9月19日(土)J1 第26節 磐田 vs 京都(15:00KICK OFF/ヤマハ)
スカパー!生中継 Ch181 14:50〜(解説:桑原隆、実況:大石岳志、リポーター:荒木麻里子)
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ちょうど1カ月前の川崎F戦では、ホームで非常に質の高いサッカーを見せ、2位のチームに快勝した磐田だったが、そこから急激にリズムを崩し、3連敗中。1カ月ぶりに戻るヤマハスタジアムで、結果という意味でも、試合内容という意味でも、今度こそ歯止めをかけなければいけない大事な一戦だ。
そんな状況の中で、今週の磐田は強い危機感を持ちながら練習に取り組んできた。木曜と金曜には、練習終了後に2日続けて選手たちが青空ミーティングを開催。チームとしての戦い方について意思統一を図った。「みんなで意見を言い合って、切磋琢磨してお互いに良い影響を与えあっていけるようなチームにしたい。そのためのきっかけになれば」(那須大亮)ということで、活発に意見が交わされた。
そうした中で、選手・スタッフも含めて戦い方の意思統一はできている。 「スタートからアグレッシブにいければ、今までも自分たちのリズムは作れている。守備の面でも最初からアグレッシブにいきたい」(柳下正明監督)
「今の自分たちには、まず受けて立って、そこから跳ね返す力はない。立ち上がりで様子をうかがうのではなく、前半でバテてもいいぐらいの気持ちで、自分たちから仕掛けていくことが大事」(川口能活)
選手たちの声を総合しても、「攻守ともに前からアグレッシブに」というのが、今週の磐田にとって最大のキーワードとなっている。DFラインを押し上げて3ラインをコンパクトに保ち、中盤でもできるだけ高い位置から激しくボールを奪いにいく。そして、奪ってからの速い攻めで先制点を奪い、試合の主導権を握ることが、この試合での最大のテーマとなる。
前節・大分戦では、失点の多い試合が続いた中で慎重に入りすぎて、自分たちのリズムを作ることができず、その中で守備にミスが出て、相手に先制点を与えてしまった。そうした反省もあり、今度こそホームで自分たちらしいサッカーをするためには、最初から仕掛けていく姿勢が重要だという意識が、チーム全体に浸透している。
今年の磐田は、先制されると弱いという課題があり、それを克服することも重要だが、それは少し時間がかかるテーマでもある。3連敗中という今のチーム状況を考えれば、先制された後のことを考えるよりも、まずは自分たちから仕掛けていって何が何でも先制点を奪うことが何より重要。まずは、そうやって自信と勢いを回復することが先決という考え方だ。
そういう意味では、京都は、まず相手の出方に対応して、そこから自分たちの流れを作っていくという戦い方をすることが多いので、磐田にとってはやりやすい面もあるかもしれない。試合序盤での主導権の奪い合いの中で、磐田が押しきれるか、京都がそれを抑えて逆に自分たちの流れに持っていけるか。まずはそこが、この試合最大の焦点となるだろう。
また、京都には鋭いカウンターと破壊力十分のセットプレーがある。したがって、ここ5試合でわずか3失点の京都としては、守備のポイントをしっかり押さえて、磐田の攻撃を無失点に抑えていければ、徐々に勝機は大きくなっていくと考えているだろう。
それに対して磐田は、「カウンターに対しても前からボールの出所を抑えにいくことが大事」(山本脩斗)という形で対応し、課題のセットプレーでの守備では、「とにかくマークと集中を意識して、1人1人が責任を持って守備をすること」(川口)という意識。ここはチーム全体としての集中力や守備意識の見せどころとなるだろう。
もちろん京都としても、前回の対戦(4/25 第7節)ではイ・グノや前田遼一に痛い目にあっているので、ここは李正秀をはじめとしてかなり厳しく対応してくるだろう。そこを抑えられたときに、磐田がどう攻めていくのか。「サイド、中央、逆サイドと基点をいろいろ変えながら、空いたところを狙っていきたい」(岡田隆)という形をどれだけ作れるのか、そこも大きな見どころのひとつとなる。
いずれにしても、どちらが先制点を奪うかによって流れは大きく変わるはず。とくにキックオフ直後から磐田イレブンがどれだけ積極的な姿勢を見せられるのか、その部分に大いに期待したいゲームとなる。
以上
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