10月31日（土）J2 第44節 愛媛 vs 熊本（14:00KICK OFF/ニンスタ）
スカパー！生中継 Ch181 13:50〜（解説：サカクラゲン、実況：堀本直克、リポーター：重橋秀香）
勝敗予想ゲーム | 皆の投稿で作るスタジアム情報
----------
★福田健二選手の会見コメント

本日、南海放送サンパーク・愛媛FCクラブハウス２Fにて福田健二選手の加入発表会見が行われました。会見に出席した代表取締役社長　亀井文雄氏、ゼネラルマネージャー　佐伯真道氏のコメントは以下の通りです。

●代表取締役社長　亀井文雄氏：

「皆さんお忙しい中、愛媛FCの事務所にお越し頂きありがとうございます。また、日頃から大変お世話になり、ご協力いただき感謝いたします。今年の数少ない愛媛FCの明るい話題で、今年最後と言えば大げさかもしれませんが、福田健二選手が加入してくれるということで、先日プレスリリースをさせていただいておりましたが、今日は会見ということで、皆様に取り上げて頂こうと思いお集まり頂きました。

福田選手は皆さんご存知の通り好青年で、今年の初夏には家族の皆さんともお会いして、ぜひ愛媛FCに来て頂くよう話もさせて頂きました。彼のいろいろな経歴も日本を始め海外、いろいろな所でプロサッカー選手として活躍され、本当に人に言えない苦労をされてきていますが、彼自身の性格もあってそのことを全く見せず、明るくさっぱりとしていて親しみの持てる、また頼りがいのある好青年だなという私の印象を持っています。

そんな彼ですから、いろいろな経験を、若手の指導というかケアもしてくれればと思っていますし、同時に愛媛FCの戦力としてもFWということでどんどん点を取って欲しいと思います。地元愛媛出身の選手である以上、愛媛の、地元の県民に当然愛され、応援してもらい、現時点でも大木選手や青野選手、渡辺選手、越智選手がいますが、その4人に加わって愛媛出身選手として活躍して頂き、皆さんにもいろんなところで取り上げて頂いて、愛媛FCを盛り上げてもらえればということを私自身も考えています。

今季のチームの成績はご覧の通りですが、今季、彼は試合に出られませんが、来季に向けての調整をし、早く慣れて来季は頑張ってもらいたいですし、チームの顔になってもらいたいと思います。どうか皆さんのご協力もよろしくお願いいたします」


●ゼネラルマネージャー　佐伯真道氏：

「私の方からは、獲得の経緯を簡単にご説明させて頂きます。まず福田選手は地元選手として、Jリーグならびにヨーロッパや南米など複数のクラブで試合に出場し、コンスタントに得点も取って活躍されています。そういう選手が今回、愛媛FCに帰ってきてくれるといいますか、加入してくれることに関しては、本人は当然ながら、移籍に関わってくれた多くの方、福田選手の家族も含めて感謝を申し上げたいと思います。

経緯に関しましては地元出身のストライカーということで、少なからず、愛媛がJリーグに上がってからは、興味と、加入してもらいたいということを望月一仁前監督とも話していました。ただ、接触は代理人を通じてしていましたが『いずれは』という言葉がつきまといました。当然、当時はスペインや南米で試合にも出てどんどん上がっている選手で、Jに上がりたてのクラブとしては、遠い先の話としてずっとしていたというのが現実でした。

たまたま今年の6月に、代理人からギリシャから一時帰国するという連絡があり、まず東京で会いました。そしてお母さんの墓参りで愛媛にも帰るということで、亀井社長とも会ってもらい、その時に愛媛FCのクラブの現状や将来こうしたいということを話した上で、彼の意見もいろいろ聞きました。そのときも『いずれは』という話で終わりましたが、一応、クラブとしては正式にぜひ愛媛でやってほしいということは伝えました。ただ、ギリシャとの契約やその他のこともあって、もう1年はヨーロッパでやるということでしたのでギリシャに旅立っていきました。

その後、8月の下旬だったと思いますが、マスコミの方からギリシャのクラブで重大な契約違反があり、フリーの立場になったことをお聞きして代理人と会い、愛媛のことも考えて欲しいということを代理人経由で伝えたところ、10月になって本人から代理人を通じて愛媛でお世話になりたいという言葉を頂いて今日に至りました。

6月にお会いしたときも、やはりサッカーに対しての真摯な姿勢と愛媛に対する郷土愛を私もすごく感じておりましたので、何度もお話しますが『いずれは帰ってきてくれる』とは考えていましたが、こんなに早く帰ってくれるとは思いませんでした。あと今季はJのウィンドーが閉じており、彼が愛媛に入っても公式戦に出場できないということで、これが我々にとってというよりも、彼にとってブランクを空けることがいいことか悩んだのですが、亀井社長も縁があるときにいこう、ということを話して、サッカー界も全部縁だと思いますし、そういう決断できてもらいました。本人も経験があるしまず問題ないだろうという判断で、今季は出場できませんが一緒にトレーニングをして、来季の頭からスタートダッシュして欲しいと思います」

以上