オフの日やアウェイ移動の車中など、空いた時間をゲームをして過ごす選手は少なくない。富澤清太郎選手もその一人だ。
ゲームといえば今夏、『ドラゴンクエストIX』が発売され社会的にも大ブームとなったが、彼がハマっているのはまた一味違う。なんでも、ここ1ヶ月ほどのマイ・ブームは「iPhone(に内蔵されている)で『碁』」だとか。「シンプルだけど頭を使う」ところに富澤選手は心奪われているそうだ。
具体的にその魅力について語ってもらうと、「例えば、対戦相手が攻め急ぐ性格だったら、いかにもこっちが守備的で相手に攻めているように思わせておきながら、実は裏ではこっちが攻めている、みたいに、相手の性格や心理を利用しながら、3手、4手先を読んで駆け引きをしていくのが面白い」のだとか。
話を聞いているうちに、『守備的』『攻め急ぐ』『3、4手先を読む』『駆け引き』・・・と、日ごろサッカーの話をしている時と同じ単語が次々と飛び出してくることに、ふと気づいた。
ここ数年、服部年宏選手など頭脳的な元日本代表選手から多くのことを学んでいる影響もあり、常々「パス1つ、もらい方1つでも、相手の特徴や戦術、味方選手の動き方を踏まえて数手先の展開を見越した意図あるものじゃなければいけない。その1プレーにかかわる選手と同じ画を描いて、予想通りの展開で相手を崩した時は最高に嬉しい、その展開を1日中頭の中でいくつもいくつも考えているのが楽しい」と、考えながらサッカーをすることの面白さを語っている。そんな富澤選手だからこそ、『碁』のような、頭を使うゲームにハマるのも非常に納得! いかにも‘らしい’なと、思わず笑ってしまった。
以上
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2009.09.04 Reported by 上岡真里江
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