本文へ移動

今日の試合速報

国立競技場に10,000名様無料ご招待 9/14 19:00KO 国立競技場 FC東京vs名古屋
国立競技場に10,000名様無料ご招待 9/14 19:00KO 国立競技場 FC東京vs名古屋

J’s GOALニュース

一覧へ

【J1:第29節 千葉 vs 京都】加藤久監督(京都)記者会見コメント(09.10.18)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
10月18日(日) 2009 J1リーグ戦 第29節
千葉 1 - 1 京都 (16:04/フクアリ/13,389人)
得点者:34' 新居辰基(千葉)、86' ディエゴ(京都)
スカパー!再放送 Ch183 10/20(火)23:00〜(解説:金田喜稔、実況:佐藤文康、リポーター:石川葉子)
勝敗予想ゲーム | 皆の投稿で作るスタジアム情報
----------
●加藤久監督(京都):

「こんばんは。相手も後がない状況の中で、必死になって戦ってくれたことはもう予想通りだったが、そういう相手に対して先取点は与えたくないなと思っていました。セットプレーのところから、まあ防げたかなという部分はあったとは思うが、1点入れられて非常に苦しい展開の試合でした。
後半、2人メンバーを代えて、少し相手のディフェンスラインに圧力を加えると。ボランチも縦並びにしてディエゴをトップ下に置いた形で、多少中盤が空くというリスクはあったが、これはもう後ろも勝点3を取りたいと思っていたので、そのリスクを背負ったうえで形を少し変えて、後半、相手に圧力をかけようと思いました。そのバランスが、こちらが点を取りにいってバランスが崩れた状況を突かれて、何度か向こうにも決定的なチャンスがあったと思うが、その時も前半のミスを帳消しにするように(GKの)水谷がファインセーブを何回か繰り返してくれました。そこが最後のディエゴの点につながったのかなと思います。欲を言えば勝点3を取りたいと思っていたが、ああいう展開の中で相手もこれまでの試合で引き分けが11あるので、しぶといチームですから、その相手に最後、(勝点を)1ポイント取れたということで、選手が見せた粘りというものに関しては非常に、頑張りには満足しています。
金成勇、それから今日Jリーグ初出場だった上里、それからディフェンスラインの李正秀と増嶋が出場停止のところ、今日センターバックに森下が入った。彼らは経験からいえばJリーグの経験のない選手だが、しっかりプレーしてくれたので、日頃のハードなトレーニングの成果がチーム全体として表現できた。その上での1ポイントだったと思います。
次はホームの試合になるので、次の試合はぜひ3ポイント取って、京都のサポーターにもっと我々を応援しようという気持ちにさせるような、いい試合をしたいなと思います」

Q:微妙な点だが、後半はリスクを負って前に行ったということだが、結果は1−1で引き分け。ただ、その間に3本、相手に100パーセントのチャンスを作られた。
1−1という結果は、加藤監督にとって偶発的なパーセンテージと必然的なパーセンテージはどんなバランスだったのか?
「すごく難しい質問ですね。サッカーの試合の中で意図通りに運ぶこともあれば、また、予期せぬことが起きることもあるので、その両方の要素が入ったのかなと思います。ただ、確かに何回か決定的なシーンが作られていたので、それを入れられたらもうしょうがないというか割り切るしかないので。
一番良いのは形を変えずに、自分たちの戦い方を崩さずに相手を攻めきる。そういう力を持っていれば一番いいと思うが、最初のスタートのメンバーを含めて14人のメンバーを使えるわけですから、そういう中でどう戦うかということを考えたうえでの交代と、やり方の変更でした。自分の中ではその偶発的な要素と両方あったと思うが、ちょっとどう表現していいか迷うところでもあります。たぶん偶然の要素が大きかったかもしれません。答えになっていないかもしれませんが」

Q:今のことに関連するかもしれないが、逆に前半は京都のほうは非常にいいパスをつなぎながらゴール前まで行って、でも決め切れなかったと。でも、いいリズムで戦っていたと思うが、それでも決め切れなかったというのが、ハーフタイムでの選手交代につながったかと思うが、それはどうだったのか?
「一つには林のところがやはり少しボールに絡むシーンが少なかったし、前で起点になるというところでは、後ろからボールを引き出す仕事がちょっと少なかったように思います。まあ何回か突破した部分は、こちらが林の良さをそこで使って欲しいという場面はありました。ただ、45分の仕事を見ると少し仕事量が、まあ1トップで酷だったという部分もあったが、少し少なかったかなと思います。
それからもう1人は、安藤がシュートした時に右足の甲を強く打って担架で運ばれたが、 それでもう痛みが引かなくて足がつけない状態だったので。この機会に、金成勇は右のアウトサイドでも試合で使っているし、練習もしているので、ヤナギ(柳沢)とポジションをうまく変えながら使えば、少し彼らの大きさというのが生きて、セカンドボールをうまく拾えればディエゴがトップ下でミドルシュートのシュート力も持っているし、またドリブルで抜く力もあるので、そういうシーンが作れればいいなと思ったので、一人ひとりは違う理由だがああいう交代になりました」

Q:3枚目の(交代の)カードの上里選手だが、彼がメンバーに入る理由というのは(練習場である)東城陽のピッチで得たものだと思うが、それでもこのフクアリ(フクダ電子アリーナ)というスタジアムで、ビハインドの状況で彼が出た理由、彼の出場を決断させたものはどういうものか?
「まあ、ほとんど首をくくっていました。もう一つのオプションとして中村太亮、左のサイドでプレーする選手もいたが。リーグ戦はまだもちろん出ていないし、彼のパフォーマンスは読めない部分ももちろんあるが、理詰めで決めたわけではなくて、ある程度彼ならスピードの変化をつけた、見たらわかると思うがくねくねとしたドリブルで相手を崩す力は持っている。この展開でいったら金成勇をまた右に戻して、トヨ(豊田)のトップ下みたいなところで浮いてボールを受けたらちゃんと止まるし、彼は意外と遅そうで速い。そういうプレーが出ればいいと思っていた。
ディエゴが点を取った時は、彼が左サイドからお膳立てというわけではないが、きっかけを作ったので。ただ、出した時には腹をくくるというか首をくくっていました。

まあある程度城陽でのトレーニングで彼自身のコンディションが上がった。ストライカーとしての能力というのは非常に高いものを持っているし、サテライトリーグでも3点決めているし、そういうところで彼の状態が良くなったので。まあ、メンバーに入れたからにはもう、まあある部分ためらいがなく出したというところはあります。もう、これでもうあいつに賭けるという、そういう意図があったことは確かです」

以上
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2024/08/01(木) 20:45 ハイライト:広島vsシュトゥットガルト【Jリーグインターナショナルシリーズ2024 powered by docomo】