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【J1:第25節 G大阪 vs 神戸】G大阪側プレビュー:07年以降、白星を奪えていない神戸から、今節こそ『勝点3』を!(09.09.11)

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9月12日(土)J1 第25節 G大阪 vs 神戸(19:00KICK OFF/万博
スカパー!生中継 Ch182 18:50〜(解説:山野孝義、実況:寺西裕一、リポーター:竹島麻里子)
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☆2009関西ダービー特集

 ここ一ヶ月は、G大阪にとって何かと騒々しい日々だった。
FWレアンドロのアルサード(カタール)への移籍。時を同じくして新潟のFWペドロ・ジュニオールの獲得。ようやく移籍騒動も落ち着いたかと思いきや、ここにきて再びFWチョジェジンの中東クラブへの移籍話が持ち上がり…と、例年にも増して今季は移籍話が落ち着くところを知らない。ただ、そうは言っても試合は待ってくれない。いろんな激震に襲われているとはいえ、来年のACL出場を目指すG大阪としては是が非でもJ1での『3位以内』という目標を実現しなければいけないのだ。

「チームは常に生きている」
西野朗監督が言うように、チームは日々姿を変え、形を変え、前に進んでいかなければいけない。J1は現在5位。2位の川崎Fまではさほど勝点差に開きはないとはいえ、G大阪が目指す首位、鹿島との差はまだ11もある。いや、前半戦を終えた時点で勝点差にして19も差をつけられていたことを思えば、大きな前進という見方もできるだろう。ただ、その前進を生かすも殺すも全ては、12日の神戸戦を含めた、これからの残り10試合にかかっている。選手たちが口々に言うように、まずは1戦ずつ着実に勝点3を積み上げながら、『鹿』のしっぽを追いかけたい。
「この神戸戦だけではなく、残り10試合となった今、ここからの戦い如何で順位も大きく変わる。どのクラブもチームとしての浮き沈みがある時期に差し掛かると思うけれど、上を目指すガンバとしてはここで絶対に負けられない。この神戸戦も含めて1つずつしっかり勝って、着実に勝点3を積み上げていきたい(DF加地亮)」

関西の雄として注目を集めるG大阪だが、意外にも07年以降は、神戸戦で白星を挙げていない。神戸がJ1に昇格した97年からの全J1データをみると、10勝6分7敗と勝ち越しているものの、07年以降は、3分2敗と勝ち切れない試合が続いている。選手の話を聞く限り、特に苦手意識を持っている訳でもなさそうだが、毎回、神戸の堅守に苦しめられ、カウンターからゴールを陥れられる、というパターンが続いている。今回もここ数試合で安定をみせる神戸の『堅守速攻』を思えばこそ、いかにその堅守に揺さぶりを掛け、ゴールをこじ開けられるかがポイントの1つ。ただ、神戸の前線には『対G大阪』に相性のいい、FW大久保嘉人やFW茂木弘人、FW吉田孝行ら、守備意識も高い攻撃陣が多い。どれだけ攻勢に進めたとしても、攻撃が中途半端に終わってしまうと、たちまち神戸の速攻にさらされることになるだろう。
だからこそ「中途半端な攻撃や、攻めている中でのイージーミスをしないよう、攻め切ることを考えたい」とDF加地。また、神戸の堅守を思えばこそ「組織的で固い守備がウリの神戸だけに、攻撃に手かずをかけすぎるのはよくない。緩急のある攻撃を仕掛けたい(MF明神智和)」「攻守の切り替えを速く、特に攻撃に入った際のスピードアップを意識してプレーしたい(MF二川孝広)」「個の特徴を活かし、リズムに変化をもたしながら組織として攻めたい(FWルーカス)」と選手たちの『攻撃』における意識も高い。その中で『先制点』 を奪い、試合そのものを勢いづけたい。

注目は『G大阪・ペドロジュニオール』。9月2日のチーム合流からわずか10日で公式戦を迎えることになるが、先週末の紅白戦では2ゴール1アシストと結果を残すなど、時間が経つにつれフィットが伺える。一つ懸念されるのが11日の練習から合流するMF遠藤保仁、MF橋本英郎の代表組と殆どあわせる時間がなかったことだが、それ以外の選手については「ある程度特徴も把握できたし、問題ない」と本人。それは日本人選手から彼の話を聞いても同様で、時間が経つごとに連携の深まりを実感しているようだ。
あとは、いかに公式戦の舞台で『結果』を出せるかだろう。
「誰と組んでも問題なく戦える。もともとドリブルで自ら仕掛けるタイプで、その持ち味は出したいと思うけど、周りともしっかり連携をとりながらプレーしたいと思う。状態はとてもいいので、いい準備をしてチームに貢献できる仕事ができれば嬉しいです(ペドロジュニオール)」

後半戦に入ってからの戦績は5勝1分1敗とまずまずのペースで勝点を積み上げているG大阪。だが、まだまだ足りない。残り10試合、この神戸戦を皮切りに勝って、勝って、勝つことで、『一番欲しいもの』にたどり着いてみせる。

以上


2009.09.11 Reported by 高村美砂
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