10月31日(土) 第89回天皇杯3回戦
G大阪 6 - 1 福岡大 (13:00/万博/3,459人)
得点者:21' 遠藤 保仁(G大阪)、33' ルーカス(G大阪)、49' 永井 謙佑(福岡大)、53' ルーカス(G大阪)、58' 加地 亮(G大阪)、64' ルーカス(G大阪)、87' 下平 匠(G大阪)
☆天皇杯特集
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●乾 真寛監督(福岡大):
「J2の水戸さんには互角の試合が出来たかなと思いましたが、やはり今日は、実際に頭では分かっていてもJ1のトップのチーム、ガンバさんの質の高さという部分で、前半は若干、消極的にさがってしまったのが大きく響いたのかな、と。遠藤選手のFKにも度肝を抜かれましたが、全体として永井に対してもう少しいいサポートをしてあげないと、彼個人だけの力だけのサッカーになってしまっていましたので。夏の全国大会以降、どうしても九州の中での戦いしかしていなくて、目線が少し下がってしまっていたのかな、と。やってみて本当にJ1のトップとの差を感じましたので、これから後、大学選手権もありますので、この差を前向きに捉えて、夏以降負けていなかったので…リーグ戦も含めて、そういう意味で本当に、本物のサッカーを感じさせていただきました。ガンバさんはおそらく本気の半分も出ていないとは思いますが、今日はいい経験をさせてもらったと思って、これをまた前向きに捉えて次に繋げたいと思います」
Q:ガンバとの差はどういうところに感じたか?
「プレスをかけにいこうとした時に、ガンバさんの場合は必ずつなぎの中に1タッチプレーが入ってくるんですよね。その1タッチプレーの、やはりパスを展開する広さだとか、視野の広さだとか、そういったものがやはりJ2のクラブとは全然違うなということを強く感じました。そのあたりがだんだん体力的にボールを散らされて、後半ああいう風な形になってしまったのも、しょうがないんですが、そのあたりが一番アマチュアとの差として痛感しました」
Q:この大会での収穫点は?
「今回、大学のチャンピオンという形で大会にシードで出場させていただいたが、大学サッカーが勝った、負けたというところに留まらないで、Jリーグとの力の差をちゃんとこの大会で掴みたいと思っていましたので、そういう意味でJ2の水戸に1つ勝てたこと、またJ1の中でもトップを狙うトップクラスのクラブと戦えたことで、中途半端に自分たちの位置に満足せずに、選手たちの中には永井もそうですし、今日、再三の好セーブをしたGKの河田など、当然、Jリーグで活躍する選手になって欲しいと思っているので、そのあたりの力の差をはっきりと認識することが出来たのと、決してこの差を悲観的にならずに少しでも縮められるように前向きに努力していきたいと思います」
Q:前の試合もご覧になっていましたが、本来ならどういう戦いをG大阪相手にしたかったのか。
「もう少し中盤の低いブロックを高い位置に作りたかったんですが、やはり遠藤選手が入ることで、非常にシンプルなんですけれどもボールが動いていきますので、その守備ブロックがついつい後ろに下がってしまい、ボールにしっかりとしたプレッシャーがかからなかったという部分があったというところと、あと、今日はルーカス選手は非常に気持ちよく帰られるでしょうが、本当にあのシュートレンジであの距離をあけると、あれだけのシュートを打たれるということですね。そのあたりが違いとしてハッキリ出たと思います」
以上
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