本文へ移動

今日の試合速報

国立競技場に10,000名様無料ご招待 9/14 19:00KO 国立競技場 FC東京vs名古屋
国立競技場に10,000名様無料ご招待 9/14 19:00KO 国立競技場 FC東京vs名古屋

J’s GOALニュース

一覧へ

【J1:第30節 清水 vs F東京】城福浩監督(F東京)記者会見コメント(09.10.25)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
10月25日(日) 2009 J1リーグ戦 第30節
清水 1 - 2 F東京 (15:03/アウスタ/19,275人)
得点者:3' 鈴木達也(F東京)、7' 岡崎慎司(清水)、39' オウンゴ−ル(F東京)
スカパー!再放送 Ch308 10/27(火)15:00〜(解説:福西崇史、実況:下田恒幸)
勝敗予想ゲーム | 皆の投稿で作るスタジアム情報
----------

●城福浩監督(F東京):

「われわれは、リーグ戦の立場から言うと、最終節に奇跡を起こすためには負けられない試合が、今続いている。とくに今日は、強豪の清水でもあるし、アウェーなので、非常に厳しい試合になると思っていた。リーグ戦の中で今日は天王山だという意識を持って臨んだ。
内容については、自分たちがポジションを大事にしてボールを動かして、清水の非常に堅いゾーンディフェンスをかいくぐって、我慢してつなげば必ずチャンスはあると思っていた。2点とも、相手を揺さぶって揺さぶって、最後は非常に落ち着いたクロスから、1点目はヘディングで、2点目が相手のオウンゴールだったが、オウンゴールでなくても詰めていたし、非常にわれわれの意図した攻撃ができたシーンだったと思う。
最後が、相手に特徴を出させない、ストロングポイントを出させないということを全員で意識しながら、もう少し後半最後のほうは精度が高ければ3点目のチャンスがありそうだったが、ビッグチャンスの前に少しミスがあって守る時間が長かったと思う。ただ、とにもかくにも清水相手に勝てた、われわれが最終節に奇跡を起こすための可能性を残せたというのは非常に大きいと思う。多くのサポーターが来てくれたが、今日はサポーターの方たちと一緒に喜びたい」

Q:今年5回目の清水との対戦で4勝1分という結果になりましたが、今年は負けの少ない清水に対して、これだけ良い結果を収められている要因は?
「僕らの中では、清水エスパルスはJリーグの中でもっとも守備の堅いチームという認識がある。今年4勝1分であったとしても、その認識は全然変わらない。ただ、去年はわれわれがつなごうとしている中で、清水の堅い守備からのショートカウンターでことごとく試合を落として、大量失点で負けた試合もあったし、われわれが目指すサッカーで清水のような堅い守備を崩したいと。それを目標に毎日練習してきたし、去年から取り組み続けて、積み上げてきたものが、少し形になってきたという意味では、清水に勝ったというよりも、あのように穴を空けない堅い守備に、われわれが動かしてスペースを空けて、こじ開けていくということがある程度できたというのは自信を持ちたい。もっともっと続けていければ、もっともっと良い攻めができるという確信を持てた、今シーズンの清水戦だったと思う」

Q:長友選手の交代の理由と状態は?
「ウォームアップのときに、ちょっと肩のアクシデントがあって、亜脱臼なのか脱臼なのか明日の検査を待ちたいが、多少なりとも外れた感覚があり、引っかかる感覚があった。ただ、元に戻ったので、本人がしっかりテーピングをすればやれるかもしれないということで送り出した。だが、相当やりにくそうだということと、あれ以上続けさせると、彼がさらに悪くする可能性もあったので、早めに決断した」

Q:清水の特長であるサイド攻撃を、今年の5試合ではすべてしっかりと抑えているように見えましたが、そのあたりは守備も堅くなったという手応えがありますか?
「どうやってサイド攻撃を抑えようかというのは、ずっとわれわれは研究してきたし、天皇杯で当たる可能性もあるので、詳しいことはちょっと言えないが、中盤とディフェンスの連携を密にしながら、受け渡しながら、自分たちの中盤が最終ラインに押し込まれないように、うまく3つのブロックを形成しながら、いかに相手に良い形を作らせないかというのは、ずっとやってきたこと。今日全部がうまくいったかどうかはわからないが、危ないクロスもあったので、それはもっともっと研ぎ澄ませていきたい。次にやったら、また清水に勝てるかといったら、僕はそういうゲームではなかったと思うので、また清水のようなチームに対して、しっかり守れてしっかり崩せるようなチームを目指してやっていきたい」

Q:メンバーが何人か変わった部分もありましたが、その中でしっかりとそれが遂行できたというのは、サブも含めて守備戦術がかなり浸透していると?
「そうですね。対清水というだけの守備ではないので。われわれがやろうとしている、ボールサイドでどういう守備をするのか、逆サイドでどういう守備をするのか、中で相手のパスワークが始まったときにはどういう守備をするのかというのは、ずっとこのチームがやり続けているものなので、そういう整理は、誰が入ってもできていると思う。ただ、精度に関しては、もちろん個人差はあるし、判断を変えていかなければいけない部分は個人の経験値の差があるが、チームが目指している方向というのは、誰が入っても戸惑いはないと思っている」

Q:前節は石川選手がケガをして、代わりに入った選手に関して、かなり不満を言われてましたが、今日のバックアップのメンバーの意識や姿勢についてはいかがですか。
「僕が前節でかなり厳しい言葉を言ったのは、4-0で勝ったから。勝ったからこそ、このままじゃダメだというのを伝えなければいけなかった。前節も、途中から出た3人の選手がとんでもないプレーだったかというと、全然そうではない。ただ、伝えたかったことがあり、これから最終節で奇跡を起こすために、もう一皮むけるために、僕はあのタイミングだと思ったので厳しいことを言っただけ。今回と前の試合で、途中から入った選手の心構えが大幅に違うかというと、僕はそうは思わない。ただ、前回4-0で勝った中で、みんながもう一度、最後まで可能性を追い求めるためにわれわれが何をやらなければいけないのかというのは、あれ以降みんなで共有できたと思うし、練習場でも同じような取り組みをして、その中でチョイスした今日のメンバーであり、前回出た選手が今回はたまたま出なかったが、僕は誰が出てもやれたと思っている。それぐらいみんなの、青赤のユニフォームを着て、ピッチに出ていくという心構えは、小平の練習場でできた状態で今回の遠征に来られたと思っている」

以上
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2024/08/01(木) 20:45 ハイライト:広島vsシュトゥットガルト【Jリーグインターナショナルシリーズ2024 powered by docomo】