7月22日（水） 2009 J2リーグ戦 第29節
岡山 2 - 0 栃木　（19:03／岡山／3,661人）
得点者：72' 武田英明（岡山）、75' 大島翼（岡山）
スカパー！再放送 Ch180 7/23（木）07:30〜（解説：前川和也、実況：川崎祐一、リポーター：清水春樹）
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●松田浩監督（栃木）：

「今日の試合、（得点を）取れなかったっていうことが、まず一番大きいことです。
内容に関しては、前半は勝ってないチーム同士の試合だなという感じで、岡山さんの方はわかりませんが、我々の方は固いというか、重いというか、そんな感じがして、非常に出来の悪い試合でした。0-0で折り返したのはラッキーだったのですが、後半はテンポも上がって失点するまでは大きなチャンスを作ったというところは、後は点を取るだけだという試合が出来ていただけに、１点目のミスからの失点が残念な感じがします。ただあそこの時間まで０で行けたっていうのは、ディフェンダーを責めるというわけにはいかないというところもあります。これが勝っていないチームの流れなのかな。失点の前の2つ3つのチャンスで、取れてれば勝ちに持っていけた試合なんじゃないかと思うんですけど。１点目が勝負を分けたなという感じがします。以上です」

Q:岡山に対して、どのようなプランを立ててきましたか。
「なかなかプランが立てにくいですよね。メンバーとか内容が試合ごとに変わっていたりするので、プランを立てるというより、自分たちのやるべきことをやるということに力を注いだという方が大きいですね。相手ではなく、自分たちの出来の方が勝敗を握るとは思っていましたが、前半に関しては全く自分たちのサッカーが出来てませんから評価に値しないですね。
後半はしかし、ポジションのバランスとか、バランスというよりは、いい判断でポゼッションを選ぶか、ダイレクトプレイを選ぶかっていうところで、いい形で崩してからの決定機も出てきたので、そういう意味ではゴールだけが足りない試合だなと思って見てたのですが」

Q:どちらかというとミスからの自滅、という感じですか。
「そうですね。失点は自分たちのミスからだと思うし、そこ決めれるか（決めないか）で、勝ち逃げできるか、決めないままミスから失点で負けてしまうかだと思います。それに関しては、前半も岡山さんがビッグチャンスを決めていればもっとラクな戦いになっていたんでしょうし、そのへんは同じようなことなんですけど。後半にこういうふうな決定的な失点をすると、立て直すのは難しいなと思います」

Q:２試合連続でセットプレーから失点していますが。
「正直、ビデオ見ないとわからないですけど、マークが甘かったと思います。それに関してはマーク出来ないのであれば、例えばゾーンディフェンスに替えるだとか、どういう対策を立てるか、そのへんについてはまた選手と話し合って詰めていきたいと思います。CKの場面はマンツーマンを採用している以上、入った選手にはマークしてもらいたいと思います。ただし１点目が大きかったんじゃないかと思います。メンタルのバランスが崩れたんじゃないかと思います。あってはならないことですけど」

Q :メンタルで勝ちきれない部分があると言われたんですが、入りの部分でミスが目立ったり、というメンタルの弱さが出ていたんでしょうか。
「それは両チームに言えると思うんですが、『勝ってないチームらしい』感じ。いろんな要因があると思うんですけど、固くなったり、負けを恐れたり、何かを恐れたりっていうのは自然に起こること、そういうところも予測できるから、試合前のミーティングでの働きかけっていうのは、そのあたりになってくるし、きっとうまくいくよ、というところから、とにかくチャレンジ精神出して、結果を恐れず行こうと。だけどそれは、一人ひとり性格も考え方も違うので、そんな簡単なことじゃないですよね。勝ちが一番の薬で、勝たないことには払拭出来なかったり、勝ち続けないことには勝者のメンタリティは植え付けられないんでね。大変な作業ですけど、克服する作業を少しずつでもやらなきゃいけないと思います。ある意味、そういうところがあれば、こういう順位にいないってこともあるわけで。そのあたり選手を見極めていくってことも、僕の作業としては非常に大事なものになってくると思います」

以上