スカパー!生中継 Ch182 18:50〜(解説:鈴木武一、実況:松尾武、リポーター:村林いづみ)
☆勝敗予想ゲーム■締切りは水曜19時!
----------
☆仙台側プレビューはこちら
湘南は前節、ホームに福岡を迎え、内容で圧倒しながら悔しい逆転負けを喫した。だが下を向いている暇はない。迎える今節は、中2日と与えられた時間こそ少ないものの、前節の敗戦を生かすべき大切なリスタートの一戦となる。
「泥臭く闘うことが湘南のよさだと思っている」と、反町康治監督は語る。
「うちが走ることをやめたら、去年と同じ中位で終わってしまう。中位から上位に行くためには相当の努力が必要なんだ。泥臭くユニフォームを汚せる選手でなければならない」
原点ともいうべき走り続ける姿勢を再確認すべく、湘南は今節、東へ向かう。仙台は言うまでもなく昇格争いの渦中にある強敵である。余すところなく気持ちをぶつけるうえでは、むしろ格好の相手と言えるかもしれない。
「福岡戦では後味の悪い負け方をしたので、気持ちの切り替えをしっかりしないと苦戦する可能性がある」そう引き締めるのは、前節ゲームキャプテンを務め、責任をことさらに感じていた臼井幸平である。
「試合開始からエンジン全開で行けるように、気持ちも体もしっかり準備して臨みたい」
その臼井をはじめ、選手たちは前節を振り返り、見つめ直して、今節に向けて気持ちを新たにした様子だ。トレーニングではグラウンドから集中力が伝わり、ボールへの執着心や球際の厳しさも漲る。
ホーム平塚で行われた第1クール第5節の仙台との対戦では、前半に生まれた田原豊の今季初ゴールを守り抜き、湘南が1-0で勝利した。試合終盤には押し込まれる場面もあったが、GK野澤洋輔を砦に守備は総じて安定し、なにより笛が鳴るまで粘り強く闘った。この対決がシーズン序盤の3月だったという面を踏まえても、仙台との直接対決は原点を見つめ直すにふさわしい。
ところで、野澤にとっては前所属の新潟で遠征して以来、久々の“仙スタ(ユアスタ)”である。
「スタジアムの印象は悪くありません。サッカー専用スタジアムだし、アウェイの雰囲気で闘える数少ない相手。その感覚を楽しみつつ、しっかり結果を出したい。福岡戦の負けを取り戻すことはできないけど、だからこそこの仙台戦には絶対に勝ちにいく」
仙台にはかつて新潟でチームメイトだったFW中原貴之も所属しており、「ドカンと一発やられないよう気をつけたい」と引き締めた。
「タフなゲームになる」ミッドウィークの一番に向け、あらためて反町監督が言う。攻守に渡り、湘南のスタイルをピッチで存分に出し切りたい。そこに順位や勝点は関係ない。前頭二枚目が東の横綱に挑む。
以上
★J2 6'n Roll特設ページ
![](/jsgoal_archive/_top/topics/00000032.gif)
2009.07.21 Reported by 隈元大吾