本文へ移動

今日の試合速報

夏休みはJリーグに遊びに行こう! 全国で180,000名様ご招待!
夏休みはJリーグに遊びに行こう! 全国で180,000名様ご招待!

J’s GOALニュース

一覧へ

【AFCアジアカップ2011予選 日本 vs 香港】試合前日の岡田武史監督/中澤佑二選手記者会見コメント(09.10.08)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
10月8日(木)AFCアジアカップ2011カタール 予選Aグループ第3戦 日本 vs 香港(19:20KICK OFF/アウスタ)
試合速報チケット情報
----------

●岡田武史監督(日本):
「明日の試合は、アジアカップ、公式戦の予選なので、やはりホームで香港にどんなことがあっても勝たなければいけないと思っています。それと共に、このチームが次のステップへとステップアップしていく、今大会は最初の大会だと思っていますので、内容のある試合をして、結果を残したいと思っています」

●中澤佑二選手(日本):
「監督もおっしゃった通り、公式戦ですし、来年のワールドカップまで試合ができる数は限られているので、無駄にはできない試合になります。選手としては精一杯、自分たちが(ワールドカップで)ベスト4に進むんだという強い気持ちを持って、明日の試合に臨みたいと思います」

Q:中1日で行なわれる香港戦とスコットランド戦。スコットランドはベストメンバーがラインナップされてますが、明日は公式戦で絶対に勝たなければいけないゲームで、中1日で強いスコットランドと戦うという中で、どのように選手編成をして、どのような戦いをすると考えていますか。
岡田監督:
「それは答えがないので、答えがある決断をするんだったら監督はいらないわけで、それをどうするかというのを考えるためにいると思っています。それでずっとここまで考えてきたんですが、どうもスコットランドが急きょ何人か来ないという情報が、さっき電話で入って(苦笑い)。これだけ考えてきたのに、また考え直さなければいけないという状況です。これから帰って、情報をもう一度確認して、明日の昼ぐらいまでに考え直したいと思っています」

Q:天候の関係でスタジアムでの夜の練習がなくなって、実質的に最初の予定より練習時間が短くなった中で、今日の午前中までの練習で確認すべき内容を取捨選択されたと思いますが、そのあたりのポイントを教えてください。
岡田監督:
「天候の関係で午後の練習をやめたわけじゃなくて、最初から今日は午前中に練習すると。それは、2日しかないので、いつも通りの試合前日の軽いコンディショニングの練習だと物足りないので、ハードな練習をしたいと。そうすると、どうしても翌日の試合に備えてリカバーの時間が欲しいので、午前中にやるという計画でした。午後どうしても公式トレーニングに来なければいけないということであれば、散歩だけでグラウンドを見に来ると。しかし、こういう状況で来なくても良いということだったので、じゃあやめますということで。今回は、一番最初から2つの練習でどういうことをやるのかというのは決めていました。1日目は、今までやってきたことのちょっとした復習のようなこと。2日目に関しては、クロス中心の練習と。それは、納得いく練習ができたと思っています」

Q:この台風に関して、どのような考えでいるかという点と、初招集となった森本選手の2日間の動きについて、どのような感触を持っているか聞かせてください。
岡田監督:
「天候に関しては、僕は台風を動かす力は持っていないので、中止となればなったで、やるとなれば予定通りで、どうにでも対応しようと思っています。なる前から心配しても損するだけなので、まったく考えていません。なった場合はこうしようという計画だけは立てています。
それから、初招集は森本だけではないんですけど、どうも皆さん、森本、森本とおっしゃるんですが。森本、岩下、(山本)海人、石川直と4人いるわけで、彼らそれぞれ特色を出そうと、非常に高いモチベーションで練習に取り組んでくれています。ただ、やはりまだ緊張とか慣れないということがあって、遠慮というのではないけど、今すこし自分の全ての力を出せている状況ではないんじゃないかなと。もうちょっと時間を与えてやらないと、2日間の練習でというのはちょっと難しいんだろうなと思っています。今回は10日間あるので、その中で力を出してきてくれればと、われわれもあまり慌てずに、10日間の中でいろんなコミュニケーションをとっていこうと思っています。森本に関しても同じで、その中の1人として、彼の得点感覚というのは、可能性は見せてくれていますが、まだ本領を発揮しているとは思っていません。彼はもっとできるんじゃないかと期待しています」

