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【J2:第30節 鳥栖 vs 水戸】プレビュー:夏休み天王山第2弾!勝点で並ぶ7位水戸を迎えて、昇格レース参戦資格生き残りをかける。 (09.07.24)

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7月25日(土)J2 第30節 鳥栖 vs 水戸(19:00KICK OFF/ベアスタ
スカパー!生中継 Ch185 18:50〜(解説:乾眞寛、実況:南鉄平、リポーター:ヨンヘ)
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※オートプレーの為、実際のメンバーと異なる場合があります。また一部選手はエディットして作成・追加しています。ご了承ください。
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人は、自分の考え通りに事が進まないと、非常にイライラするものである。逆に、期待通りに進んでしまうと、快感を覚え更なる期待を抱いてしまうものである。
第2クールに入り、上位グループが直接対決や下位に取りこぼしをするために思うように勝点を伸ばせないでいる中で、鳥栖は恐ろしいほどの好結果を残している。まさに、首位のC大阪から4位の甲府までのサポーターたちは、暑さに加え昇格圏内争いにイライラしていることだろう。いや、伯仲したリーグ戦を楽しんでいるかもしれない。
その4チームを追うのが、勝点49で並んでいる東京V・鳥栖・水戸である。いわば、首位グループを追う第二集団といったところか。こちらは、快感を覚え更なる期待が高まっていることだろう。いや、かえって不安になるかも知れない。

その第二集団同士の戦いが、今節のベストアメニティスタジアムで行われる。鳥栖対水戸である。
性急かもしれないが、第二集団の生き残りを掛けた戦いとなる様相を見せている。「大げさに煽るな!」と両チームの監督に叱られそうだが、マスコミの一端としては観る人に多くの注目点を持ってもらいたいので、試合後に謝罪するとして以下に今節の注目点を述べてみたい。

鳥栖も水戸も、前節29節を勝利で終わった。決めるべき人が決めたことを特筆しておかねばならない。
鳥栖は、ハーフナー・マイクが4試合ぶりに得点をあげた。第18節熊本戦よりチームに合流し、得点力不足を補うことができた。そして、彼が得点するとチームが負けることがない。一部には、『鳥栖の救世主』と呼ぶ人もいる。
しかし、水戸にも救世主が戻ってきた。17試合ぶりにその勇姿を見せてくれた荒田智之である。第12節鳥栖戦でケガを負って休場を余儀なくされていた。その試合では、69分に得点を決めてその3分後に交代してから長期休場しているので、鳥栖戦に万感の思いを持って出場することだろう。当然のごとく、ファンやサポーターもあのゴールをもう一度と期待している。
この試合は、水戸の完勝だった。鳥栖に主導権を与えず、シンプルにボールを回し、シュートを狙った。鳥栖は、前線での収まりが見られず、起点も少なくシュートに持ち込むことができなかった。岸野靖之監督は、試合後に「悪いところがすべて出たというか、悪いところ弱いところ、すべて出てしまった」と戦い方を酷評した。完勝だった木山隆之監督は、「勝たなきゃいけない相手だったし、勝たなきゃいけない試合だった。その中でよく勝ちきってくれたと思う」と好評した。
となれば今節に関して、鳥栖のファンとサポーターはリベンジを期待し、水戸のファンとサポーターは再来を期待する。そして、29節を終了して同じ勝点で並び、昇格争いの第二集団につけているならば否が応でも盛り上がってしまう。
夏休み週末のナイトゲーム。ぜひ、ご家族で楽しんでもらいたいものである。

また、両チームとも先制点を取ると高い確率で勝利を収めている。鳥栖は13勝2分と負けがなく、水戸は14勝2分1敗である。しかも、両チームとも前半をリードして折り返した場合は、8勝1分と無敗を誇る。先制点の重みが増す試合でもある。その先制点を誰が取るかにも注目してもらいたい。前述したとおり、鳥栖のハーフナー・マイクが得点した試合はすべてが勝利しているが、水戸の荒田が得点した試合も負けがない。鳥栖は直近10試合に負けがなく、第2クールに入ってまだ1敗である。水戸は直近5試合を4勝1分で、しかも9得点無失点と攻守のバランスが良い。

好調同士で、エースの存在が大きく、置かれている状況が同じとなれば、盛り上がらないわけがない。
鳥栖にとっては、仙台戦に続く夏休みに入っての『天王山第2弾!』眼が離せない一戦となった。

キックオフまでは、あれこれ勝手に試合を予想する。結果だけでなく、得点者や試合の流れなど、全ての人が解説者となれるときでもある。試合中は熱心に見入り、戦前の予想など忘れてしまう。再び冷静に戻る時は、試合終了の時。そこでは、選手とともに余韻に浸る。
プレーの一挙手一投足(サッカーの場合は、一挙足一蹴足“いっきょそくいっしゅうそく”と言わないといけないのかな?)だけでなく、次の対戦が決まった瞬間から、サッカーを楽しもう。スタジアムでしか味わえない快感だけでなく、試合の前後にしか楽しめない楽しさもある。
それも含めてサッカーである。
サッカーの魅力は底をつくことがない。

以上

2009.07.24 Reported by サカクラゲン
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