11月29日（日） 2009 J1リーグ戦 第33節
千葉 0 - 2 大分　（16:03／フクアリ／13,642人）
得点者：16' 清武弘嗣（大分）、65' フェルナンジーニョ（大分）
スカパー！再放送 Ch183 11/30（月）05:00〜（解説：川本治、実況：八塚浩、リポーター：飯田留美）
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●江尻篤彦監督（千葉）：
「すみません。長々とセレモニーをやりまして。ご協力ありがとうございます。
大分の今のチームは本当に素晴らしくいいチームに生まれ変わって、僕自身がチームを分析した中で大分が今、一番いいサッカーをしているのかなと。
日本人らしいサッカーをしているのかなというような印象を持ちながら、今日臨みました。その相手に対して我々もひるむことなく前に、大分と同じように走りたいと。走ってボールを動かしたいということでトライをしました。

正直、相手のほうが役者が揃っているのも試合をしてみて（感じたし）、僕らよりも上だなと。その中でやっぱりどういう戦い方をするかというのが今日の大きなポイントであって、前回、天皇杯（３回戦）で大分に行った時はしっかりディフェンスを組んで守ってカウンターというようなことをトライしたが、今日はもう自分たちがしっかり前でプレッシャーをかけて、逆に自分たちがボールを動かせる時はしっかり動かそうという形で、今日はゲームプランを立てました。当然、相手も我々がどの程度のボールポゼッションができるのかというのも分かっているので、前からプレッシャーをかけられてしまってボールを失うシーン、または失点に絡むような形を、自分たちから前に行こうと思って、それでミス絡みでという形が出てしまって、相変わらずいつものパターンなのかなというふうには思うんですが。僕自身はそれをやっぱりやらないとＪ２で１年で（Ｊ１に）復帰という言葉を実現するためには、失点が怖いからとか、ミスが怖いからといって、それを回避するということは今は全然考えてなくて、逆にもう出る膿は全部出し尽くして、次へのステップに何が我々に足りないのか。
もしかしたら、当然、いろいろなトレーニングの方法等もまた変えていかなきゃいけないと。でも、このチャレンジがないと、次へ進めないと、僕自身前節のＦ東京戦から考えまして、何点取られてもいいから自分たちで何かアクションを起こしてやろうというトライに関しては、選手はしっかり表現してくれたのかなと思っています。
まあ、前半のビッグチャンスで１つ、ゴールが決まっていればまた違った展開にはなったと思うんですが、それがサッカーですし、それは認めざるを得ないことなので。

次のＧ大阪戦に向けて、またＪ１の３位（第33節終了時）にいるチームに対して、どんなサッカーが僕らにできるのかなということをやはり追求していきたいと。
今日、最後の最後で大分に走り勝てなかった。その部分というのももっと追求して、Ｇ大阪にボールを動かされるかもしれないが、しっかり食らいついて、しっかり（ボールを）動かせるチャンスがあったら動かして、点を取りに行くようなサッカーをする。アグレッシブに戦うサッカーをやはり最後、（Ｊ１リーグ戦の）最終戦はやっていきたいなと思っています。
今日に関してはホームゲームの最後で０−２という形で、またサポーターを裏切るような結果になってしまいましたが、自分たちが前を向いてやらなければいけないことに関しては、選手はよく表現してくれたのかなと思っています」

Q:今日負けて最下位に転落したが、Ｊ２降格したあとでは順位ははあまり関係ないということですか？
「大分さんもそういうトライをしながらやっていると思っているので、大分はさておいて、僕自身は今日のゲームで何ができるかということが一番重要だったと思うのでね。
それが当然やれていれば勝点３が転がり込んでくると思っていたし、それが今一つ力不足だというところもはっきりと課題として僕の中に明確に残っていますので。
そういうところをやっぱり修正しないといけないかなと。Ｊ２の戦いに向けて、クラブとも話をしながら、またそういう話し合いの中でやっぱりしっかりとした、今、自分たちの足りない部分を分析して、しっかり話し合っていかないといけないと思っていましたので。今日はそういう意味では、そういう順位というよりはホームゲームの最後を勝ちたかったということだけですね」

以上