Q:中澤選手にお聞きしたいんですが、オランダやガーナとやった後に、同じアジアの香港とやるというのは、ステップアップを目指す中でなかなかモチベーションというか、逆に難しい相手になるのではないかと思いますが、選手として対香港ということでどのように整理していますか?
中澤選手:
「確かにオランダ、ガーナに比べれば、インパクト的には香港のほうが下と言う方はいるかもしれないですが、僕ら選手の中では、常にどんな試合も全力で臨むという強い気持ちでみんないると思います。僕自身も、その程度でモチベーションが下がるようでは、これから先の高い目標であるベスト4というのものには向かえないと思っているので、相手がどこであろうと、自分たちのやろうとするサッカーをつねに貫き通すという気持ちだけは、忘れずに持っているつもりです」

Q:香港代表は、東アジア選手権とはメンバーも変わっているようですが、どのような相手だと捉えてますか?
岡田監督:
「東アジア選手権の予選のときは、サウスチャイナという香港のひとつのチームの監督さんが、サウスチャイナの外国籍登録の選手を除いたメンバーで戦っていました。今回、その監督が正式な代表監督ということに変わって、そこに今までの代表選手を半数ぐらい加えてきたと。だから、以前よりはちょっとパワーアップしたんじゃないかと感じています。印象としては、中心になるのは帰化した選手とかになるんですけど、特別秀でた能力というよりも、2トップが背が高くてがっしりしていると。攻撃に関しては、(日本の)プレッシャーがかかったらそこに早めに入れてくるのではないかと。ディフェンスに関しては、点がなかなか入らないと、ものすごく頑張るメンタリティーを持っていて、北朝鮮戦も、本当に最後まで粘り強く頑張って、カウンターで決定的なチャンスを4,5回作ってました。そういう意味では、もし侮ったような戦い方をすれば、思わぬ結果になる可能性もある相手だと思っています」

Q:今日の練習では、クロスの精度、スピード、中に入るタイミングなどの確認の練習を、時間をかけてやっていましたが、その成果をどうこの3連戦で出したいのかお聞かせください。
岡田監督:
「先ほど私は、新しいステップに向けてのスタートだと言いましたが、その意味は本大会まで残り8ヶ月、代表だけでステップアップできることじゃないことがたくさんあります。つまり選手たちが、自分のチーム、または個人トレーニングの中で、この8カ月をかけてステップアップしていってもらいたいこと、そのスタートという意味です。この3連戦でその結果をすべて求めるとか、そんなことはまったく考えていなくて、そのスタートとなる3連戦で結果が出れば当然素晴らしいことですし、これから選手たちが8ヶ月間のモチベーションを保っていくための指標となればというつもりで、クロスの練習をしています。45分やってすぐ結果が出れば、僕も楽なんですけど、そうはなかなかサッカーではいかないので、もうちょっと気が長く見守りたいと思っています」

以上

----------
【日本代表10月の試合スケジュール】

■AFCアジアカップ2011 予選
10月8日(木)19:20(予定)/静岡・アウトソーシングスタジアム日本平
日本 vs 香港
テレビ放送:NHK−BSにて生中継

■キリンチャレンジカップ2009 ALL FOR 2010!
10月10日(土)19:20(予定)/神奈川・日産スタジアム
日本 vs スコットランド
テレビ放送:テレビ朝日系列にて生中継
ラジオ放送:ニッポン放送にて生中継(予定)

10月14日(水)19:30(予定)/宮城・宮城スタジアム
日本 vs トーゴ
テレビ放送:TBS系列にて生中継
ラジオ放送: 調整中
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2024/07/25(木) 12:00 Jリーグ審判レポート(シンレポ!)ホイッスル #5「24‐25 競技規則改正 8月からこう変わる!」