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一覧へ【J1:第7節 千葉 vs 浦和】プレビュー:初勝利をあげた前節の気迫あふれるプレーを持続したい千葉。堅守&多彩な攻撃の浦和をチーム一丸となって迎え撃つ。(09.04.25)
4月25日(土)J1 第7節 千葉 vs 浦和(16:00KICK OFF/フクアリ)
スカパー!生中継 Ch180 15:50〜(解説:田中孝司、実況:下田恒幸、リポーター:飯田留美)
☆顔写真クイズ|勝敗予想ゲーム
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前節でF東京に1−2の逆転勝利を収め、今季公式戦初勝利をあげた千葉。だが、後半の半ばまでは褒められた内容ではなかった。現在の千葉は、中盤の底のDF斎藤大輔がどれだけ相手の攻撃の起点を潰せるかが守備のポイントの一つだが、前節終了後に斎藤は「特に前半は、個人的には何もできなかった。自分の上を相手の(攻撃の)ボールが通っていくことが多かった」と話した。その点について、前節が初スタメンのGK岡本昌弘は「F東京はロングボールを蹴ってきて、うちのディフェンスラインを下げようとした」と分析。前節の浦和は京都に1−0で勝ったが、得点はMFポンテがディフェンスラインの裏のスペースに出した浮き球のパスに合わせてFWエジミウソンが飛び出した形だった。千葉は「ディフェンスラインの上げ下げのコントロールは、うちの永遠の課題じゃないかな」(岡本)というだけに、相手の攻撃陣との駆け引きは勝敗を分けるポイントになりそうだ。
また、前節ではセンターバックのDF池田昇平が前半に負傷し、後半から右サイドバックのDF坂本將貴がセンターバックに移動し、右サイドバックにDF和田拓三が入った。坂本は4バックシステムでのセンターバックのプレー経験はないものの、カバーリングを意識したプレーで奮闘。今節に向けて、坂本は「今の浦和は無理をして個人で打開しようとしないけど、もともと個人能力が高い。相手と一対一になってしまわないように全体をコンパクトにすることが必要だし、コンビネーションプレーも多くなったのでパスの出し手と受け手へのプレスが曖昧にならないようにしないといけない」と話した。
21日の千葉の練習では、負傷欠場中のMF中後雅喜と池田以外にも、痛めている箇所があったり、風邪をひいたりしている複数の選手が別メニューだった。中後と池田の今節の欠場は決定的のため、アレックスミラー監督がスタメンをどう組むのか注目が集まる。
また、前節ではFW巻誠一郎とFW深井正樹に今季初ゴールが生まれた。巻はJ1通算50得点にあと1得点だし、深井は昨季のリーグ第28節浦和戦で2得点しただけに、今節もゴールの期待が高まる。浦和の守備を揺さぶるには、現在の千葉には少ないサイドチェンジのパスやアイデアに富んだ連係プレーが必要だ。勇気を出してチャレンジしてほしい。
浦和は、リーグ戦の第4節大分戦はオウンゴールで、第5節名古屋戦はFW原口元気のゴールで勝ち、3試合連続で1−0の勝利を収めている。追加点を取れないのは課題だが、原口やMF山田直輝など若手の活躍がチームメートを刺激して効果を上げ、決定機は多く作っている。第5節で負傷したFW田中達也は今節も欠場が濃厚の報道があるが、4バックの手堅い守備に加え、ダイレクトでショートパスをつなぐ攻撃は対戦相手には手強い。
「勝った試合の次の試合が大事。チームとしてしっかり戦いたい」と坂本が話せば、深井は「内容よりも結果を求めてやらないといけない試合。とにかく前線で動き回る」と宣言したように、千葉には大事な一戦だ。好調な浦和が相手で千葉の苦戦は必至だが、前節の終盤に見せた気迫あふれるプレーを90分間持続できれば、勝機をつかめるはずだ。
以上
2009.04.24 Reported by 赤沼圭子
スカパー!生中継 Ch180 15:50〜(解説:田中孝司、実況:下田恒幸、リポーター:飯田留美)
☆顔写真クイズ|勝敗予想ゲーム
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前節でF東京に1−2の逆転勝利を収め、今季公式戦初勝利をあげた千葉。だが、後半の半ばまでは褒められた内容ではなかった。現在の千葉は、中盤の底のDF斎藤大輔がどれだけ相手の攻撃の起点を潰せるかが守備のポイントの一つだが、前節終了後に斎藤は「特に前半は、個人的には何もできなかった。自分の上を相手の(攻撃の)ボールが通っていくことが多かった」と話した。その点について、前節が初スタメンのGK岡本昌弘は「F東京はロングボールを蹴ってきて、うちのディフェンスラインを下げようとした」と分析。前節の浦和は京都に1−0で勝ったが、得点はMFポンテがディフェンスラインの裏のスペースに出した浮き球のパスに合わせてFWエジミウソンが飛び出した形だった。千葉は「ディフェンスラインの上げ下げのコントロールは、うちの永遠の課題じゃないかな」(岡本)というだけに、相手の攻撃陣との駆け引きは勝敗を分けるポイントになりそうだ。
また、前節ではセンターバックのDF池田昇平が前半に負傷し、後半から右サイドバックのDF坂本將貴がセンターバックに移動し、右サイドバックにDF和田拓三が入った。坂本は4バックシステムでのセンターバックのプレー経験はないものの、カバーリングを意識したプレーで奮闘。今節に向けて、坂本は「今の浦和は無理をして個人で打開しようとしないけど、もともと個人能力が高い。相手と一対一になってしまわないように全体をコンパクトにすることが必要だし、コンビネーションプレーも多くなったのでパスの出し手と受け手へのプレスが曖昧にならないようにしないといけない」と話した。
21日の千葉の練習では、負傷欠場中のMF中後雅喜と池田以外にも、痛めている箇所があったり、風邪をひいたりしている複数の選手が別メニューだった。中後と池田の今節の欠場は決定的のため、アレックスミラー監督がスタメンをどう組むのか注目が集まる。
また、前節ではFW巻誠一郎とFW深井正樹に今季初ゴールが生まれた。巻はJ1通算50得点にあと1得点だし、深井は昨季のリーグ第28節浦和戦で2得点しただけに、今節もゴールの期待が高まる。浦和の守備を揺さぶるには、現在の千葉には少ないサイドチェンジのパスやアイデアに富んだ連係プレーが必要だ。勇気を出してチャレンジしてほしい。
浦和は、リーグ戦の第4節大分戦はオウンゴールで、第5節名古屋戦はFW原口元気のゴールで勝ち、3試合連続で1−0の勝利を収めている。追加点を取れないのは課題だが、原口やMF山田直輝など若手の活躍がチームメートを刺激して効果を上げ、決定機は多く作っている。第5節で負傷したFW田中達也は今節も欠場が濃厚の報道があるが、4バックの手堅い守備に加え、ダイレクトでショートパスをつなぐ攻撃は対戦相手には手強い。
「勝った試合の次の試合が大事。チームとしてしっかり戦いたい」と坂本が話せば、深井は「内容よりも結果を求めてやらないといけない試合。とにかく前線で動き回る」と宣言したように、千葉には大事な一戦だ。好調な浦和が相手で千葉の苦戦は必至だが、前節の終盤に見せた気迫あふれるプレーを90分間持続できれば、勝機をつかめるはずだ。
以上
2009.04.24 Reported by 赤沼圭子
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