4月4日(土)J1 第4節 浦和 vs 大分(16:00KICK OFF/埼スタ)
スカパー!生中継 Ch180 15:50〜(解説:柱谷幸一、実況:倉敷保雄、リポーター:朝井夏海)
☆顔写真クイズ|勝敗予想ゲーム
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3月14日に行なわれたJ1第2節のF東京戦以降、アウェイでの戦いが続いていた浦和が、約3週間ぶりにホーム「埼玉スタジアム2002」へと帰還する。前戦の横浜FM戦で1対0と勝利を収めた浦和が目指すは、今季初となる連勝だ。対するは堅陣誇る大分。現在公式戦3連続無失点を記録するチームを前に、浦和の真価が試されることとなる。
ホームF東京戦での今季初勝利(3対1)を経て、アウェイ3連戦を1勝1分1敗の成績で終えた浦和。フォルカーフィンケ監督のもとチームの改革を進めるなか、決して満足のいく戦績を残せているわけではないが、チームは着実に変貌を遂げつつある。特に苦杯を喫したヤマザキナビスコカップ初戦の広島戦(0対1)を境に、攻撃時におけるスピード感が増してきており、フィンケ流コンビネーションサッカーの片鱗がピッチ上に現れてきた。
今季4バックへの変更で注目が集まっている浦和ではあるが、オフェンス面での布陣にも特徴が見てとれる。監督本人も語るように、2トップにこだわることなく、攻撃的MFも含めた4人は常に流動的に展開。横浜FM戦では高原直泰を頂点にポンテ、山田直輝、原口元気が並ぶ形も見られたが、エジミウソン、田中達也といった主力陣も含め、浦和の攻撃カルテットが頻繁に行なうポジションチェンジはいつしか相手DF陣を混乱に陥れる。
フィンケ監督は常々若手に走ることを要求しているが、そのなかでも特に、原口、山田直、エスクデロが絡んだ際のテンポアップは顕著であり、新生浦和を象徴する彼ら3人の起用法は大分戦でも注目ポイントとなる。実戦経験を積み重ねている浦和の若手陣が十分な経験値に達したときこそ、フィンケ流サッカーは完成することになるはずなだけに、今は彼らの成長の早さをぜひその目で確かめてみて欲しい。
そして、この浦和攻撃陣に対するのが大分DF陣。やっている選手が「守備はハマっている」(森重真人)と話せば、対戦相手の指揮官に「やっぱり昨年リーグ最少失点のチームの守備は凄かった」(張外龍監督/大宮)と語らせるなど、シャムスカ監督のもとで築かれた鉄壁の守備組織は要塞化している。この守備陣が浦和の前線を早々に黙らせるようだと、勝負の行方は一気に大分へと傾いていくことになりそうだ。
また、出場停止などの影響で浦和戦では攻撃陣に駒を欠く状態となっており、そんななかで期待を集めるのはやはり日本代表MF金崎夢生。シャムスカ監督は今回の緊急措置として「金崎をトップで起用することも考えている」とすでに明かしており、同選手の前線での働きぶりからは目が離せそうにない。
久々のホームに難敵を迎える浦和にとって、ここでの勝利は今後に向けて大きな自信となる。指揮官も語るように、チームの完成型を見ることができるのは少し先のことになるのは間違いない。しかし、応援するチームが成長していく姿を見るのも、サポーターにとっては大きな喜びのひとつ。停滞と前進を繰り返し、その先に見える光に向けて突き進むチームは、また一歩進むことができるのか。注目の一戦は4月4日(土)の16:00にキックオフを迎える。
以上
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