4月29日(水)J1 第8節 名古屋 vs 広島(14:00KICK OFF/名古屋)
スカパー!生中継 Ch308 13:55〜(解説:山本昌邦、実況:西岡明彦)
☆GWはファミリーJoinデイズ|勝敗予想ゲーム
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玉田圭司、マギヌンという主力をケガで欠く中、全員が強い集中力と戦う気持ちを前面に出して、逆転勝利をもぎ取った横浜F・マリノス戦から中二日、明日は今季、J1へと返り咲いたサンフレッチェ広島をホーム・名古屋市瑞穂陸上競技場に迎え撃つ名古屋グランパス。
昨年度のJ2では40試合に出場、28得点と、正にチームの攻撃の柱、ダントツの高い決定力を誇るFW佐藤寿人を擁する広島。圧倒的な力の差を見せつけわずか1年でJ1に戻ってくると、今シーズンも佐藤が早くも4得点。若いMF柏木陽介も3得点を挙げるなど活躍著しく、ここまでチームの総得点数では17と、他チームを押さえてリーグトップだ。
前々節ではアウェイでアルビレックス新潟相手に、エース佐藤が先制しながらも、新潟FWペドロ・ジュニオールの派手なハットトリックで一時は1-3と引き離される。しかし屈することなく攻撃的なプレーを見せ、3-3の同点として試合を引き分けに持ち込む粘り強さを発揮した。前節もミキッチの前半での退場で1人減ったにもかかわらず、爆発的な破壊力を持つ川崎フロンターレを1得点に抑えこんだだけでなく、しぶとく追いついて勝点を1つ積み上げた。良い雰囲気で上位進出をうかがえるチームの1つだ。
一方の名古屋は前節、強い風が吹く厳しい天候での試合の中、風を利用して押し込んでくる横浜FMの攻撃に全員がしっかりと耐え、良いリズムを掴んでいたものの、坂田のゴールでリードを許して前半を折り返す。「何とか形を変えたかった」ストイコビッチ監督は、DFの竹内彬を途中交代で投入すると、4バックから3バックへとシステムを変更する。するとこれがものの見事にはまり、名古屋が阿部翔平、田中隼磨の両サイドを中心とした果敢な攻め上がりを見せ始め、セットプレーからの2ゴールに繋がった。2点共に小川佳純の活躍が光るが、実際には攻撃に厚みが増したことで、選手達の運動量が上がり、スペースを上手く使って自分達のサッカーが出来たこと、そして主力不在の中で、バックアップの選手の頑張りがリーグ戦2連勝に繋がったと言っても間違いないだろう。ACLでの勝利を含めて公式戦3連勝と、ようやく昨年のサッカーを取り戻し、自信が芽生え始めてきたと言える。
前日の会見でストイコビッチ監督は「若手にチャンスを多く与え、広島のサッカーは好き」とペトロビッチ監督のサッカーを称えていたが、エースの佐藤を中心に、物怖じしない若い選手等が切れ味鋭いカウンター、そしてシンプルな攻撃を見せる広島に「タフになる事は間違いない」と警戒心をあらわにした。今節でも間違いなく、チームトップの6ゴールを挙げているダヴィは相変わらずの厳しいマークに苦しめられるだけに、小川や中村直志、吉村圭司といった中盤の選手達が上手く彼のフォロー役を担うことが、勝利のためには重要となってくるはず。
名古屋が今節を勝利で終えるためには、広島の攻撃陣に付け入る隙を与える事無く、自分達のリズムでサッカーを進める事ができるかが、勝点3を掴むための大きなポイントになるだけに「彼らの長所を消して、彼らの弱点を突いてゆくこと」がしっかりと出来れば、リーグ3連勝は確実だろう。
以上
J’s GOALニュース
一覧へ【J1:第8節 名古屋 vs 広島】プレビュー:リーグトップの高い決定力を誇る広島のカウンター攻撃を跳ね返し、自分達のペースに持ち込んで相手の弱み突いてゆくことが、名古屋が勝点3を得るための重要な鍵に。(09.04.28)
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