10月4日(日)J2 第43節 富山 vs 仙台(13:00KICK OFF/富山)
スカパー!生中継 Ch182 12:50〜(解説:安井孝志、実況:牧内直哉、リポーター:豊田麻衣)
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新加入の富山が勝点を奪えていない唯一のチームが仙台。過去2戦は0−3、1−3といずれも完敗で、乗り越えなければならない壁といえる。2カ月ぶりのホーム勝利もかかる。昇格争いに一石を投じ、実りの秋を迎えたい。仙台は3位以降を引き離す絶好機を迎えており、確実に勝点3を積み上げたい。
富山は前節の横浜FC戦で3−1、今季5試合目の逆転勝ちを果たした。4試合ぶりにゴールが生まれ、白星は7試合ぶりだった。キャプテンのMF上園和明が怪我から4カ月ぶりに復帰し、攻撃にリズムを与えた。その上園のCKからDF中田洋平が自身J初ゴールとなる同点弾を決めた。MF木本敬介が勝ち越し点、FW石田英之が追加点を挙げる度に、選手たちはピッチに倒れ込み抱き合って喜んだ。「(6試合未勝利だったが)1点取れればなんとかなると思っていた」とMF長山一也。トンネルから完全に脱したとみてよい。
3試合無得点が続いた不振を打開するうえでのキーワードが「信じて走る」だった。FW長谷川満は「クロスに対して点で合わせるには、上がってくると信じてゴール前へ走らなければならない。仲間を信頼してプレーしたい」。石田も「(上園の復帰をきっかけに)パスが出てくると信じて走る選手が増えるはず」と語っていた。その姿勢が結実したのが木本の勝ち越し点だった。長谷川がDF裏に頭で送ったパスに走り込んだ木本は「3人目の動きを意識していた」と振り返った。
今節はリーグ最少失点の仙台が相手だが、前節のような躍動感あふれるゴールシーンをホームで披露したい。10月2日の練習後、楚輪博監督は「(得点のためには)信じて走るしかない」とあらためて語った。
仙台との過去2戦では開始0分と同1分に失点して主導権を握られている。いずれもサイドに起点を作られてクロスを入れられ、手痛い先制パンチを食らっている。相手の攻撃のキーマンである右サイドのMF関口訓充、左サイドのMF梁勇基を抑えて、0−0の拮抗した時間帯を少しでも長く作りたい。
出場すれば富山戦で初登場となるFWマルセロ・ソアレスのスピードが脅威。第38節に15試合ぶりに先発してから4試合4得点と絶好調で、今季13得点は梁と並びチームトップだ。富山県出身のFW中島裕希には第1クールで先制点を決められている。
仙台は今季40試合以上出場している選手が6人(富山3人)、30試合以上40試合未満の者も5人(同4人)おり、安定感あふれる戦いを継続してきた。積み重ねによって現在2位につけ、3位甲府に勝点4、4位湘南に同5のリードを奪った。残り9試合となり、あとワンパンチで昇格を濃厚にできる勝負どころに差し掛かっている。プレッシャーの中、どんなパフォーマンスをみせるのか、注目したい。
以上
2009.10.03 Reported by 赤壁逸朗
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