7月18日（土） 2009 J1リーグ戦 第18節
名古屋 1 - 1 京都　（19:03／豊田ス／17,784人）
得点者：42' ケネディ（名古屋）、81' パウリーニョ（京都）
スカパー！再放送 Ch181 7/19（日）12:30〜（解説：藤川久孝、実況：尾原秀三、リポーター：吉田太一）
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●玉田圭司選手（名古屋）：
Q：引き分けの結果となりましたが、試合を振り返りいかがでしょうか？
「勝てる試合だったと思うし、正直残念です。でも気持ちとしては“やりきった感”があるし、次に繋がる試合ができたと思います」

Q：ケネディ選手のデビュー戦でしたが、いかがでしたか？
「彼にとっても点が取れたし、チームにとっても良い点を決めてくれたので、初めての試合にしてはとてもフィットできていたのではないかと思います」

Q：ケネディ選手とのコンビネーションについては？また、もう少し求めるものは？
「すごくはっきりとしたプレースタイルなので、僕はとてもやりやすかったです。もう少し脅威的な２人になれたら相手はもっと怖がると思うし、そうなれると思っています。もっと合わせていきたいと思います」

Q：去年まで名古屋でプレーされていたヨンセン選手に近いスタイルでしょうか？
「タイプ的には似ているかもしれませんね」

Q：チームの精神的な変化については？
「次に繋がる試合ができたと思うし、次はもっとグランパスらしいサッカーを見せたいと思います」

Q：とても暑く厳しいコンディションの中、最後まで動き回られていましたが？
「疲れましたね。でもこれくらいやらないと今は勝てないと思っているので。でもこれをやっても勝てていません。もっと動いてチームに貢献できるように頑張りたいと思います」

●吉田麻也選手（名古屋）：
Q：１−１の結果となりましたが、今日のゲームを振り返っていかがでしょうか？
「勝ちを取りこぼしたゲームで、残念な結果になってしまったと思います」

Q：チームに前向きな変化が見られましたが？
「前よりは可能性のあるゲームができたと思います」

Q：けが明けで試合への想いも強かったと思われますが？
「身体も全くキレていなく、全然良いプレーが出せませんでした。次まで一週間あるので、コンディションを作って頑張りたいと思います」

Q：ここ数試合ディフェンス面の問題がありましたが？
「ラインの上げ下げで少し崩れる場面はありましたが、前よりは良くなったと思うので、続けていきたいと思います」

Q：ケネディ選手の加入はチームにどんな影響を与えましたか？
「すごくボールが収まるので、やりやすかったです」

Q：一週間後に向けてどのような調整をされますか？
「コンビネーションを上げていくしかないと思っています。必要なのは勝ち点３なので。勝ってもう一度勢いを付けたいと思います」

●ケネディ選手（名古屋）：
Q：来日され初ゴールでしたが、感想は？
「良いプレーでした。マギヌンから左足で素晴らしいボールが来たので、それを決めるだけでした」

Q：チームメイトと初めてプレーされましたが、溶け込み具合は？
「徐々に慣れてきています。初めてでしたが、これからコンビネーションは上がっていくと思います。最後に１点入れられ引き分けになりましたが、チームとしてのプレーという部分では良かったと思います。結果は残念ですが」

Q：玉田選手とのコンビネーションは？
「これから練習を積み、一緒にやっていけばコンビネーションも上がります。相手にとって脅威になると考えています。

Q：Ｊリーグでのデビューでしたが、今までとの違いは？
「湿気が多かったですね。ただ、どんなゲームでも同じだと思います。ブンデスリーガでも、どこでもプレーしてきました。私のベストを尽くしてプレーしました」

Q：高さが通用するという手応えは掴まれましたか？
「自分の長所ですから、使っていかない手はないです。私の強みを使い、これからも続けていきたいです」

Q：次の試合は１週間後ですが、どのように修正されますか？
「来週の練習で続けていくしかありません。重要なゲームが控えていますから、チームとして戦っていきたいと思いますし、形もコンパクトにしたいと思います。チームとして戦えるよう練習し、次の試合に臨みたいと思います」


