11月28日(土)J1 第33節 F東京 vs 神戸(17:00KICK OFF/味スタ)
スカパー!生中継 Ch182 16:50〜(解説:田中孝司、実況:西岡明彦、リポーター:日々野真理)
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F東京が神戸を迎え、今季ホーム最終戦を戦う。F東京はAFCチャンピオンズリーグ出場権が得られる3位以内の可能性が消滅した。残すは、天皇杯の結果次第(リーグ3位以内のクラブが優勝)ではあるが4位での繰り上げ出場しかない。対する神戸は、未だ残留争いの渦中にいる。ここで勝点3を奪って、最終節を残して残留を決定したいところだ。
神戸は、三浦俊也監督就任後、守備が安定して堅守速攻というらしいカタチを取り戻しつつある。「オーガナイズされた守備と、ボールを奪ってから個性が際立つ攻撃を仕掛けてくる印象がある」と、城福浩監督。今節はDF石櫃洋祐が復帰するが、DF小林久晃、MF松岡亮輔が出場停止となり、最終ラインにはけが人も多い。ただ、選手全員が高い守備意識を持っており、メンバーが代わっても守備をベースにしたサッカーは変わらないはずだ。F東京としては、神戸の中盤と最終ラインが組む2枚のブロックをいかに広げられるかがゲームのポイントとなる。
F東京は前節、自分たちのサッカーができず、千葉に1-2で敗れた。千葉の前線からのプレスに苦しみ、90分間を通して安定的にボール運びができなかった。改めて課題が浮き彫りとなってしまった。
「ボールの運ぶためには、もっと広さと深さを持ったポジションを取らなければいけなかった。背後やワイドを相手に見せたり、DFの間に割って入るような動きが足りなかった。相手が崩れていないところを強引にこじ開けられるわけではない」(羽生直剛)
MF梶山陽平の出場停止も大きかったが、羽生の“深さと広さ”という視点では梶山の不在以上に個々のポジショニングのまずさが目立ったといえる。このポジショニングの修正は、神戸の組織的な守備を崩すためには不可欠だ。
F東京は今週、個々がボールの動きに連動してポジションを取り直すことを意識したトレーニングを行ってきた。これが実践できれば、ボールをキープする時間は確実に増えるはずだ。だが、それだけでは得点を奪うことはできない。得点を生み出すカタチが必要だ。今節は、梶山に加え、平山相太も出場停止で欠く。ボールの収まりどころを2人も欠いた状況で、ホーム最終戦を戦わなければいけない。城福監督は「課題を踏まえて役割分担をはっきりさせた」と話した。今週はMF田邉草民らが主力組に入ってプレーをした。ゴールを奪うには、中盤の2列目に入る田邉と中村北斗の役割がポイントになりそうだ。
「ヨネ(米本拓司)や、(田邉)草民とゲームを作りながら、(中村)北斗のところで一対一ができるようなカタチをイメージしている。(鈴木)達也と(赤嶺)真吾も相手の背後に引っ張ることが出来れば、いいカタチはできると思う」(羽生)
右のワイドに張ったところで中村が攻撃の起点となれれば、中央には横からのボールに強さを発揮する赤嶺が待ち構えている。そのためには田邉が多く、クサビでボールを受けてマークを集めなければいけない。攻撃のバリエーションは決して多くないが、このカタチを多く作り続ければ、神戸の堅い守備をこじ開けて得点も生まれるはずだ。
F東京が神戸の堅守に挑む今季ホーム最終戦は、明日17時、味の素スタジアムでキックオフする。
以上
2009.11.27 Reported by 馬場康平
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