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【キリンチャレンジカップ2009 日本 vs トーゴ】試合前日の岡田武史監督(日本代表)記者会見コメント(09.10.13)

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10月14日(水)キリンチャレンジカップ2009 日本 vs トーゴ(19:30KICK OFF/宮城ス)
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●岡田武史監督(日本代表)
「明日の試合は、新しい段階に入ったこのチームの最初のシリーズの最終戦ということで、ここから残り8ヶ月のスタートと位置づけています。いい試合をして締めくくって、もちろん勝負にも勝って終わりたいと思っております。以上です」

Q:トーゴ代表が14名で来日するようです。そうした点について、どのようにお考えでしょうか?
「前にも話しましたが、この時期に親善試合でベストメンバーをというのは非常に難しいものです。ましてトーゴ代表・スコットランド代表、両方アンラッキーにも直前の予選でW杯出場を逃している。僕が考えても、試合で負けてW杯出場を逃して、『よし、さあ日本に行こう』というのはなかなか難しい。W杯予選に勝つか負けるかは、これはわからないものですから、この時期に関しては仕方ないかなと。特に今回のトーゴに関しては、トーゴのサッカー協会と選手間のトラブルというふうに聞いていますので。
我々にとっては最初のミーティングで選手にも言いましたが、このシリーズの一番大切なのは、このミーティングかもしれないと。強いチームとやりたいとう願望はもちろんありますし、そういう意味では残念です。しかし、一番大切なところは、このシリーズを通して選手たちが残り8ヶ月に向けて本気でチャレンジしていく事で、どれだけいい試合をしても8ヶ月のんびりしていて、本大会で『さあ行こう』といってもそれは無理なので。僕としては相手がベストに近い事は希望していますが、これはセカンドセレクションといいますか、2番目に重要な事だと思っています。一番重要な所を押さえて相手がどうであれ我々がやる事を90分間やり通すという事が一番大事だと思っています」

Q:以前、このトーゴ戦はその時点でのベストメンバーで行くと言われていましたが、明日の試合のテーマ、選手起用のテーマについて教えてください。
「その後、2回か3回変わっているんですよ。それを言ってから。1回変わってからまた元に戻ってという状況で、その時に、この3戦目をベストで行くとかそういった事に関してはトータルでこの大会をどう戦うかと考えた時点で全く関係なく、明日の試合に関しては今までのここまでやってきた事。ある程度チーム連係が取れた中での選手のテストという意味より、チーム力を上げていく試合だと。当然チーム力を上げるために全てそうかというと、当然バランス的には少ないかもしれませんが、いろんなチャレンジをする選手を使っていきたいと。1試合も出られない選手も、可能であれば使っていきたいということを考えています」

Q:仙台出身の今野泰幸選手(F東京)、仙台に所属していた佐藤寿人選手(広島)についてコメントをお願いします。
「今野に関しては僕がコンサドーレ札幌に連れて行った選手で、全て…全てといったら言いすぎですが、良く知っている選手です。彼は我々のチームにとって非常にユーティリティで、貴重な戦力であると思っています。仙台でやるということで、珍しく感情を表に出して積極的にやっているのでチャンスがあればぜひ使ってやりたいと思っています。
 寿人に関しては今回改めて呼び直したというのは、Jリーグを見ていて彼のゴール前での非凡さ。ほかの選手が真似できないタイミング、または動きに魅力を感じて呼びました。それにたがわないプレーをしてくれていると。ただ彼の場合、長時間というよりも点が欲しいときの切り札というイメージを持って、本人にもそう伝えています。彼に関してもチャンスがあればぜひ使ってみたいと思います」

Q:クロスの練習を続ける中でスピードが出ていますが、サイドの崩しの部分で中に人が少ないというジレンマもあって、ひと手間なくなった事で合わない、という懸念は?
「全くないです。僕も香港戦を終わって、その時は何かもうちょっと手数をかけた攻撃があっていいかと思ったんですが、何回もビデオを見直しているうちに行けちゃうんだから行ったらいいと。それが行けない相手になった時に、当然香港戦に関してはサイドバックがフリーになっていたので、逆サイドに振ったらフリーになる。それをわざわざ手数をかける必要ない。これが香港戦の後半15分くらいからサイドバックを抑えだしたときに、やはり何回かそういう崩しが出てきた。ぼくはそれで問題ないと思っています。ただ、無理な意識が強すぎて、ちょっと無理かなというチャレンジ、無理かなという仕掛けはありましたけど、これは誤差の範囲といいますか、ある程度そういうところを経ながら徐々に精度が上がっていけばいいかなと思っています」

Q:サイドからの早いクロスに関しては、このチームを作る上で当初の予定通りの熟成の過程なんでしょうか?
「全く違います。何度も言いますが、オランダ遠征でここから残りの8ヶ月の道をはっきりさせようとやってきて、本当におかげではっきりしてビルドアップまでは攻撃に関しては十分、数的優位を作る事でやっていけると。ただ、やっぱりゴール前の迫力不足だと。ガーナくらいラインを押し上げてポジションをある程度いい加減にしてくれたら裏は取れるんですが、しっかり守られた時にどうやってゴール前で点を取る迫力を日本が出していくんだといった時、あるひとつのキーポイントが見えてきた。みなさんがアーリークロス、早いクロスとおっしゃっていますが、それとは違うキーポイントからみんな選手は入ってくれている。まだモノにはなっていないですが、これをモノにする事が日本がビルドアップまでのチームではなく最後、しっかりポジションを取ったチームに対しても点を取れる迫力を持ったチームになれるんじゃないかと。そいう意味でも全然予定も、また自分自身それが見えていなかったというのが本当のところです」

Q:明日は2トップですか?1トップですか?
「できれば両方やりたいなと。組み合わせとか、いろいろこの試合で試してみたいことが2つほどあるので。試合の流れによってそううまくできるかわからないですが、両方試してみたいと思っています」

※試合前日のトーゴ代表監督会見は、来日便遅れのために中止になりました。会見コメントはありませんので、ご了承ください。

以上
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