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【J1:第30節 名古屋 vs 磐田】プレビュー:リーグ戦3連敗は絶対に避けたい名古屋。アウェイで煮え湯を飲まされた磐田へのリベンジを果たし、再び上昇気流へ乗れ!(09.10.25)

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10月25日(日)J1 第30節 名古屋 vs 磐田(15:00KICK OFF/豊田ス
スカパー!生中継 Ch183 14:50〜(解説:森山泰行、実況:吉田太一、リポーター:水谷陽介)
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2−6という誰もが予測しなかった結果となったAFCチャンピオンズリーグ準決勝第1戦からわずか中3日。サウジアラビアから失意の帰国を果たした名古屋だが、試合は待ってはくれない。次戦の相手は苦手としている磐田。ストイコビッチ監督指揮下ではいまだ勝利がなく、今季初戦のアウェイでも1−2で敗戦している。「自滅した感じ」と選手が語るように内容面でも完敗しており、その意味でも選手間にリベンジの気持ちは強いはずだ。

磐田は今季序盤こそ降格圏をさまよったが、前田遼一、イ・グノなど良質なストライカーに牽引され、現在は中位まで順位を回復してきている。2トップは高い補完性を持ち、前田が15点、イ・グノが11点と決定力も抜群。左右のアウトサイドには駒野友一と村井慎二という日本屈指のサイドアタッカーがおり、前線へのボール供給の質も高い。前節では鹿島と引き分けており、この終盤戦にきて戦力は充実してきている。

この試合の注目は、まず名古屋のメンバー構成となる。サウジアラビアで11人vs10人のハンディキャップマッチを戦い抜いたメンバーは、心身両面で疲弊しきっているはず。彼らを効果的に休ませつつ、フレッシュな面々を中心にスタメンを組むことが、リーグとACLの双方を戦う上では必要不可欠。磐田戦では出場停止の中村直志はもちろんのこと、吉村圭司、ケネディ、小川佳純らの消耗度は激しいように見えた。これまでも勝負どころで大胆なローテーションを敷いてきたストイコビッチ監督が、この過密日程の中でどのような起用法を見せるか楽しみだ。

ピッチ上では、やはり名古屋のゴール前が熱い。前田、イ・グノに相対するDF候補は、吉田麻也、増川隆洋、竹内彬、佐藤将也といった面々。吉田の疲労度も気になるところだが、DFリーダーとしての役割を考えれば欠場は考えられない。インフルエンザ渦でACLを欠場した増川が復帰すれば吉田を休ませることもあり得るが、現状では吉田のパートナーに誰が選ばれるかが最大の焦点となる。ACLの敗因のひとつとなった退場劇の当事者・竹内に挽回のチャンスを与えるか、ACL準決勝第2戦を見据えて佐藤を試合慣れさせておくか。指揮官がいかなる判断を下すかは非常に興味深いところ。高さと速さ、前線での起点となる動きを過不足なく揃える磐田の2トップに対する、名古屋DF陣の対応は大きな見所である。

また、攻撃陣の主役として注目したいのはブルザノビッチだ。このモンテネグロ代表FWはアウェイ鹿島戦での2得点や天皇杯2回戦での2得点など、ローテーションで先発した際に結果を残している。アウェイでのACLでは退場者が出たため途中交代しており、消耗も少ない。指揮官の秘蔵っ子が、ここでも仕事をやってのける可能性は十分にあるだろう。

現在リーグ戦では連敗中の名古屋は、3連敗だけはなんとしても避けたいところ。今週はリーグ、ACL、天皇杯と3つの大会を同時に戦う難しい1週間でもある。初の中東遠征で、しかも大敗したショックと疲労感は計り知れないが、ここで切り替えて勝ち続けるのが真の強豪というもの。まずは磐田へのリベンジを達成し、他コンペティションを含めた終盤戦へ、再び上昇気流に乗っていきたいところだ。

以上

2009.10.23 Reported by 今井雄一朗
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