5月16日（土） 2009 J1リーグ戦 第12節
浦和 0 - 0 Ｇ大阪　（14:04／埼玉／53,374人）
スカパー！再放送 Ch182 5/17（日）05:00〜（解説：川勝良一、実況：倉敷保雄、リポーター：朝井夏海）
☆顔写真クイズ｜勝敗予想ゲーム
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●西野朗監督（Ｇ大阪）：

「非常にタフなゲームで、ガンバにとっては本当に２試合分ぐらいのディフェンスをさせられたかなという感じ。自分たちの本来のスタイルであるポゼッションというものは、あまり取り切れなかったゲームだと思う。レッズは非常に厳しいプレスを仕掛けてきて、最終ラインをなかなか割らせてもらえない展開のなかで、レアンドロのああいう状況もあったが、さらにディフェンスを強いられてしまうような時間帯が多かった。ただ、全員がよくハードワークしていたと思う。ディフェンスの部分で、このレッズに対してしのげたということ。少しDFラインが低かったが、そういうプラスも考えたいなと思う。非常に厳しいゲームだった。今までなかった内容だったと思う。ただ、最悪の結果ではないと思っているし、次につなげていきたい」

Q:レアンドロのケガの容態は？
「今僕が伝えられるような状況ではないので、後ほどメディカルから聞いて下さい」

Q:後半ポゼッションができるようになったが、ハーフタイムにどういう風に戦い方を変える指示をしたのか？
「戦い方というか、前半少しリトリートし過ぎている部分、リトリートさせられた部分もあるが、ゾーンが全体的に低かった。そういうなかで、まずプレッシングという今までやれている部分、前線からのプレスを高めていこうというところを強調して入らせた。ポゼッションができていても、カウンターからというだけで、完全に押し込んで自分たちのコントロールのなかでゲームを動かしている、ボールを動かしているという感じではなかったと思う。

どうしても今日はリアクション、リアクションになってしまって、どこかでいつもの高い位置でボールを動かせていれば、いろんなアイデアも出てきたのだろうが、それをさせてもらえなかった。とにかくディフェンスからということと、我々はディフェンスに追われるというゲームをやりたくはないので、そのなかでも勝ち切ることを常に言っている。少ないかもしれないけども、チャンスがあればそこで全体が出ていく。その瞬間を感じようということだった。最後播戸から山崎にスイッチしたのも、引き分けで終わりたくなかったので、絶対に決着を付けたいというなかで、違うアクセントと、スペースを突けるよう、山崎のそういう瞬間にかけた。

こういうゲームでも勝ち切りたいというメッセージを伝えた結果だが、ハーフタイムも全体はそうナーバスにならずに、落ち着いてハードワークしていこうということで入らせた。多少改善されている部分はある」

Q:レッズの去年との違いは？
「うまくなったなという感じは正直する。ただ、強さというのはあまり感じなかった。最終ラインからのロングフィードだとか、中盤からのサイドチェンジというものは、やはり闘莉王が広角的に広い視野を見ながらやってくる。あそこからの正確なフィードというのは、当然全体で予測していた。山田直の方がいろいろリリース、ムーブしてくる。そういう動きで、ポゼッションは取られていたが、特に我々がバランスを崩したなかでということはそれほど感じなかった。ただ、若い選手たちが躍動感溢れて、いろいろアクセントを持って局面を打開している。そういう力というものも含めて、改めて、今年多少違うスタイルで入ってきているなという感じは受けた」

以上