9月27日(日)J1 第27節 浦和 vs 横浜FM(14:00KICK OFF/埼玉)
スカパー!生中継 Ch363 14:00〜(解説:相馬直樹、実況:佐藤文康、リポーター:石川葉子)
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「昨日のすばらしいパフォーマンスに関して、明日たくさんの勝点を受ける事ができるわけではない」
前節、川崎F相手に2対0の完封勝利を収めたあと、浦和のフォルカーフィンケ監督はそう語った。泥沼の7連敗という苦難を乗り越え、2連勝を飾ることに成功した浦和。だが、依然として7位に留まっていることに変わりなく、今後も引き続き上昇気流に乗り続けることができるかが重要となる。そして、今節から次節にかけてはホーム連戦となるだけに、ここでの白星は終盤戦に向けての大きな追い風になることは間違いない。
そんな浦和が、秋の訪れとともに得たのは、ケガ人の復帰による選手層の充実である。田中達也をはじめ、いよいよ主力として輝きはじめた梅崎司、前節ベンチ入りを果たした山田直輝など、控えまで含めて浦和のメンバーは充実の一途を辿りつつある。ポンテ、エジミウソンがそれぞれ得意の正確なキック、スピードといった持ち味を発揮できていないことは気がかりではあるが、ここに来てようやく指揮官が待ち望んだフルメンバーが揃ったと言えるだろう。
そして、今浦和がピッチで表現しているサッカー自体にも、これまでの戦いで積み上げてきた成長の証が詰まっている。ホームで大勝を飾った山形戦と、アウェイで“挑戦者”として相手を退けた川崎F戦。今季から新たに取り組んだ攻撃面と、脈々と根付く守備文化との融合が、チームに幅の広さを持たせた。貪欲に勝利を目指すなか、柔軟性を身に付けつつある今の浦和は、様々な相手に対応できる術を手にしたとも言えるかもしれない。
一方、その浦和との一戦からアウェイ2連戦となる横浜FM。後半戦に入ってからは「相手の良さを消しながら自分たちの良さを出そうと、多少のリアクションを入れて戦ってきたつもり」とは横浜FMの木村浩吉監督の弁だが、この一戦でもホームで圧力をかけてくる相手への対応が注目されるところ。前節の鹿島戦で素晴らしいアシストを決めた小椋祥平が出場停止なのは痛いが、渡邉千真を筆頭に攻撃陣は好調なところを見せているだけに、浦和守備陣とのぶつかり合いは激しいものとなりそうだ。
J1も残すところ8試合となった。AFCチャンピオンズリーグ出場圏内、その先にある優勝争い。もちろん現段階で今の浦和に多くのものを求めることはできないが、可能性が残る限り、そしてサポーターが諦めない限り、選手たちはただ勝利を追い求めるだろう。夏は終わり、いざ収穫の秋へ。浦和の最後の逆襲がはじまる。
以上
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