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【J1:第10節 川崎F vs G大阪】プレビュー:先週のACLに引き続き対決の両チーム。中村の状態が気になる川崎Fに対し、G大阪は雪辱を期す戦いとなる(09.07.01)

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7月1日(水)J1 第10節 川崎F vs G大阪(19:00KICK OFF/等々力
スカパー!生中継 Ch363 19:00〜(解説:相馬直樹、実況:土井敏之、リポーター:石川葉子)
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 今節対戦のG大阪とはちょうど1週間前にもAFCチャンピオンズリーグの決勝ラウンド16で対戦。中村憲剛が川崎Fの3点すべてに絡む神がかり的な活躍で逆転勝利を収めている。
 その中村のこの試合への出場が危ぶまれている。前節の山形戦を足の故障によって回避した中村は、このG大阪戦2日前の練習を体調不良で回避。その点について関塚隆監督は「昨日熱が出て今日も練習に参加していない」と説明。試合前日の様子を見て起用の可否を判断すると話している。

 前節の山形戦は、試合終了間際の鄭大世の決勝ゴールによって1-0でかろうじて勝利。圧倒した前半の勢いがなくなり、後半は防戦一方となったのは、33度にまで上昇した気温とともに、中村の不在が影響していたのは間違いない。また前述の通りACLでのG大阪戦は、中村の活躍によって勝利を手にしている。だからこそ、中村の欠場が確定した場合の川崎Fの苦戦は必至であり、もし仮に出場できたとしても中村自身の練習期間の短さがコンディションに影響を及ぼす可能性は高い。つまり中村が出場してもしなくても、この試合が川崎Fにとって難しい試合になるのは間違いないと思われるのである。ただそんな川崎Fに明るい材料がないのかというとそうではない。中村不在の穴を埋めるだけの選手層を持ち始めているのである。その筆頭が、川崎Fでの3年目となる養父雄仁である。中村不在の大分戦(第14節)、山形戦で先発フル出場した養父は、大分戦で先制ゴールをアシスト。終盤まで苦戦した山形戦でも、攻守にわたる活躍をみせていた。またACLのG大阪戦では後半の頭から交代出場し、試合の流れを変える働きを披露しており自信を付けつつある。中村の状況次第ではあるが養父の存在は、誰が出ても川崎Fが一定水準の力を持つ事を証明するいい機会になりそうである。

 選手層の厚さという点でいうと、攻撃陣の充実ぶりは目を見張るものがある。謹慎から復帰したジュニーニョが持ち前のスピードを生かして起点を作ると、契約を延長したレナチーニョがその得点力を見せている。ここに前節の山形戦で決勝ゴールを決めた鄭大世。ACLのG大阪戦で決勝ゴールを決めた黒津勝。さらにケガが癒え、本領を発揮しつつある矢島卓郎といった分厚い攻撃陣が控えている。中盤で形を作れなければ彼らの力を発揮しにくいという事実はあるが、1本のパスさえ通れば仕事をやってのけるだけの力を持っている。誰をどう組み合わせるのか、関塚監督の采配に注目したいところだ。

「向こうがホントにどう出てくるのかわからない。同じ相手に続けて負けられないという気持ちで来ると思う。こっちも受けて戦わないようにしたい」とG大阪について語るのは黒津。その黒津の決勝点によってACL連覇の夢を砕かれたG大阪は、前節の横浜FM戦で、辛くも逆転勝利。試合後に遠藤保仁はまだリーグタイトルをあきらめていないという趣旨の発言を残している。G大阪は首位鹿島に勝点で12点の差をつけられているが、まだリーグ戦は半分以上が残っている事を考えると挽回は可能な数字であるといえる。先日のACLショックを払拭し、川崎Fに対する同一カード2連敗は出来ないという意地とともに、リーグ戦で優勝戦線に生き残りたいという強い気持ちも働くはず。チームを牽引する遠藤を中心とした攻撃陣が、川崎Fに相性のいいレアンドロにどれだけのパスを供給できるのかが見所となりそうである。

 ちなみに川崎Fは、ACLでのG大阪戦で再三相手選手をゴール前でフリーにさせていた事を反省し、修正すべく選手間で話し合いがもたれているのだという。中盤でのミスマッチもG大阪戦でフリーの選手が生じていた理由の一つではあるのだが、それらの点を考慮しつつチーム内で問題の解決に着手している。そうした中でこのG大阪戦を迎える川崎Fは、現在リーグ戦5連勝中。ちなみにクラブレコードは6連勝である。クラブ記録に挑戦する試合の相手として、G大阪というチームに不足はない。また勝てばリーグ戦単独2位に立てるというのも、川崎Fにとってのモチベーションとなっている。

 前述の通り中村の状態が気になるところだが、こうした厳しい試合で勝ってこそ、タイトルにふさわしいチームであるといえる。ホームの川崎Fはもちろん、リーグ戦では苦境に立たされているG大阪にとっても、今季のタイトルの行方を占うという点で非常に重要な一戦であるといえるだろう。

以上

2009.06.30 Reported by 江藤高志
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