4月15日(水)J2 第8節 富山 vs 水戸(19:00KICK OFF/富山)
スカパー!生中継 Ch184 18:50〜(解説:安井孝志、実況:永田実、リポーター:豊田麻衣)
☆勝敗予想ゲーム☆J2は第1ターン最終節!
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組織ディフェンスに活路を見出しつつある新加入の富山にとって、自らの実力を確かめる絶好の機会だ。水戸はリーグトップタイの12得点を挙げて3位につけており、その攻撃力に真っ向から勝負して勝点だけでなく今後の戦いへの自信も手にしたい。
「堅守」は富山の看板になってきた。現在1勝3分3敗の14位、通算3得点はリーグ16位タイと低迷し、J2レベルで厳しい戦いを強いられている。しかし、同5失点は同4位タイの少なさで、強豪クラブと勝負するための拠りどころとなっている。「100パーセントの力を出し切る」ことをテーマに掲げ、労を惜しまずに守ることで失点を抑えている。だが、守備はJ2でも通用するとの見方に対して楚輪博監督は慎重だ。試合ごとに「よくやっている」と評価しているが、「1クール、17クラブとひと通り対戦が終わるまで戦い方は変えない。チャレンジすることで課題が見えてくることが大事」と話している。
その通りに前節の札幌戦は試練となった。ホームで今季初勝利を目指す札幌のチェックが厳しく、パスミスが続出して何度もピンチを招いた。「自分たちからミスをしてバタバタしてしまった。初めてのドーム内での試合で声が通らず、いつものようには守りの連係がうまくいかなかった」(GK中川雄二)。楚輪監督は「相手は攻守の切り替えが早く、素晴らしかった。(ハーフタイムでは)中盤でタメを作るように指示したが後半も思うようにできなかった」とJ1経験チームの力に脱帽した。
だが、結果は1−1の引き分け。終了間際、MF姜鉉守の右CKから、DF金明輝がアウェイでのチーム初ゴールを決めて勝点1を拾った。ワーストに近いゲーム内容にもかかわらず、我慢強くプレーして追加点を与えなかったことが最後に報われたかたちとなった。「いい勉強になった。次につながる」と選手たちは口をそろえた。強敵と対峙し、苦しみながらも結果がついてきた経験と自信は小さくないだろう。今節も相手に不足はなく、着実にステップを踏みながら成長している姿をホームのファンに示したい。
水戸は第2節から4連勝する快進撃で近6戦負けなし。FW陣は荒田智之、吉原宏太、出場停止から復帰する高崎寛之と人材がそろう。菊岡拓朗、森村昴太らスピードとテクニックを兼ね備えた若きMF陣と連係してゴールに迫る攻めには鋭さがある。
前々節は草津に2−2、前節の岐阜戦は残り5分を切ってから2失点して3−3と、いずれも追い付かれて勝ち損なっている。中3日での試合、気持ちを切り替えて攻める姿勢を持続させることができるかがカギになる。第1クールも半ばに差し掛かり、新加入クラブを相手に真価の問われる一戦だ。
以上
2009.04.14 Reported by 赤壁逸朗
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