10月31日（土） 第89回天皇杯3回戦
京都 1 - 2 甲府　（13:01／西京極／2,812人）
得点者：21' 豊田 陽平（京都）、35' 金 信泳（甲府）、107' 片桐 淳至（甲府）
☆天皇杯特集
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●加藤　久監督（京都）：
「こんにちは。前半いい形で点を取りましたけど、その後の流れでいえば、こちらの方が積極性を欠いてきたというか、多分、点を取った辺りまではゲームのテンポも悪くありませんでしたし、内容的に、修正するところというのは見当たらなかったと思います。その後の時間帯、延長が終わるまでに関しては、一言でいえば動けなかったということに尽きるのではないかと思います。何とか、相手のボールを取って攻撃に、と言う時にでも一人一人の反応の遅さとか、あるいはサポートの動き直しとか、あるいはもっと技術的なことで言えば、単純なトラップミスとか、パスミス。これは多分、一つは暑さの影響というのもあったのかも知れませんし、疲労が抜けきってなかったというか、コンディショニングの問題もあったと思いますし。我々が勝目を、勝ちをどっかから見つけるのが難しい試合だったと思いますし、あれだけ運動量とか、あるいはボール際で負けてセカンドボールも拾われてという展開になって、勝ちゲームに持って行くというのはよっぽどの幸運が無ければできなかったなと思います。何回かの決定的なチャンスも向こうに作られていましたし、そういう意味では今日の試合は本当に完敗だったと思います。色々な要因が重なって選手の運動量とか、集中力、反応そういうものに色んなものが影響したと思います。特に、週の前半のトレーニングの疲労が抜けきってなかったのかなという印象は持ちました。ただ、そういういい訳をこのホームの球技場でしたくはなかったんですけど。いずれにしてもコンディショニングの失敗というのは今日の試合に影響を与えた大きな要因だったと思います」

Q:ポジションを色々と変更していたが、その意図は？
「どこのポジションを取っても運動量が足りないといいますか。へばっているというところがあったので、それを、少しポジションを変えながら、選手の意識を少し変えるということで運動量を引っ張りだそうとしましたけども。相手がボールを持った時には、寄せのところ、分かっていても寄せきれない。筋肉にかなり疲労が残っていたのだと思います。そういう部分、選手交代を色んなポジションで考えなければならない試合だったと思います。それを、代えないで意識を変えて良さを引き出すということをチャレンジをしましたけど、そういうことはあまり効果的に発揮できないほど全体的に疲労の、暑さの影響もあったかも知れませんけど、いずれにしてもちょっとやっぱり何かしらホッとした部分があってこの試合に臨んだのかなと、ゲームをやりながら感じていたところはあります。選手交代を使わないで何とか動きのメリハリを出そうと動かしたことは確かです」

Q:甲府の印象を？
「相手チームのことについては相手の監督さんに聞いて下さい。我々は、今日の試合ではいい所を見せられなかったし、それを出させないようなサッカーをしていたと思います」

以上