11月28日(土) 2009 J1リーグ戦 第33節
F東京 1 - 0 神戸 (17:00/味スタ/28,664人)
得点者:87' 平松大志(F東京)
スカパー!再放送 Ch182 11/29(日)05:30〜(解説:田中孝司、実況:西岡明彦、リポーター:日々野真理)
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●三浦俊也監督(神戸):
「遠い中を来ていただいたサポーターの皆さんに感謝したいと思います。結果に関しては、非常に残念というか、何としてもあの状況ならば引き分けなければならなかったゲームだったと思います。立ち上がり、序盤からF東京がFWの2人、速い選手・強い選手にボールを入れてきてた。それを何とかクリアしたあとにセカンドボールを拾う能力が高くて2次攻撃につなげられてという形で、劣勢の前半を終わりました。その中で、フィジカル的なコンタクトの強さ、運動量という面ではこちらが下回っていたなという印象を受けました。ということで、このままずっと守備の時間ばかり増やしていても厳しいかなと思ったので、逆の考え方で少し攻撃的にしてボール持つ時間を増やそうと思って、ボッティを中盤の真ん中に置きました。後半に関して、守るリズムは徐々に出来てきて、相手も攻めあぐねる場面も出ましたが、最後の大きなビッグチャンスが、キーパーが弾いた後のセットプレーから入れられてしまったということです。あれに関しても、守り切れなければ絶対にいけないという場面だったと思います。みすみす勝点を落としたかなという印象を持ちました」
Q:宮本選手を代えたのはボッティ選手を真ん中に置きたかったからか? 実際に置いてみての評価は?
「ある程度、ゲームに安定感が出ました。とはいえ中盤で(金)南一やボッティが触る場面が増えましたが、相手のDF4枚のところと我々の前の4枚のマッチアップでは、今日はやはり効果的なプレーができなかったということだと思っています」
Q:柏が引き分けて残留が決まったが、それについては?
「率直な印象というと、今日の試合の内容が非常に不満足で、自力で残留を決められなかった。悪い内容でも引き分けていればそれでも良かったと思いますが、それに関しては、個人的には悔しい思いをしています。が、勝点を31まで積み上げ結果的に残留を決めたのは、私が監督を代わった8月から選手が非常に集中してトレーニングをやって少しずつ勝点を積み上げたということ。それに関しては、感謝したいという気持ちはあります。ただやはり、私自身としては、ただ残留させるだけではなくてもっと上を目指せるチームだと思っている。今日の内容というのは、残留の満足というのとはまた別に、不満足なところでもあります」
Q:最後の最後まで残留をすっきり決められずにここまで来てしまったのは、長いスパンで見ると、どのあたりが足りなかったか?
「最終戦が終わった後も同じような質問が出るかと思いますが、私が言うことかどうかわかりませんが、8月に来た時点以前の問題で、まずは神戸は残留争いをするべくしてした部分があった。何故かというと、シーズンの最初にレアンドロと大久保を失ってしまった。彼ら2人で30点近く取った選手がいなくなれば、それはもう戦力ダウンは当たり前。なおかつ代わりにとった外国人が試合に出ていないということであれば、降格争いは必然だったと思います。大久保が戻ってきましたので、そこで少しは得点が入ったりもしましたが、やはり去年から勝点に差が出たというのは、簡単に言うと戦力ダウンしたのだと思っています」
Q:最終戦に向けての意気込みを。
「ホームゲームでいつもすばらしいゲームができていますし、最後本当に勝点3を取って締めくくりたいなと思っています。それだけですね」
Q:戦力ダウンがあって降格争いが必然だったということですが、このままのメンバーでやるとしたら、また降格争いになるでしょうか?
「必ずしもそれは言えませんが、ただ、我々には得点を10点以上取っているFWが1人もいません。これはやはり、上位で争うのには力が足らないと思います。ほかのチームを見ればわかりますが、優勝を争うチームであれば、10点以上取る選手が2人3人は必要でしょうし、トータルの得点、あるいは失点の部分を見た場合に守備はああやってなんとか頑張れる部分があります。今日は河本・北本の部分はフィジカル的な話をしましたけれど、彼らはF東京の選手たちと同等の力は出せていたと思います。でも攻撃の得点の部分では、たぶん今のメンバーで行かなければならないとしたら、特に我々の場合はターゲットマンがいませんから、いつも空中戦では競り負けて、セットプレーでは失点してということになります。これはもう厳しいと言わざるとえないと思います」
以上
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