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【J1:第30節 清水 vs F東京】プレビュー:どちらにとっても絶対に落とせない一戦。清水は2トップの連携を高め、いつも通りのアグレッシブなサッカーができるか(09.10.25)

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10月25日(日)J1 第30節 清水 vs F東京(15:00KICK OFF/アウスタ
スカパー!生中継 Ch308 14:55〜(解説:福西崇史、実況:下田恒幸)
勝敗予想ゲーム | 皆の投稿で作るスタジアム情報
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リーグ戦上位クラブ 直近3節の試合結果と次節対戦相手

第27節第28節第29節第30節第31節
清水○1-0 神戸△1-1 広島●1-2 大分F東京
F東京○3-2 磐田○2-1 名古屋○4-0清水浦和
※J1リーグ戦は賞金が授与される上位7位以内に位置するクラブの試合結果および次節対戦相手を掲載しています。
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今季はすでに4度も対戦し、F東京の3勝1分に終わっているこのカード。2003年頃から毎年有利・不利が入れ替わっており、通算ではリーグ戦とヤマザキナビスコカップを合わせて清水の11勝4分11敗とまったくの五分。激しい打ち合いになることもあるし、逆に粘り強い守り合いになることもあり、つねに見どころたっぷりの戦いを繰り広げてくれる好ライバル同士だ。
前述の順番でいえば、今年はたしかにF東京が勝つ流れになるが、清水としては、そんなジンクスは自力で跳ね飛ばさなければのが、今度のホームゲームだ。前節、大分に14試合ぶりの敗戦を喫したことで、川崎Fと勝点2差の4位となった清水。ヤマザキナビスコカップ準決勝で敗れたリベンジを果たさなければならないという以上に、残り5試合となった優勝戦線に踏みとどまるために、絶対に勝たなければならない一戦である。
もちろん、F東京のほうも絶対に勝ちたいという思いは同じ。この試合の後にはヤマザキナビスコカップ決勝(11/3@国立)が控えており、リーグ戦においても3位・G大阪に勝点4差まで迫っているので、ACL出場権獲得という目標も現実的になってきた。当然、リーグ戦での優勝も、まだあきらめていないだろう。
そうした両者の状況を考えれば、非常に緊迫感の高い、熱いゲームになることは間違いない。

その大事な戦いに向けて、両チームとも主力が1人ずつ抜けることになる。清水のほうはボランチの本田拓也が出場停止、F東京は攻撃の核である石川直宏が左膝を痛めて負傷離脱。ただ、清水は代わりに山本真希が先発したとしても大きな戦力ダウンにはならないのに対し、F東京は攻撃面でのマイナスが大きくなる。ただF東京は、他の選手たちがその分頑張ることで、今までとは異なる恐さを発揮する可能性もある。この点に関しては、両チームとも1人1人がいつも以上の力をどれだけ発揮できるかという部分のほうが、重要になってくるだろう。
また清水にとっては、過去4戦とは異なる部分がもうひとつある。それは、この対戦で初めてヨンセン、岡崎慎司の2トップで臨むことだ。ヤマザキナビスコカップでの3試合は、岡崎が日本代表で不在となり、リーグ戦でのアウェーゲーム(6/27 第15節@国立)では、岡崎がMFとして出場し、ヨンセンと原一樹の2トップだった。その頃と比べると、ヨンセンと岡崎の連携もはるかに良くなり、夏場以降はJ1屈指の破壊力を見せている。
ただ、前節・大分戦では2トップの連携がもうひとつで攻撃の迫力を欠き、ヨンセンも岡崎もシュート0本。そのため、今週の練習ではその部分を確認し、木曜日の練習試合(vsホンダFC)では、ヨンセンと岡崎が1ゴールずつ決めて、まずまずの手応えを感じさせた。岡崎が、日本代表での疲れを感じさせることなく、練習でも高い決定力を発揮していることもあって、2トップの働きには大いに期待したいところだ。

あとは清水としては、「自分たちのサッカーを攻守ともにアグレッシブにやり抜く」(長谷川健太監督)ということに尽きる。大分戦では、少し受け身になってしまった部分もあり、攻守両面で最近見せていたパフォーマンスを発揮することができなかった。そこは、どの選手も大いに反省している部分だ。逆に「自分たちのサッカーができれば負けることはない」というのは、どの選手に聞いても返ってくる言葉。ホームでどれだけ自分たちのサッカーを見せられるかという部分が、最大の注目点となるだろう。
清水側から見たF東京の印象は、「勢いに乗せてしまうとやっかいな相手」というのがチーム内に共通するもの。今季の4試合ではすべて前半のうちに先制点を奪われ、相手ペースの戦いになってしまった。今度こそ少なくとも前半を無失点に抑え、自分たちが先制点を奪いたいゲームとなる。
優勝争いはいよいよ佳境に入ってきたが、清水としては、今度こそF東京に勝つ!という一点に集中することが、もっとも勝利への近道となるだろう。そのうえで、どれだけ選手たちが思い切り自分たちの力を発揮できるかどうかに注目したい。

以上


2009.10.24 Reported by 前島芳雄
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