11月3日(火)ヤマザキナビスコカップ 決勝 F東京 vs 川崎F(14:05KICK OFF/国立)
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ヤマザキナビスコカップ決勝を目前に控える川崎Fが、本番を意識した実践的なメニューを増やしつつある。10月30日の時点で、決戦当日までに川崎Fに残されているのは4日間、4コマ分。時間にするとわずかに8時間ほど。悲願の初タイトルに向け、ここから急ピッチで仕上げられていく事となる。
川崎Fは29日に千葉を相手にJサテライトリーグを消化しているが、この試合に出場した選手のうち、数名が全体練習に合流し、対F東京戦のメニューを共にこなしていた。今季の川崎Fは保有選手数が少ない事もあり、まさに総力戦となっている。
そんな30日の練習メニューの中で気になったのが攻守の確認のための練習である。
まずはF東京を想定したチームが、主力と思われる組に対して攻撃を仕掛けるという練習がスタート。主力組であろう選手たちは、関塚隆監督からの指示を受け、この攻撃にどう対処するのかをシミュレートしていた。
続いて行われたのが、仮想F東京を守らせておいての攻撃の練習である。川崎Fの課題の一つとして遅攻時の精度の向上が上げられるがパスとフリーランニングの組み立ての中でいかに相手を崩すのかが、繰り返し練習されていた。この練習で特徴的だったのがワンプレーごとに行われていた攻撃側の選手たちの話し合いである。攻撃が完結すると、お互いに声を掛け合い、そのプレーについて確認するのである。コンビネーションプレーをより高い次元へと進化させるのには不可欠な練習だと言えるだろう。
全体練習の最後は5対5+GKのミニゲーム。ピッチ外にフリーマンが用意されたこのミニゲームではシュートシーンが多く見られており、GKにとっては忙しい練習となっていた。このミニゲームの終了後。日本人選手たちがストレッチを行う中、ジュニーニョとレナチーニョだけがシュート練習をスタート。エジソンコーチからのパスを受け、コーンを避けながらシュートを放っていた。ストレッチをする選手たちからはシュートを放つ度に声がかけられており、にぎやかなシュート練習となっていた。なお、ストレッチ終了後。横山知伸と田坂祐介が居残りで練習を行うなど若手選手は意欲的に練習量を増やしていた。
ちなみにこの日が誕生日の井川祐輔は「ナビスコ杯取れるようにがんばります」と話しつつも「卵がないのは、それはそれで寂しいですね」と少々寂しげだった。
以上
10/30(金)川崎Fの様子をフォトでもチェック!
※F東京側の直前練習取材は、明日実施予定です。こちらもお見逃しなく!
2009.10.30 Reported by 江藤高志
J’s GOALニュース
一覧へ【ヤマザキナビスコカップFINAL直前!】10/30(金)川崎F練習レポート:F東京を想定した練習で攻守のポイントを確認。大事な本番に向け、徐々にテンションが上がりつつある。(09.11.02)