10月21日（水） 2009 J2リーグ戦 第46節
湘南 1 - 0 鳥栖　（19:03／平塚／8,216人）
得点者：89' 田原豊（湘南）
スカパー！再放送 Ch181 10/22（木）10:00〜（解説：都並敏史、実況：加藤暁、リポーター：安田美香）
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※湘南監督・選手コメントは後ほど掲載します。

●岸野靖之監督（鳥栖）：

「非常に大事な試合ということで、たくさんのお客さんが来てくれていい雰囲気をつくってくれた。そういう雰囲気をつくってくれたことにほんとうに感謝したいです。ゲームのほうは、大事なところでミスが出たら負けると、そういうことですね」

Q:池田選手の前半の出来はどうでしたか。
「チーム戦術を彼のなかで一生懸命理解しようとして、一生懸命プレーしていたと思います」

Q:前半のファイトは素晴らしかったが、攻撃にあまり人数がかからず、単発でうまく続かなかった。だが後半は、おそらくトジンが効いていると思うが、攻撃が連動するようになった。その点についてはどうですか。
「ひとつは、きちんと収まって押し上げるかたちがしっかりできたということはあると思う。ただサッカーは90分間のなかでどう勝つかなので、例えば最初からそういうかたちをやって勝つかどうかは結果論でしか言えない。僕のなかでは90分間でどう勝つかを計算しています。ですから例えば前半すごくよくても後半すごく悪かったら負けることもあるし、その逆もある。90分間でどう勝つかが僕の仕事だと思いますから、毎日彼らを見てトレーニングしているなかでのベストな選手、ベストな判断だと思います」

Q:高地選手が怪我をしてボランチに山瀬選手が入りました。序盤は前線で攻撃のきっかけがうまくつくれず、前半途中から、また後半トジンが入って修正されたが、攻撃面についてはどうでしたか。
「細かく言うと時間がかかるが、湘南と我々にとって引き分けは負けと同じ。僕らがしっかり耐えて最後勝負というのは湘南にとってはひょっとしたらイヤかもしれないが、攻められる時間が長くなると当然相手のチャンスも多くなる。後半勝負と考えていたらボールを動かされて走らされる。湘南にとって一番イヤなのはうちが先制することだと思う。そういう可能性も残して前半は戦った。高地の足が、実際昨日できないことがわかり、30分ぐらいしか確認ができなかった。そのあたりで硬さ、ポジション取りがもう少しだった。点を取らせないという意図もあったし、もっと前に行ける部分もあったし、慣れるのにすこし時間がかかった」

Q:まだホームで甲府とＣ大阪との対戦が残っていますが、残り5試合をどのように戦いますか。
「一生懸命戦いますよ。5試合どうこう考える必要は全くない。次の甲府に勝つことだけ。と、僕が思うだけでなく湘南も思っていると思う。とにかく甲府にしっかりサガン鳥栖の力を出してベストのゲームをする。それ以外考える必要は全くない」

Q:前節の仙台戦に引き分け、今日は湘南に負けてしまったが、この2戦を振り返っての率直な感想を聞かせてください。
「今日は負けてしまったのであまり偉そうなことは言えないが、鳥栖はほんとに強い。あらためて思いました。湘南はこれだけお金をかけて、選手を集めて、いろんなものが揃っている。そのチームと、俺らは対等以上のゲームをいつもする。ほんとすごいと思います。改めてそう思った。彼らのサッカーに対する真面目な、謙虚な姿勢が繋がっていると思う。でもこれを勝てるように、どんなことがあっても、条件が悪くても、勝負事なので勝てるようにしたい。でも今日は負けてしまったので、反町監督すごいっ」

以上