9月26日(土)J1 第27節 鹿島 vs 名古屋(18:00KICK OFF/カシマ)
スカパー!生中継 Ch182 17:50〜(解説:前田秀樹、実況:八塚浩、プレーヤー解説:名波浩、リポーター:高城光代)
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昨年、17試合あるリーグ戦のなかで、鹿島がホームスタジアムで喫した唯一の敗戦は名古屋との試合だった。さらにそれがリーグ発足以来、名古屋がカシマスタジアムであげた初めての勝利。それまで天皇杯、ヤマザキナビスコカップをあわせて21連敗という不名誉な記録が続いていただけに、試合後のストイコビッチ監督は「歴史的な勝利として刻まれる」と感慨深げに語っていた。
あれから1年余り、再び両チームが相見えることになった。現在、鹿島は2連敗中と結果が出ておらず、3季連続のリーグ優勝に向けて負けられない戦いだ。
「なにができていて、なにができていないのか。答えるのは難しいと思う」
鹿島の左サイドバックとして守備だけでなく攻撃も牽引している新井場徹は、勝てないチームについて聞かれるとそう答えた。確かに、先に失点する試合が続いているが、攻撃面ではかなりの改善は見られている。前節も、流動的な動きからチャンスをつくることはできていた。ただ、勝っていたときには決まっていたゴールが決まらない。だとすれば、できることはチャンスを増やすことだ。
今節こそは。そう思える要素を上げるとすれば、8月1日の出場以来チームを離れていた本山雅志が復帰することは外せない。野沢拓也との『あうんの呼吸』は、得点を奪うためのなによりの武器になる。オズワルド・オリヴェイラ監督は「彼が入ることでダイナミックさが加わる。できるだけ長い時間、使えればと思う」と期待した。さらに、守備面では攻から守への切り替えに問題を抱えているだけに、バランス感覚に優れる本山が戻ることは大きいはずだ。両サイドバックや小笠原満男が高いポジションを取ったとき、自然とバランスを整えられるだろう。
対する名古屋も水曜日に川崎FとAFCチャンピオンズリーグを戦い敗れ、中2日でコンディションに不安が残る状況だ。FWのケネディは川崎FのDFと激しくぶつかり合う中で腰を何度も強打。遠征には帯同するものの、試合への先発出場は未知数の状態だ。
名古屋が中2日で試合を迎えるため、運動量では鹿島の方に分があると思われる。そこで、オリヴェイラ監督は、相手のバックラインに対して高い位置からプレッシャーを与える形を確認した。監督は「特別なことではない」と述べ、名古屋対策ということではなく鹿島本来のサッカーであることを強調した。鹿島のやり方は、相手のサッカーに合わせて変えることはしない。あくまで自分たちのやり方を貫き積極的な姿勢で主導権を握りにいく。キャプテンの小笠原は、全員で勝ちにいくことを宣言した。
「すべての面で相手を上回らないといけない。全員でプレス、全員で攻めて、全員で守る。みんなで統一感を持ってやりたいと思う」
以上
2009.09.25 Reported by 田中滋
J’s GOALニュース
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