4月12日（日） 2009 J1リーグ戦 第5節
清水 1 - 0 川崎Ｆ　（13:03／アウスタ／17,256人）
得点者：16' 岡崎慎司（清水）
スカパー！再放送 Ch308 4/13（月）07:00〜（解説：川本治、実況：八塚浩）
☆顔写真クイズ｜勝敗予想ゲーム

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●児玉新選手（清水）：
「相手も強かったけど、今日はどちらかといえばうちのペースでやれたと思う」

Q:本当はもっと2点目を取りにいきたかった？
「でもチャンスはまあまああったと思うので、それが入っていれば問題ないし、1-0でも勝てば勝ちなので。最後の何分かはもちろん耐える時間帯もあったし、そこを頑張れたというのも大きいことだと思う。そこも頑張れるし、その前にもっと点が取れて楽なサッカーもできるということになれば、もっともっと余裕が出てくると思う」

●岡崎慎司選手（清水）：
Q:今日は中盤でプレーした手応えは？
「ゴールの形は本当に良かったと思うし、狙い通りだったのでひとつ良かったところだけど、攻撃の形としては、自分が持ったときのイメージがあんまりなかったなというのはある。FWとの関係もあまりうまくいってなかったと思うし、自分がもっとうまくやればなという悔しい感じのサイドだったかなと。まあ悪くはなかったので、あとは攻撃のときに自信を持って自分が前を向いてボールを持てるような形をとるというのと、僕のところで取られることもあったので、それはなくさないと」

Q:得点で狙い通りというのは、ファーサイドから入っていくということ？
「そうですね。サイドだとつきづらいと思うし、フローデのところに（DFが）ついているから、そこから（相手DFの前に）入っていくという形は思っていた」

Q:結果が出ているのは、自分ではどういったところが要因だと？
「やっぱり名古屋のときに、自分の得意な形で1点決められたというのは自信になっていると思う」

Q:チームの全得点を叩き出しているが。
「そうですねえ。まあでも、こうやって勝ちを積み上げていけば、自信を持ってみんなもゴールを決められると思うし、たまたま僕であって、良い形でパスが来ているから決められているというのもある。もっと前線で僕らが身体を張れば、中盤にもチャンスが来ると思うし、僕がもっとしっかりやればフローデにもチャンスが来ると思う。ゴールだけじゃなくても、他の面でも期待されていると思うし、そういう意味では自分のプレー自体はまだまだかなというのはある」

●岩下敬輔選手（清水）：
「後半は押し込まれるシーンを何回か作られていたけど、中に入ってきたときにアオ（青山）と僕でしっかり弾こうと言っていたし、ある程度想定内の崩され方だったので、中でしっかり対応できたと思う」

Q:そこは今まで無失点試合を4つやってきた自信もある？
「自信もあるし、（児玉）新くんも積極的に声をかけてくれるし、ポジション修正が場面場面でしっかりできるし、僕とアオも声を掛け合えるように意識している。それでなるべく確率を減らせるようなポジションどりができているから、こうしてゼロに抑えられているんじゃないかなと思う」

Q:相手にうまく持たせていたという印象ですか？
「そうですね。回させながら、入ってきたところはしっかりやろうとチームとしてミーティングをやっていたので。そういう狙いで守備ができたし、攻撃ではオカ（岡崎慎司）が中に入っていって点を取るという狙い通りの形だったので、チームも乗れたし、守備でもみんながまとまれたと思う」

Q:それほど危険なカウンターを受ける回数が多くなかったですね。
「そうですね。そのへんのリスクマネージメントはしっかりやろうというのは監督にも言われていたし、誰が行くのかということをはっきりしておかなければいけないとアオと話し合っていたので、そこはしっかりできたと思う」


●高木純平選手（清水）：
Q:今日も先発で出て無失点でしたね。
「そうですね（笑）。（西部）洋平くんもよく止めてくれたし、アオ、岩下、新もすごく身体を張っていたので、今日はゼロというのがすごくうれしい」

Q:何度か鄭大世選手が、高木選手のところに競りに来る場面がありましたが？
「そうですね。でも、アオを早めに呼んでいたので、アオに競らせて自分がこぼれをフォローするという感じで1試合通してやっていた。アオがよく競ってくれたと思う」

Q:そういう意味では、コミュニケーションがよくとれていると？
「そう思います」

Q:自信になる勝利ですね。
「そうですね。この試合がどれだけ重要かというのはみんな知っていたので、勝てたことは大きかったと思う」

●兵働昭弘選手（清水）：
Q:岡崎選手の存在感がさらに増してますね。
「そうですね。ああいうところで決めてくれるので、非常にありがたいですね」

Q:チームとしてヨンセンに取らせたいという雰囲気が見えましたが？
「ただ、得点以外でもチャンスメークしてくれるし、やっぱりターゲットになるので、その後で中盤の選手としては非常に出やすいので、僕らも非常にやりやすい」

Q:彼も含めたコンビネーションという部分はだいぶ良くなっている？
「そうですね。非常に良くなっていると思う」

Q:今日は危険な形でのカウンターをあまり受けなかったと思いますが、その要因は？
「攻めているときのリスクマネージメントをしっかりしろと言われていた。中盤も4人全員前に行っちゃうとどうしてもバランスが悪くなるので、出た選手を見て、自分が残ってバランスをとったほうがいいのかとか、誰かが残っているときは自分が出たりとか、そういうところを気にしながらやれていたかなと。そのへんは他の選手も意識していたし、非常にバランス良くやれていたと思う」

Q:それでボールを奪われてもすぐに切り替えて、パスの出所を遅らせに行くようなイメージですか？
「そうですね。まず最初のところでしっかり激しく当たって、ターンされるとどうしてもスピードアップされちゃうので、まず1枚目でしっかり遅らせてという狙いでやっていた。それが非常に良かったと思う」


●中村憲剛選手（川崎F）：
「序盤は、自分たちのテンポで回していたが、うまく守られてしまった。（清水の守備ブロックの）間に顔を出してつないで、サイドから攻めることを繰り返していこうと言っていたが、終盤は矢島が入ったのにサイドにボールが出ていかなくて、レナチーニョも気を利かせてサイドにいたんだけど、そこにパスが出なかった。序盤のやり方を忘れずにやったほうが良かったかなと思う。（疲れについては）影響はゼロではないと思うが、それを覚悟して戦っているので、それは言い訳にはしたくない」

以上