと思います」
以上
- ルヴァンカップ決勝2024
- 2024 明治安田Jリーグ終盤戦特集
- アウォーズ2024
- bluelock2024
- THE国立DAY
- 2024 明治安田Jリーグ フライデーナイトJリーグ
- 2024JリーグYBCルヴァンカップ
- Jリーグ×小野伸二 スマイルフットボールツアーfor a Sustainable Future supported by 明治安田
- AFCチャンピオンズリーグエリート2024/25
- AFCチャンピオンズリーグ2 2024/25
- はじめてのJリーグ
- FIFAワールドカップ26 アジア最終予選 特集ページ
- 2024天皇杯
- 明治安田Jリーグ 月間表彰
- 2024Jユースカップ
- シャレン Jリーグ社会連携
- Jリーグ気候アクション
- Jリーグ公式試合での写真・動画のSNS投稿ガイドライン
- J.LEAGUE CORPORATE SITE