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【ヤマザキナビスコカップ 横浜FM vs 浦和】レポート:原口が得たPKをポンテが決めて、浦和が辛勝。横浜FMは後半の猛攻も実らず、いまだ未勝利(09.03.29)

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3月29日(日) 2009 ヤマザキナビスコカップ
横浜FM 0 - 1 浦和 (15:00/日産ス/23,660人)
得点者:40' ポンテ(浦和)
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横浜F・マリノスが、今季未勝利というトンネルから抜け出せなかった。浦和レッズに敗れ、これでリーグ開幕戦から公式戦5試合白星なし。シュート数では浦和を相手に22対8で圧倒したものの、前半に奪われた1点が最後まで重くのしかかった。

横浜FMは山瀬功治、田中裕介が先発に復帰。日本代表の中澤佑二の代役は金根煥が、2試合連続で務める。対する浦和は高原直泰、ポンテ、原口元気が3トップを形成。トップ下に山田直輝が入り、阿部勇樹と鈴木啓太がボランチを組んだ。

序盤は横浜FMが攻勢。右サイドの清水範久が攻撃によく絡み、いい流れをつくる。また、この日の横浜FMはシュートへの意識が高く、ミドルレンジから積極的にゴールを狙った。6分には坂田大輔のシュートのこぼれ球を清水が詰める好機をつくる。
しかし、浦和も黙っていない。個の力を生かしたテンポの良いボール回しで、互角の展開へと持ち込む。32分には原口がスピードに乗ったドリブルで横浜FM・小椋祥平を振り切り、強烈な左足シュート。その後、流れは徐々に浦和へ。38分、敵DFを背負いながら粘った高原の好パスを鈴木が合わせたが、相手GKが好セーブ。先制点は、その1分後だった。スルーパスに反応した原口がDFラインの裏へ抜け出す。相手GK榎本哲也は1対1のピンチの場面に飛び出し、原口の足を払ってPKに。これをポンテが冷静にゴール左隅に沈めた。

当然、横浜FMは後半、猛攻に出た。だが、浦和DF陣も坪井慶介を中心とした堅守で対抗。そのため、膠着状態に陥る。そこで横浜FMは山瀬功、坂田を下げ、渡邉千真と齋藤学を61分に同時投入。すると、齋藤に64分と76分に決定機が訪れる。だが、この日、『当たっていた』浦和GK山岸範宏のビッグセーブもあり、得点には至らない。
さらに横浜FMは、長身の金をFWの位置に上げてパワープレー。途中出場の右サイド・丁東浩などがアーリークロスを放り込み、攻め立てた。しかし、最後まで横浜FMはゴールの鍵をこじ開けることができず、そのまま試合終了を迎えたのだ。

浦和はヤマザキナビスコカップ2試合を終えて1勝1敗とし、1週間後のリーグ戦(4/4@埼玉 vs大分)に向けて勢いをつけた。また、この日も若手が活躍。原口は積極的なドリブルで何度も横浜FMのDF陣を切り裂いた。山田直もWボランチの好サポートもあり、イキイキとプレー。派手さはないが、攻守をつなぐ的確なポジショニングで、頭の良さを感じさせた。彼らは『新生・浦和』のキープレーヤーとして、今後も欠かせない存在になりそうだ。

横浜FMは木村浩吉監督が「今年一番のデキ」と言うほど、内容は悪くなかった。この日、チーム最多の4本のシュートを放った狩野健太も「(勝つために)足りないのは少しの部分だけ。それをみんなで追求していきたい」と前を向く。「少しの部分とは?」と狩野に尋ねると、「それがわかっていたら、(今日も)勝てたはず」という返事が返ってきた。指揮官も記者会見で「勝てていないということは何か問題があるということだと思うので、そのへんを修正していきたい」と語り、具体的な修正案はこれから探す。次戦のリーグ戦・アルビレックス新潟(4/4@東北電ス)との試合までにその答えを見出すことができれば、長いトンネルから抜け出すに違いない。

以上

2009.03.29 Reported by 小林智明(インサイド)
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