4月29日（水） 2009 J2リーグ戦 第11節
札幌 3 - 2 愛媛　（16:03／札幌ド／11,242人）
得点者：27' 宮澤裕樹（札幌）、55' 岡本賢明（札幌）、68' ダニルソン（札幌）、76' 柴小屋雄一（愛媛）、87' ジョジマール（愛媛）
スカパー！再放送 Ch180 4/30（木）09:30〜（解説：平川弘、実況：永井公彦、プレーヤー解説：大森健作、リポーター：岡本博憲）
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●石崎信弘監督（札幌）：

「上里と西嶋が出場停止ということで、特に後ろのところをどうしていくかということで宮澤をボランチに下げて対応しました。宮澤の出来としては、守備もよく頑張っていましたし、攻撃のところでもう少し判断が速ければ、あるいはサイドチェンジを意識してくれればもっともっといいゲームができたのではないかと思いますけれど、彼自身は良くやってくれたんじゃないかなと思います。
３点を取って、２点を入れられたという苦しいゲームだったかもわかりませんが、勝ったということは素晴らしいと思います。ただ、その２失点の仕方というところを、まだまだ反省していかなければもっと上には行けないんじゃないかなと思います。特に３点取った後、４点目を取りに行くというところ。あるいは１点入れられた後にもう１点入れていれば試合を決めることができたんですが、それができなかった。前節は１人少ない中で気持ちの入ったゲームができたが、今回は相手が１人少ないなかで点を入れられてしまった。気持ちの問題もあったのかもしれないと思います。まだまだ発展途上のチームですので、こういう経験を糧に次の試合に臨みたいと思います」

Q:宮澤選手がボランチで出場したが、今後も同じ位置で使う可能性はあるのか。
「まあ、組み合わせを見ながら考えていきたいと思います。ただ、あのポジションでの彼を見たのは初めてですので」

Q:岡本選手をベンチに下げた際に、上原選手ではなく砂川選手を入れるという策もあったかと思うのですが、上原選手を選んだ理由は。
「砂川はちょっと怪我があって、もし何かあった場合は彼を入れようと思ってはいたのですが、無理をさせたくないというので上原にしました。で、３−０でしたから、そこで若い選手を経験させるというのもひとつの手じゃないかと思うんですけど、結果的には彼が入って２失点してしまったということで、彼の出番はないでしょう。ウソですが。」

Q:３点差から１点差まで詰め寄られた部分で、若干気が抜けた感があったが、そこは若い選手の経験不足からくるものなのでしょうか。
「発展途上のチームではありますが、失点している部分について見ると、若さではない。趙晟桓と芳賀のところで失点しているので、それを若さのせいにはできない。３−０で勝っているという場面で何をしなければいけないのかというところでは、ダニルソンと宮澤のところでちゃんとプレーをしていかなければならないのですが、あの２人ではまだまだですね。ＤＦラインだけでなく、チーム全体として、私の責任もあると思いますが、そういったところを改善していきたいと思います」

Q:ダニルソンがだんだんよくなってきていると思うが、監督からはどういった指示を与えているのか。
「攻撃ではシンプルに、ディフェンスではアグレッシブに、です。まだまだ攻撃のところは足りないですね、今日もボールを持ちすぎて取られてしまった場面がありましたから。そういうところをもっとシンプルにやらなければいけない。そういったことを理解して欲しいですね」

以上