12月5日(土)J2 第51節 岐阜 vs 徳島(12:30KICK OFF/長良川)
スカパー!生中継 Ch179 12:20〜(解説:大野聖吾、実況:松井秀、リポーター:桑原麻美)
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密度の濃い2009年シーズンがいよいよ最後の試合を迎える。といっても、岐阜にはまだ天皇杯という大事な大会があるが、リーグはひとまずこれが最後。密度の濃かった2009年J2リーグ戦をよりいい形で締めくくるために、この一戦は勝ちにこだわりたいところだ。
この試合はMF菅和範が出場停止から復帰。彼の復帰は非常に心強い。豊富な運動量を誇る彼は、岐阜の攻守の切り替えの早いサッカーに欠かせない存在である。彼が居ることで、MF橋本卓も守備と攻守のつなぎに専念することが出来、チームとしての攻守のバランスを保つことができる。この2人の中盤のコンデンサーを軸に、MF嶋田正吾、DF秋田英義らの援護射撃を受けた、西川優大と佐藤洸一の2トップがゴールに襲い掛かる。最終戦で岐阜が1年をかけて築き上げたサッカーを見せつけたいところだ。
一方の徳島は前節の仙台戦を0−4で大敗するなど、5試合勝ち星から離れている。さらにDF登尾顕徳、MF倉貫一毅のセンターライン2人が出場停止。しかし、その一方で、攻守の要となっているMF青山隼が出場停止から復帰してくる。青山は今年から徳島に加入したが、その高い守備力とハードワークできる献身的なプレーで、たちまち中盤の核としての地位を確立。今や徳島にとって無くてはならない存在に成長した。今年の好調・徳島を支えてきた相棒の倉貫がいないのは痛いが、彼はこの1年間で攻撃力も身に付けており、岐阜にとってはもっとも警戒しなければいけない選手だ。
相手がどこであろうが、岐阜のサッカーを貫く。これはこの1年間、松永英機監督の信念として貫かれてきた。第1クールはチームを一新したばかりで、戦術の浸透と選手に経験を積ませることに注力し、第2クールは土台となるサッカーが展開できた。第3クールは土台からエラーが生じ、それを修正する作業と積み上げの作業を同時に行った。それぞれの状況に合わせて、結果は上下したが、芯はぶれていなかった。だからこそ、最後まで貫徹することで、来季の明確なヴィジョンが見えてくる。
現在2連敗中であり、最終戦できっちりと勝って、この流れを断ち切って、天皇杯の名古屋戦に挑みたいのは間違いないが、単純に勝つのではなく、内容も岐阜らしい躍動感溢れ、走り勝つサッカーで中身が熟した戦いを見せてほしい。
つまり、『長良川劇場』の千秋楽を岐阜のサポーターに最高の舞台として届けなければならない。今年、変わったのはチームだけではない。明らかに周りのサポート体制は格段に整ってきた。サポーターは増え、地元の関心も増し、サポートしてくれる企業も次々と名乗りを挙げてくれている。さらにこの試合では、岐阜がJ2参入後初となる胸スポンサーがついたユニフォームが披露される。岐阜県関市にある『シーシーアイ株式会社』が2010年1月31日まで胸スポンサーとしてサポートしてくれることとなった。
堅実に、そして着実に前進を続けるFC岐阜。まずは一つの締めくくりとして、『長良川劇場』、今年最後のステージが開演する。
以上
2009.12.04 Reported by 安藤隆人
J’s GOALニュース
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