11月21日（土） 2009 J1リーグ戦 第32節
浦和 3 - 2 磐田　（14:03／埼玉／43,619人）
得点者：21' エジミウソン（浦和）、55' 前田遼一（磐田）、59' 前田遼一（磐田）、82' エジミウソン（浦和）、89' エジミウソン（浦和）
スカパー！再放送 Ch308 11/22（日）08:00〜（解説：川本治、実況：西岡明彦）
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●エジミウソン選手（浦和）
「（決勝点を）決めた瞬間は喜びが爆発したし、みんなも本当に喜んでいた。みんなに感謝したいし、最後の点はチームメイト、サポーター、みんながひとつになって生まれたゴールだった。本当に難しい試合だったが、みんなの『逆転したい』という想いが表れた試合だった。ジュビロをリスペクトしているが、今日の勝利は妥当だったと思うし、サッカーというのは結果がすべて。今日の勝利はチームメイトみんなとベンチの選手、最後まで諦めずに応援してくれたサポーターが一緒になって、みんなが同じ気持ちになって生まれた勝利だった」

Q：１点目のあとのゆりかごパフォーマンスは？
「今、妻が妊娠しているので、今週はもしゴールを決めたら何かやってくれとリクエストされていた。今日はみんなもそうだと思うが、自分自身も本当に喜び合えた。１点目に関しては、後ろの方からボールを運んで、タカ（高原）の素晴らしいクロスがあって、素晴らしいゴールだった。（３点目は）ボールの芯を捉えて強く蹴れたというのもあるし、蹴った瞬間に入ったと思ったし、ゴールが生まれて本当によかった。凄く嬉しかった」

Q：前線でのポジショニングについて。
「監督からも言われて、前線の４人は常にポジションチェンジしたり、動いたり、運動量を意識していた。前の選手も後ろを助けなければいけなかったと思うし、あまり負担をかけずに、下がってディフェンスをしたりということを意識していた」

●エスクデロ・セルヒオ選手（浦和）
「失点のところはマークがずれたりとか、CKのときは残念ながらハジ（細貝）と闘莉王さんのマークがずれてしまった。でも、そのあとの勝ちたい気持ちというのは僕らが上回っていた。後半入って最初に転んでしまったが（苦笑）、そのあとはチームのために走ってやろうと思っていたし、そのなかで２点目につながるプレーができて凄いよかった。ただ、自分で入れられたのに入れられなかったというのが、自分は本当にまだまだだというのを痛感したし、これからもっともっと努力して、もっともっと頑張らないと今日出ていた選手に追い付けない。そこに追い付くにはもっともっと努力しないといけない。僕のシュートも含め、なかなか入らなかった３点目がああいう風に入れられたというのは、みんなに勝ちたい気持ちがあって、サポーターもずっと応援してくれたので、そこが一番の勝因だと思う。こういう試合になると気持ちが凄い大事だし、走り切るか走り切らないかだと思うので、今日はみんなが最後まで諦めずに戦った結果が勝利につながった。これを忘れないで、次の京都と鹿島にぶつけたい」

●鈴木啓太選手（浦和）
「10分、15分のうちに２点を取られたのは反省点。チャンスがあれば追加点を取って、自分たちの形でという部分はあったが、少しプレッシャーが弱くなってしまった。ただ、ジュビロも前半よりもサイドをうまく使ってきたというのはある。それにしても、自分たちの対応はちょっと遅かったかなと。前半も後半も、失点した時間帯を除けば前線から非常にいいプレスをかけてくれていたので、それほど危険な場面は作られていないと思う。これからやろうとしていることは出たのかなと。（足の具合は）すぐには分からない。スパイクが入ったと思う。（決勝点は）本当にいいゴールだった」

●高原直泰選手（浦和）
「（先制アシストのシーンは）とにかく無駄なことはしない、シンプルに駆け上がって、その流れでセンタリングを上げる。とにかく一番大事なのは流れだと思うし、その流れを自分であえて断ち切らないこと。無駄な切り替えしだとか、無駄なプレーを本当にしないこと。パスが出た勢いのまま、自分が飛び出した流れのまま、そのまま上げ切ることを意識した。中は１枚しかいなかったけど、うまく合ったし、エジ（エジミウソン）もしっかり決めてくれた。点の取り方としては凄いよかったと思うし、そのあともっとうまく自分たちがゲームをコントロールして、２点目をねらえるような形を作っていければよかったが、そこがまだまだだと思う。（守備については）相手を追い込んで、ある程度限定したなかでディフェンスができれば楽になると思うので、まだその辺は今後の課題。その辺をもっとよくしていければ、チームとしてまとまっていくと思う。（攻撃については）チームとして、俺もそうだけど、惜しいチャンスがたくさんあったが、そういう場面を決め切れないなかでなんとか逆転して勝ったということはよかったと思う。残り３試合のなかで、自分たちとしては結果を残して、どんな形であっても勝点３を取っていくことが非常に大事になる」


●駒野友一選手（磐田）
「もう一歩助けにいければ、もっと簡単にゴールを取ることができたかなと思う。こぼれたボールが全部相手にいってしまった。でも、最後までマークに付くことはやらないといけない。そこは最後、時間も時間だったし、最後のワンチャンスだったと思うので、なんとか大きく蹴り出したかった。何よりシュートがうまかったことは確かだが、あそこにプレッシャーにいけなかったことは、ほとんどが自陣に入っていたわけなので、そこで詰めることができなかったことは、もったいないというか。最後引き分けでいけたところだったので、次に切り換えて頑張ります」

以上