4月26日（日） 2009 J2リーグ戦 第10節
福岡 0 - 3 湘南　（16:03／レベスタ／8,599人）
得点者：7' 寺川能人（湘南）、38' アジエル（湘南）、89' 田原豊（湘南）
スカパー！再放送 Ch185 4/27（月）08:00〜（解説：乾眞寛、実況：後藤心平、プレーヤー解説：布部陽功、リポーター：森田みき）
☆顔写真クイズ｜勝敗予想ゲーム
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●篠田善之監督（福岡）：

Q:試合を振り返って
「非常に残念な結果に終わってサポーターの皆さんに申し訳なく思っています。前半からボールを握れて、自分たちのサッカーをしようという意図は少しは見せられたかなと思います。結果はついてこない分、これからのことを考えて立て直さなければいけないんですが、選手たちは90分間良くやってくれたと思います。最後の１点は、僕が前がかりに行けと行った結果の失点で、この後のリーグ戦のことを考えれば痛い失点かも知れませんが、選手はよくやってくれたと思います。だから胸を張れと言いました」

Q:試合前に監督が考えていたゲームプランと、現実にピッチで起こった現象を踏まえて、どのように考えていらっしゃいますか
「３枚の田原、アジエル、阿部のところは最初はしっかりと抑えていて、ミスからカウンターという２失点が自分たちのパワーをさらに使わなければいけなかったというのは非常に残念なんですが、相手の良さをしっかりと消すことは、ある程度できたと僕は思っています。田原選手の横のサイドは空いていましたし。もっとそこのところでのパスの精度があったり、スピードアップすることが出来たら突破することは出来たと思います」

Q:パスの精度、スピードの変化、走る量と質としいう部分で相手と差があったように思いますが、それは早い時間帯に信じられないような失点をしてしまったからなのか、それともチームが抱えている課題なのか、どちらだとお考えでしょうか
「どちらもあると思います。ただし湘南よりも走る量が少なかったとは思っていません。ある程度ボールを握れるというのは分かっていたんですが、ボールの失い方だとか、リスク管理という面で非常に良くなかったです。ただ走る量が少なかったとは考えていません」

Q:久藤選手が先発して、後半は宮原選手、中払選手とベテラン選手が出場しましたが、それぞれのプレーについてお聞かせください
「後半のスタートから宮原を使った理由は、ラストパスを出すことと、FWの近くでプレーすることを鈴木選手に代わってやってほしいということで起用しました。非常によくやってくれたと思っています。中払をウェリントンと代えて真ん中で使ったのは試合の流れの中で仕方がありませんでした。久藤に関しては期待していた部分もありましたが、本当に一生懸命やってくれたし、ミスが少し大きかったですが、体を張ったプレーや、リズムを作るプレーはいくつか見られたので、非常に良かったと思っています」

Q:久藤選手、中払選手、田中選手と怪我から復帰した選手が出場し、今後チームにとってプラスになるのではないかと思いますが。
「けが人が戻ってきたことはチームにとって非常にプラスです。今度は彼らの特長をしっかりと引き出せるように僕が努力していきたいなと思います。佑昌を入れたのは、背後を飛び出して起点を作ったり、ゴールに向かって走るというのが狙いでしたが、全てがよかったわけではありませんが、彼のスピードで何回かチャンスは作れました。チームが負けてしまうと、中々いい評価は引き出せないのですが、チーム全体で戦ってくれたなとは感じているし、全員にも言っています。下を向く必要はないと伝えています」

Q:10試合が終わって勝点14、３位との勝点差が７という状況を踏まえて、今の心境を教えてください
「シーズン前に掲げた５試合で10ポイントというところには全く届いていないんですが、６ポイント足りないというのが、そのまま順位に表れていると思うし、今の順位には満足していません。ここから巻き返していくために、全ての選手の力をひとつにできるように、きっちりと全員でまた立て直したいなと思っています」

以上