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【J2:第39節 水戸 vs 栃木】北関東ダービー直前!9/11(金)水戸練習レポート&監督・選手コメント(09.09.11)

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9月13日(日)J2 第39節 水戸 vs 栃木(19:00KICK OFF/笠松
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 午前10時ちょうど、練習見学に来たサポーターに対しての挨拶から練習ははじまった。

 北関東ダービー2日前。そこにはいつも通りの空気が流れていた。ウォーミングアップでミニゲームをする選手たちの顔からは笑みがこぼれ、7月からわずか1敗しかしていないチームの雰囲気のよさが否が応にも感じられた。

 木山隆之監督の練習はメッセージが明確だ。「点を取ること」。それを強く選手たちに意識をさせる練習が続く。ミニゲームの後にはオフェンスのシステム練習を行い、その後はハーフコートでの紅白戦を繰り広げ、そして、最後はシュート練習で締めくくる。1日の練習でいくつのゴールが生まれるのか。おそらくJリーグのチームでもトップレベルの多さだろう。こうした積み重ねにより、水戸は点を取れるチームになったのは間違いない。13日の試合でも多くのゴールを見せてくれるはずだ。

 いよいよ北関東ダービー王者に「マジック1」となった水戸。次節、引き分け以上で水戸の優勝が決まる。「もちろん優勝。次で決める」と森村昂太は気合いを入れるが、チーム内に過剰な緊張感はない。それはこれまで19もの勝利を積み重ねてきた絶対的な自信があるからこそ。いつも通り戦えば、必ず勝てる――チーム内にその自信がみなぎっているのだ。「今年は完膚なきまでに勝って、水戸は強かったと思わせるようにしたい」と木山監督は力強く語った。

 練習後、勝利を約束しているかのような澄み切った青空が広がっていた。

以上

【練習後の監督&選手コメント】

●木山隆之監督
「北関東ダービーはサポーターのために優勝を目指して頑張りたい。いいライバルがいないと強くならない。インテルがあって、ミランがある。身近な存在がお互いに強くなろうとすることが大事。今年の悔しい気持ちが栃木を強くする。それは水戸も同じ。これからも切磋琢磨していきたい。ただ、今年は完膚なきまで勝って、今年は水戸が強かったと思わせるようにしたい。

栃木の2トップは身体能力がある。レオナルドは前に出る意欲がある。栃木にいなかったドリブルで仕掛けるタイプの選手なので、しっかりケアをしたい。連戦ということもあったし、勝負への意識が強まると、守備で形を整える意識や攻撃でリスクを負わない意識が強くなる。早い攻撃だけに頼ることが実際にあった。勝つことと思い切りプレーすることの両立は難しい。もう少し2トップのサポートをしたり、サイドを使う意識が必要。それはリスクではない。今週はしっかりボールを奪われないポジションを取ることを意識させた。それは勝つために必要。点を取る形は作れているけど、ボールを持つ形を増やさないと勝ちきれないし、連戦になると厳しくなる。リスクと状況をミックスした形を取りたい。

栃木は過密日程だが、ウチはしっかりリカバリーして臨める。運動量で勝つことが大前提。ウチが不利な要素はない。栃木は前節20試合ぶりに勝った。トンネルを抜け出したことでいいプレーが出てくると思う。そこは嫌ですね。1つの勝利でどう変わってくるか。ただ、戦い方は変えてこないと思う。松田さん(松田浩監督/栃木)はそんな人ではない。しっかりゾーンでプレッシャーをかける戦いをしてくると思う」

●大和田真史
「北関東ダービーはそんなに強く意識しているわけではないけど、優勝がかかっている以上は優勝したい。今の状況ではダービー云々ではなく、1試合1試合勝つことが大事。その結果、優勝できればいい。とにかく負けられない。ここからは1個負けると上位と差がつく。勝ち続けるという強い気持ちを持って戦わないといけない。その結果、上が負けることで差を縮めていきたい。今は2引き分けしたことをもったいないと思える状況。点は取れているので、無失点で終えるようにしたい。内容でも結果でも相手を圧倒して勝ちたい。ここで勝つことで息を吹き返せる。いいきっかけにしたい。勢いがつけば、ウチは若い選手が多いので、いい方向に転ぶ。すべてにおいて栃木に勝ちたい」

●高崎寛之
「北関東ダービー得点王がかかっているけど、とにかく出る試合で点を取ろうと思っている。相手が攻撃しているときは守備が手薄になる。だから、2トップが前に張って、カウンターでゴールを狙うことを心がけている。下がると押し込まれてしまう。クリアボールをパスにして、点を狙うことを意識している。常に攻撃を考えたポジションを取ろうとしている」

●森村昂太
「北関東ダービーはそんなに意識はしてないけど、毎回いいモチベーションで臨めている。勝たなきゃいけない状況で回ってきている。それがいいモチベーションにつながっている。今回も2引き分けの後なので、勝点3を取らないといけない。そのためにゴールが必要。ミドルシュートも狙っていきたい。FWは点を取れるので、彼らを補う形で押し上げたい。90分いい形にするのは難しいが、もっと前半からいい戦いをしないといけない。栃木は日程が詰まっているので、体力的に上回らないといけない。球際を強くして、守備でのリスクを管理しながら、思い切りの良さを出していきたい。北関東ダービーはもちろん優勝しないといけない。でも、もっと上を僕らは目指している。ダービーはもちろん優勝。次で決める」

以上

2009.09.11 Reported by 佐藤拓也
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