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【J2:第43節 東京V vs 甲府】安間貴義監督(甲府)記者会見コメント(09.10.05)

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10月4日(日) 2009 J2リーグ戦 第43節
東京V 0 - 1 甲府 (19:34/国立/7,850人)
得点者:6' 大西容平(甲府)
スカパー!再放送 Ch185 10/5(月)05:00〜(解説:都並敏史、実況:田中雄介、リポーター:大竹七未)
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●安間貴義監督(甲府):

「19時半のキックオフにもかわらず、本当に多くの方がこの国立まで足を運んでいただいて、本当に心強い後押しになりました。仕事などで来られない方々も、山梨で一生懸命応援してくださっているというのは聞いています。そういう方々にしっかりと勝点3を取る姿を見せられたことが何よりもホッとしています。これからまた大変なゲームが続きますが、そういう人たちとともに1つずつ勝っていきたいなと思います」

Q:前節に引き続き3バックでしたが、その意図と、選手たちが実際にできたこととできなかったことは?
「まず、大黒選手が出場していたならば、4枚でやろうと思っていました。彼が入ってくると背後に逃げる動きがあるので、やっぱりそこのスペースは消しておきたいというのはありました。それがなかったし、3枚で安定した試合を続けていたので、3枚で入ることにしました。
狙っていた、2列目の飛び出しで、サイドを起点にしながらしっかりと点をとってきて、それは描いていた通りになった。だが1点が早く入ってしまって、逆に前半もう少し攻めに行かせていたのですが、前に出る力強さが少し足りなくて、いまいち迫力に欠けました。それを見て、後半もう一回前を3枚にして、守りのポジションをはっきりして、カウンターをする方を選択してゲームに入っていきました。結果が分かっている状況で、やっぱり動きが硬くなっているのかもしれませんが、その中でも前に出て、前に仕掛ける時間をもっと増やしていきたいなと、今思っています。
ただ、こういう状況でも、しっかり我慢強くやれるだけの幅だったり深みだったりがついてきたのは、チームにとって今後のプラスになると思います。その中でも、カウンターで4回ほどチャンスがあったのですが、ことごとく外してしまったので、ゲームを決める逞しさはもっとつけなければいけないと思います」

Q:ハーフタイムの指示で、「プレー全部が遅い」というのは強烈なのですが、選手たちが奮い立って後半良くなりましたか?
「まず、スタートポジションを取るのが早くなったと思います。失った瞬間に頭が下がってポジションを取るのが遅くて、1発目のボールに行けない。それで、後ろの人間がすべてグレーなポジションをとって、DFラインがずるずる下がってきたところがあった。後半は切り替えが早くなって、スタートポジションを取るのが早くなって、ボール、アタックカバー、すべてがはっきりした。付け入る隙は与えなかったと思います。DFラインからもう1回しっかりとリズムを取り直せたことが大きかったのかなと思います」

Q:後半に入って良くなりましたが、どのあたりを修正したのか?
「鳥栖戦の東京Vを見ていると、1点取った後にすごく淡白なゲームだった。少しルーズになるのかなと思ったのですが、すごく東京Vがひたむきに、特に土屋選手なんかが本当に粘り強くやっていたので、なかなか難しいゲームになってしまった。後半、誰が誰につくとか、ボールがつかなくても意識だけでできるところを修正して、後半からはしっかり守った状態から入っていくよう指示しました」

Q:東京Vは足元ばかりのサッカーをやってきましたが、それは安間監督は最初からわかっていたのでしょうか?
「あまり、狙う場所は大西選手が点を取った場面のように、2列目からついてこないとか、狙い目は確かにたくさんあるのかなと思います。カウンターに上がっても、両サイドにスペースがあるのも確かですし、ただそれは東京Vのやり方なので。僕は東京Vのことをあまり言えませんが、その中でもウチだったら林健太郎、(石原)克哉、藤田健、山本英臣だったり、ヴェルディだったら土屋選手だったり、本当にひたむきにやっているベテラン選手を見て、そういう選手がいてくれるのがありがないなと感じます」

Q:相手のメンバーをみて3バックから4バックに変えたということですが、ここにきて急に変えても選手が柔軟に対応できる理由とは?
「常に練習から、どこがチャンスでどこがピンチかということを意識した練習をしています。その中で、システムも大事なのですが、決まりがありまして、攻めだったらここから行く、ここを意識してやるとか、守りだったらここで失ってここで守るとか、枚数はこれだけとか、最低限の規律はある。その戻る場所があるから、やれるんじゃないかなと思います」

Q:昇格争いも佳境に入ります。大木前監督の下で前回の昇格を味わっていると思いますが、監督としては初めて。精神的にプレッシャーなどは?これからどのようにこの状況を乗り越えていこうとお考えですか?
「今日の前半なんかも、早いうちに入ってしまったので、もっと後ろから出ていくことを要求した。1−0ということで、たぶん他の試合の情報も僕は言わなかったのですが、みんなには入っていたと思う。その中で、リスクを冒さなくなってきたのはあると思います。ただ、今季始まったときに、8チームか9チームがJ1を目指すと言っていて、その中で本当に選手、スタッフ、会社、サポーターの方々も一丸となって応援してくれて、これだけの試合を重ねて、この位置にいられるというのは偶然ではないと思う。ヴァンフォーレというクラブに、また新しい壁がきてるのかなと。それに相応しいチームになってきているからまた新しい壁、もう1個新しい壁というのが続いてきていると思う。しっかりと受け止めて、その壁と向き合いながら、いい時間にしていきたいなと思っています」

以上
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