6月17日(水)ワールドカップアジア最終予選 オーストラリア vs 日本(19:20KICK OFF/メルボ)
ゲームサマリー| 試合速報 | ファーストゴーラー
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●岡田武史監督(日本代表)
Q:オーストラリアは主力を欠いてますが、日本にとってこの試合は簡単なものになるでしょうか?
「我々も主力選手を何人か欠いていますし、またオーストラリアも平均的レベルの高いチームです。そんなに簡単な試合にはならないと思っています」
Q:W杯本大会でベスト4に入りたいとの事ですが、それは可能だと思っておられますか?
「可能だと思うので目標として掲げています。そう簡単ではない事は重々承知していますが、我々は可能だと信じて、この1年トライしています」
Q:この試合に向けての意気込みと、この試合の位置づけについて教えてください。
「長かったW杯アジア予選も最後の試合になりました。そして相手は我々よりも勝点で2ポイント上のオーストラリア。非常にいいチームということで、最後でいい試合をして勝点でオーストラリアを上回れればと。そのためにはオーストラリアに勝って終わりたいと思っています」
Q:来年のW杯に向けて、この試合はどの程度重要でしょうか?
「W杯のためと言うと、この予選が終わってからという事になると思いますが、我々は出場権を手にした後でW杯に向けての第一歩を踏み出したという考え方をしています。そういう意味で、先ほど言いましたとおり、いいチームと試合ができる。レベルの高いチームと試合ができるということで、これは我々がレベルアップするためにも非常に有効な試合だと思っています」
Q:2月の対戦では守備が良かったが、この試合では中澤佑二(横浜FM)がいなません。ケネディをどのように止めますか?
「中澤は我々のチームで非常に重要な選手ですから、欠けるということは当然痛い事ですが、これからもそういう事は起こり得ます。我々には、ほかにも優れた選手がいます。それに、これから世界に出て行ってW杯に行ったら、身長の高い選手はたくさんいます。そのためにも我々はプレッシャーをかけてクロスボールを上げさせないとか、そういう事をやってきています。今までどおりの対応をしたいと思っています」
Q:今回の合宿は3週間半になりますが、週末にはJリーグも再開します。そういう中で選手たちの意欲は?
「ウズベキスタン戦後、フィジカル的にもメンタル的にも、私の想像以上に選手たちが疲れていた。燃え尽きていたという感じがありました。しかし、ここに来て最後の試合という事で選手のモチベーションもコンディションもリカバーしてきています。Jリーグの事は当然、プロですからいくらか頭にあるんでしょうが、明日の試合に関しては試合が始まったら全集中力をかけて臨んでくれると思っています」
Q:オーストラリアはイエローカードをもらっている選手を出さないと話していますが、その点について日本代表は対応が違いますが?
「ピム監督がそう言っている事は聞いています。私のほうも何度もJFAに確認をしてもらっていて、累積警告はW杯本大会には持ち越さないとのことでした。オーストラリア協会が嘘を言うとは思いませんが、今の立場上、日本サッカー協会を信じたほうがいいかなと、思っています」
Q:オーストラリアの堅守を崩す攻撃のイメージのさわりだけでも教えていただければ?
「今までどおりに我々の攻撃の仕方をして、その中で色々なバリエーションがあると思います。でも、どれで点が入るのかはちょっとわからないです。セットプレーかもしれないし、カウンターからかもしれないし、早いクロスからかもしれない。どういう点が入るのか、僕は予想屋ではないのでわからないですね」
Q:今後のチームの目標を考えたときに1位通過と2位通過とでは差はありますか?
「いつも申してきていますが、我々は試合をやるにあたってW杯の出場権と予選で1位になること。これはあくまでも結果であって、こういう直前になった時には試合に勝つためにベストを尽くすだけだと。結果として1位だろうが2位だろうが、それは大きな問題ではない。どういう取り組みをするのかが一番の問題だと思っています」
Q:日本はアジアでのトップチームだと思いますが、明日の試合でもアジアでのNO.1の力を見せてくれるのでしょうか?
「アジアのNO.1という意味がわからないんですが。オーストラリアもNO.1ですよね]
Q:日本はFIFAランキングでアジア1位だと思います。
「FIFAランキングというのはご存じの通り、あまり意味がない。と言うと怒られてしまうでしょうか。ただ、オーストラリアというチームは実質ほとんどの選手がヨーロッパでプレーしていて、客観的に見てもアジアでトップレベルのチームだと思っています。我々もそれに負けない力を持っていると思っていますから、明日は本当にいい試合をしたいと思っています」
Q:1998年のW杯初出場から11年が経ちましたが、日本のサッカーはどう進化していますか?
「日本のサッカー自体、Jリーグというプロができて、そして海外でプレーする選手が何人か出てきた。急激な進歩ではないですが、確実に進歩はしてきています。ただ、いつも言っていますが、進歩というのはいつも右肩上がりではなく、時には停滞する事もある。しかし、ロングスパンで見た時に確実な進歩をしてきていると思っています」
以上
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