●水本裕貴選手（京都）：

Q:ケネディ選手はどうでしたか？
「あの失点以外でも要所要所でいいプレーがあったし、あの大きさなんで体も本当に強い。うまいこと体を預けられないようにしようと思ってたんですけど。僕以外でも何人かそういう場面があったんで、能力の高さは感じました。失点のところでいえば、僕のポジショニングはそこまで悪いポジションではなかったんですけど、ほんと一歩前で触られてしまったし、普段Ｊリーグでやったことのないような高さでしたね。あの、ウチのジョンスと二人でナラさんからのボールとか競りましたけど、ほとんど勝たせてもらえなかったので。ジョンスがあれだけ勝てないってのも珍しいので、やっぱりすごく能力の高い選手だということは感じさせてもらえましたけど。まあ、デビュー戦だったんで点取られたら絶対に記事になるんで、それだけ避けようと思ってたんですけど、やられてしまってすごく残念です(苦笑)。
でもチームが追いついてくれたので、助かりました。ディフェンスの怖さっていうのを改めて知りました。今シーズンはもう当たることはないですけど、あれに勝つために、あれを目標にというか、Ｊリーグで味わえないことを味わわせてくれたので、これを糧にして練習に取り組みたいと思います」

Q:あの失点シーンはビックリした感じですか。
「何ともないようなクロスでしたけど、クロスの質はすごく良かったです。ケネディのポジショニングも自分は把握していたので、後ろで競り負けることだけは避けようと思って、前に来たら僕の方が速いと思ったんで。クリアできると思ったところに上から来たんで、ちょっとビックリはしましたね」

Q:想像以上の動きだった？
「やられるならあれしかないかなと思いますけど。ああいうことをやれるのはヨンセンくらいしかいないんで。他のＦＷ見てもあんまりいないと思いますね」

Q:高いだけでなく、動きも参考になった？
「点取られたので何も言えないです。チームが追いついてくれたんで、それは良かった。次はホームなんでしっかり勝ちたいと思います」

Q:かなり蒸し暑い試合でした。
「蒸し暑かったです。屋根が空いてないことにビックリしたんですけど。まあ、ピッチもあんまり濡れてなかったですし。まあ、そういうところで対応するのは難しかったですけど、その中でチームとして全員がハードワークをして最後まで戦って、その結果何とか勝点１を獲得できたので。これはこの前のゲームからの嫌な流れで、最後もすごく危ない場面があって、嫌な流れだったんですけど、そこで踏みとどまれたのはチームとしてよかったと思いますし。次の試合が今日の試合を生かすためにすごく大事だと思うんで、次頑張りたいと思います」

Q:後半はすごく良くなった感じがあるが。
「ある程度はコンディションの問題で、足が止まったというのがありますし。効果的なカウンターも何本かやられましたけど、チーム全体として前へ前へという意識はウチも持っていたので。その結果がより前へ、という形で出たんだと思います」

Q:194cm(ケネディ)はやっぱり大きかった？
「いや、そんなにデカくは感じなかったです。194も多分ないんじゃないかな(笑)。でも、向こうは増川さんとか麻也とか大きい選手は揃ってたので、セットプレーは注意してましたけど」


●パウリーニョ選手（京都）：

Q:途中出場からの活躍でした。
「試合に出る時間は今年はそんなに長くないんだけど、与えられた時間で自分の全てをチームのために捧げて、プレーしていきたいと思っている。他の試合と同様に、今日もグラウンドに立ちました」

Q:ＰＫを決めた瞬間の感想は。
「得点を獲ったことは神様に感謝していますし、うれしく思います。しかし得点したことよりも、チーム全員で点を獲りに行く気持ちがあったことが、重要だと思います」

Q:得点以外にも数度の決定機がありましたが、あれを決めていればという気持ちは？
「その通りですね。何回かチャンスがありましたが、決められなかったことはすごく残念です。それはこれからの練習の中で改善していきたいと思います」

Q:非常に蒸し暑かったコンディションについては。
「海辺のような暑さでした(笑)。でもサンガだけが暑いわけじゃないし、お互いに暑かった。この環境の中で自分の全て、持てるものを出そうと思っていました」

以上