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【J2:第44節 札幌 vs C大阪】プレビュー:リーグ最多得点を誇るC大阪の攻撃力と、4試合連続無失点中の札幌の守備力の全面対決!今季最後の対戦はプライドをかけた戦いになるはず。(09.10.06)

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10月7日(水)J2 第44節 札幌 vs C大阪(19:00KICK OFF/札幌厚別
スカパー!生中継 Ch181 18:50〜(解説:都並敏史、実況:永井公彦、プレーヤー解説:大森健作、リポーター:藤井孝太郎)
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10月に入って2試合目となるこの44節。勝点88で首位を走るC大阪と、同68で6位にいる札幌が札幌厚別公園競技場で対戦する。

札幌は前節、敵地で熊本と対戦してスコアレスドロー。チームは逆転でのJ1昇格に向けて残り試合での全勝を目指していたこともあって、この引き分けは痛いと言わざるを得ない。ただし、現在は4試合連続無失点。シーズン中盤まではディフェンスに課題を持っていたことを考えると、チームとしての成長がしっかりと数字に表れてきた。そして攻撃に関しても「中盤の作り方などがもの凄く良くなってきた」と石崎信弘監督が前節を振り返るようにオフのキャンプから一貫して行なってきたJ1定着に向けてのチーム作りがいよいよ具現化されつつある様子だ。
ただし、プロの世界というのは常に結果が求められるもの。そしてJ1定着の前にまずはJ1への昇格を果たさなければいけない。その意味では、チームが成長を続けている最中に、全勝を目指すという厳しいシチュエーションに身を置いている状況というのは、チーム強化のためには非常に戦いがいのある局面だと言っていいだろう。

対するC大阪の前節だが、ホームで福岡を相手にこちらもスコアレスドロー。決定力を若干欠いた印象もあるが、チャンスメイクの質は非常に高く、「勝利に値するチームはC大阪だったのかな」とレヴィークルピ監督も胸を張る。ホームゲームでの引き分けではあったものの、パスがしっかりとつながり、首位チームの堂々たる戦いだった。
戦術的なバリエーションも豊富だ。シーズン開幕当初は3バックをベースとして戦っていたが、ここにきて3バックと4バックをほぼ自在に使い分けることができている。また、メンバー選考にしても「彼がビルドアップに顔を出すことによって、中盤で優位を作ることができる」との理由で前節はチアゴを先発出場させるなど、その試合のコンセプトに合わせた顔ぶれをスタートリストに載せており、選手層の厚さも際立ちつつある。何よりも攻撃の絶対的なキーマンである香川真司が負傷により時間限定の起用を強いられている状況ながらも、大きな問題なく戦えているという部分がC大阪が首位に立つ所以だろう。

さて、そんな両チームの対戦だが、焦点となりそうなのはC大阪の攻撃と、札幌の組織的な守備との対峙だろう。C大阪の85得点という数字はリーグ最多。そして札幌は現在のところ4試合連続で無失点と守備の安定が光っているのだ。C大阪の攻撃力が勝るのか、それとも札幌の身上である高い位置からのプレッシングが封じるのか。
とくに札幌は右膝を負傷していた守備的MFダニルソンがこの試合から先発復帰する見込み。脅威的とも言える身体能力を持つこの選手が、乾貴士、カイオ、さらには香川といった個人能力の高いC大阪の攻撃陣とどのように戦うのか。この攻防からは目が離せないだろう。

今季の対戦は1勝1敗。これが最後の対戦とあって、どちらも絶対に勝点3を奪い取りたいところ。秋の札幌市内でのナイトゲームではあるが、非常に熱い戦いが演じられそうである。

以上

2009.10.06 Reported by 斉藤宏則
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