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【J1:第29節 千葉 vs 京都】江尻篤彦監督(千葉)記者会見コメント(09.10.18)

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10月18日(日) 2009 J1リーグ戦 第29節
千葉 1 - 1 京都 (16:04/フクアリ/13,389人)
得点者:34' 新居辰基(千葉)、86' ディエゴ(京都)
スカパー!再放送 Ch183 10/20(火)23:00〜(解説:金田喜稔、実況:佐藤文康、リポーター:石川葉子)
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●江尻篤彦監督(千葉):

「どこと対戦してもやはりうちらのミス絡みでリズムを崩すというのは、上位にいるチームとやろうが、下位のチームとやろうが、一緒の課題かなという形ですね。前半も、さあここで行こうという時にミス。後半も、さあここで行こうと思った時のやはりミスというのが大きい。まあ、そういう状況だから、この順位だというのも一つあると思うが、やはりそういうところでの精度というのは、もうこれはトレーニングで上げるしかないので、根気強くやっていくしかないのかなというふうに思っています。

前半、リズムが悪い中で一つ、セットプレーから点は取れたことは、まあ、このセットプレーは何回も練習したことだったので良かった部分もあるが、後半、京都がメンバーを入れ替えて長いボールをシンプルに入れてくると。ちょっと前の神戸戦の分析をされているのかなと思ったが、逆に京都の長いボールに助けられた部分が今日はあったのかなと。ただ、やっぱり最後、点を取られたシーンなんかの部分よりは、2点目を取れるチャンスに取れなかったというのが、今日追いつかれてしまった、大きな原因なのかなと思っています。まあ、今のこのチームは最低でも2点を取らないと勝てない、勝点3は取れないというのはもういつも思っているが、2点を取れるようなゲームをしなくてはいけないのかなというふうに思っています。ただ、いたって僕自身は、監督になってから(J1リーグ戦で)勝っていないというのもあるが、僕自身は逃げるつもりもないし、最後まで前を向いて顔を上げて可能性がある限り戦う覚悟をしていますので。

選手に顔を前に向かせて、しっかり好きなサッカーをやれている喜びというのを、残りの試合に感じてもらいながら、やはり今日のようにサポーターが最後まで応援してくれている、それをやはり感謝の気持ちを持って最後まであきらめずにやることが今僕らに残された使命だと思っていますので。可能性がある限り、相手が鹿島だろうが、川崎Fだろうが、G大阪だろうが、F東京だろうが、僕らのサッカーを貫き通してやっていくということには、今日の引き分けで新たに決意した部分なので、前向きに。俺が顔下げてもしょうがないので。 最後まで走ってくれている選手というのは大切にしていきたいなと思っているし、最後まで、繰り返すようですがあきらめないで、やっていきたいなと思っています」

Q:「あきらめない」というのは何をあきらめないのか?
「(J1)残留です。はい、当然です(質問した記者から「勝利ではなくて残留か?」と改めて聞かれて)はい。まあ、残留といえば勝利が大前提ですからね」

Q:監督は今、「あきらめない」ということを強く言われたが、今日のような展開で引き分けに終わったということに選手はショックを受けているのかなと想像できるが、 試合が終わった直後のロッカールームはどのようなもの雰囲気だったのか?
「いや、そんなことはないですよ。まあ、あとは選手に聞いてください。もう、起こってしまったことは戻せないし、これが勝負の世界だろうし、J1の世界ですし。我々が残っていけるチームなのか、それとも下に落ちるチームなのか、これからのゲームの内容だと僕は思っていますので。そういうステージに残れるような戦いをさせるしかないので。ただ、だから焦ってもしょうがないと思うんですよね、本当に。 今あることをベストを尽くしてやる。ただそれだけですから」

Q:後半に何度かあった決定機を外してしまう部分は、監督が言われるように技術的な問題なのか、それともこういう戦いの中である程度こう心理的なものが左右しているのか。心理的なもののほうが強いのか?
「両方じゃないですか。当然、今日、チャンスがあった選手を責めるつもりは俺は一切ないので。これもすべて含めてチームの結果ですから。ある意味、僕の責任というほうが一番正しいのかもしれませんが」

Q:江尻監督は非常に吹っ切れた態度で立派だと思うが、私の目には前半の千葉は点が入るまでこわごわサッカーをやっってしまった、安定させようとかミスをしたくないとか負けたくないというのが見え見えだった。(攻撃で)人数をかけていないですから。つまり、ボールのないところで何をやっているとかというのが一番大事な評価ポイントだと思うが、その姿勢というを払拭させるようなことは何か江尻監督はやっていると思うが、そのあたりのポイントを教えてください。

「まずはやはりこういう戦いになってしまうと、やはり選手が意識してしまうというのはもう当然あるし、じゃあ去年はどうだったというと逆にダメな状態から勝ち上がってきたから、逆にそういう勢いがありましたね。今年は逆にそれが、いいゲームをしても勝てないというような形で、やはり正直なところ選手が自信をなくしているとか、ここは行かなきゃいけないというトライで一歩前を狙えということは、当然僕自身も感じている部分だが、もうこれを私はまずはメンタル的な部分から、やはりそれを前に一歩出させることを努力してやらなくてはいけない。
トレーニングでも、できたら皆さんにも僕がどういうトレーニングをやっているのか見に来ていただきたいと思うが、正直、ディフェンスで守るようなトレーニングは一切やっていません。もう前に行く、 人をかける。でも、それでも前に行けない。これはもう僕の責任でもあるし、選手のメンタリティをもう少しくすぐらないといけないと思います。
ただ、僕がすっきりした顔をしているというのは、僕自身がやっぱり行かせられなくて悩んでいるんじゃなくて、やはり俺はもう戦うしかないよということを選手に感じてもらいたいし、選手もこれは 俺は前に行くしかないんだよと。ボールをつなごうよ。今、言われた通り、ハーフタイムではなんでおまえら、びびってんだと。なんで、つなげるだろ。長いボール、確かに立ち上がり、リズム取れるまでそういう勝負になると思うよっていう話はしているけど、つなげるところはつなげる、そういうトレーニングは毎日、ちょっと練習量も増やして2時間やっているんです。

ミラーさんの時は1時間のトレーニングしかしていないところを僕はもうその量と質を 上げたくてトレーニングをしています。でも、そういう部分、出てこれないというのは当然、僕の未熟さもあると思うが、やはりあと一つ選手が本当にマインドがチェンジさせられるかどうかというところに今、僕のカギがあるのかなと思っています。ディフェンスで相手がオーガナイズしているんだったら、後ろで時間があるんだったら、持ち出せよと。持ち出して相手が来たら数的優位で、まあ広島がやっているような、僕自身もそういうサッカーしたいんですけども、そういうトライをさせるというのはトレーニングで表現していくしかないし、トレーニングはやっぱり嘘をつかないと思っているので。トレーニングでやっぱり徹底的にそういう部分というものを鍛え上げるしか、今は方法はないと思って いるので。
あとは練習ゲームをやっぱり週の半ばに取り入れるようなこともしながら、 要はどんな相手でもやっぱりそういう、自分たちがイニシアチブをとってボールを動かすということをやっていくしかないと思っているので。もうあとはトレーニングで彼らに自信を与えるということですよね」

以上
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