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【J1:第32節 千葉 vs F東京】江尻篤彦監督(千葉)記者会見コメント(09.11.22)

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11月22日(日) 2009 J1リーグ戦 第32節
千葉 2 - 1 F東京 (13:03/フクアリ/14,247人)
得点者:25' 新居辰基(千葉)、30' 赤嶺真吾(F東京)、46' ネットバイアーノ(千葉)
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●江尻篤彦監督(千葉):

「先週、我々にとっては歴史的な2部(J2)落ちというものを経験して、天皇杯を1試合挟んだがそこで岐阜に無様な試合をして、本当に今週、このF東京戦まではメンタル的な部分を、『俺らはもっとやれるよ』というところを強調してやってきました。具体的にはこの試合でも出ていたんですが、後ろからしっかりビルドアップすることが僕のやってきたこと。何回か平山、赤嶺にプレッシャーをかけられてうまくつなげない部分もあったんですが、『ミスを恐れるな。チャレンジをしよう』と。そういう形でGKも含めて何回かビルドアップを後ろからやりながら、中盤で工藤と中後が受ける形で相手を集結させて、そしてサイドで起点を作ったときにサイドのスペースでアクションを起こすという狙いが随所に出て、1点目の崩しなんかはまさにそういう形が取れたと思います。
やってきたことがそのまま今日は結果として出たということと、やっぱり11月8日に川崎Fとのアウェイ(ゲーム)で2部に落ちたということの選手のプライド、意地を出してホームで絶対に勝つという気持ちを前面的に表現してくれたというふうな形ですね。
試合とはちょっと外れるんですが、冒頭に社長のあいさつがあって、そういう意味も含めて選手も思いが今日のゲームにあって、そういうものをしっかり戦う、相手よりも最後まで走る、あきらめないというのが90分間表現できて勝点3を取ることができたというような形だと思っています」

Q:前半、先制ゴールを決めた後、足を止めて守りに入って、人数が多いのに簡単にワンツーで崩され同店にされた。後半同じようにリードしましたが、今度はリードした後の現象が全く違った。そのへんはハーフタイムに何か意識させたようなことはありましたか?
「当然、失点の場面は中に行かせないというトレーニングをずっとしてきたんですよね。 F東京はあそこでバイタル(エリア)を突いてきて3人目が入ってワンツーをかましてきたり、3人目がゴール前で崩すというパターンの点の取り方を分析している。まずはあそこでなぜ中に行かせたのかということで、後半は絶対にあれを中に行かせずにクロス(ボール)で対応しようと。あとはやっぱり我々は行くところまで行きついてしまっているので、怖いものはないだろうと。相手が1枚少なくなったり1点リードしたからといって守ることをするなと。点を、3点目、4点目を取りに行けと。当然、お互いのシーソーゲームに、こういう形になるんですが、元々僕が学んできたサッカーというのもそれしかないので、2−1で終わる、1−0で終わるというゲームは僕はしたくない。3点目、4点目。2点目を取られたら3点目を取り、3点目を取られたら4点目を取るというサッカーを僕はしたいと思っているし、このチームはそういうチームだと思っているのでね。最後まで足を止めずに走る。そういうシーソーゲームのような打ち合いができるような技術的な部分とメンタル的な部分とフィジカル。これをもう一度鍛え上げないとこういうサッカーはできないと思っている。今日はたまたまF東京が1枚少なくなったから、こういうサッカーができたのであって、同数だとちょっと難しい部分もある。今日のようなゲームでちゃんとした人数のもと、打ち合える。お金を払って見に来ているお客さんはおもしろいゲームを見たいと思っているので、僕は1−0で沈めるゲームよりは2点目、3点目、4点目を取るようなチームにしたいなと思っています。ハーフタイムには『恐れるな。前に行け。ボールを奪われてもいい。それで失点してもいい。でも、それをトライしろ』と言いました」

Q:就任後、リーグ戦での初勝利になりますが、勝利の味は?
「本当に長かったですね。もうちょっと早くこういうサッカーを僕が選手にさせてあげていたら、先週のようなことはなかったと思うんですが、そこが悔しい。僕自身が勝敗に、降格争いの波に呑まれてしまった部分も正直、あると思います。でも、今日のようなサッカーをできるということを選手もわかってくれたと思うし、しなければおもしろいサッカーをできないということを僕自身も再確認できた。顔を上げて前を向いて、今日のようなサッカーを続けてできるようにしたいと今日の勝利で思いました」

Q:今日のサッカーはこれまでに比べ素晴らしかったと思いますが、それができたのはメンタルの問題だけなのでしょうか?
「メンタル的な部分はやっぱり大きい。下の争いを毎年毎年続けてきて、何とかチームが乗りかけていた部分で勝てなかったのも正直あった。そういう部分での弱さも出ただろうし、キープレーヤーになる、僕自身は僕の今あるサッカーの中でアレックスの左サイドバックというのを就任当初から考えていて、彼が積極的に出てきてくれると。やっぱり、誰かがアグレッシブに出てこないとチームって動かないんですよね。それにつられて工藤が2列目から出る。米倉が思いきったプレーをしてくれる。それにつられてベテランの坂本も前に来てくれる。1つのキーパーソンのパズルで表わすと、アレックスのパズルが今までちょっと欠けていた部分はあるかなというふうに思っています」

Q:巻選手の状態は?
「捻挫ですね。そんなに重い捻挫ではないんですが、ちょっと様子を見ながら経過を観察しながらという形になると思います」

Q:来年、2部に行きます。めちゃくちゃ試合数も多い。いろいろな意味で攻撃的なサッカーを続けていくのは厳しい状況もあると思うんですが、これを続けるぞ、とお考えですか?英語でいうとスクウェアというような感じだと潰れちゃうような気もするんですが、どうでしょうか?
「今言われた通り、ただ今度、J2もホーム&アウェイの2回戦制になりそうなので、今までよりもマックス4試合多いだけになりそうです。4試合多いだけだと、J2はヤマザキナビスコカップがない分、総試合数ではほぼ同じになると。そういう計算も僕自身もしているし、夏場のそういう時期でいつ、どこでというのがポイントになってくると思うんですよね。当然、全部が全部、夏場の消耗する時期にこういうサッカーを続けていくというのは難しいんですが、その準備としてのフィジカル的なトレーニング。人をどうやってかけるか。いつ、それがどこに出ていかなければいけないんだというトレーニングはできると思うので。今度はそれをどこで表現できるかというのがポイントになってくると思うので。基本的には選手にはやるぞという形で、トレーニングを休みなく走り続けるような形になってくると思います」

以上
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