最近思うこと。
　J's GOALのフォトニュースが、さながらスポーツ紙サイトの芸能面化していないだろうか。時に、それより豪華な週末すらある（笑）

　いや、問題提起をするなんて気持ちでは毛頭ないんですよ。むしろ、Jリーグも華やかになってきて、良きこと良きこと…と、しみじみ思うわけです。
　そのへんで一番進んでいるのは…あくまで記憶に残っている、という意味で言えば、川崎Fでしょうか。今年は髭男爵に加藤未央ちゃん（開幕前のキックオフカンファレンスで人混みの中お見かけしましたけど…本当に、きゃ、華奢！で驚きました。皆さん、実物は写真のうん億倍カワイイですよ、えぇ）。去年でしたっけ、ルー大柴さんが来たのは。

　とまぁ、思いつくのはやはりJ1の話…と思いきや、ところがどっこい（死語）、J2も時に、なぜか気合いの入った（あるいは、気合いが斜め上に行った）ゲストがスタジアムを訪れ、取材するこちらをびっくりさせることがあるんです。
　仙台の全ホームゲーム。そして2005年以降はほとんどのアウェイゲームも取材に行った経験から、僕の独断と偏見で決める「会えてうれしい　or　驚いたゲスト」は、こんな感じでしょうか。これを読んでくださっているJ1クラブのサポーターの皆さんにも「J2侮れねぇ」と思っていただく一助になれば幸いです。

■2005年　第37節　横浜FCvs仙台＠三ツ沢
DEPAPEPEさんご来場
　アコースティックギターのデュオ、DEPAPEPE（デパペペ）が試合前に1曲演奏していったのがこの日の試合。関係者口で横浜FCの三浦知良選手を入り待ちしていた時のものすごく緊張していた姿も印象的でしたが（笑）、なにより戦い前のピッチに響いた「Night & Day」という曲が、冬の三ツ沢の乾いた空気ととてもマッチしていました。余談ですが、この記憶もあって、昨年のJ1・J2入れ替え戦第2戦、ラジオ中継のオープニングで今シーズン振り返りの音源と共に、BGMとしてDEPAPEPEさん（「シュプール−WINTER VERSION '05−」という曲）を使用させていただきました。

■2008年　第21節　徳島vs仙台＠鳴門大塚
横綱 白鵬関ご来場
　正直、はじめは冗談かと思いました。そしたら…本当に来るんですもん、横綱。そりゃもう、プレスルームは試合前から、横綱の話で持ちきりですよ。なぜ横綱！なぜ徳島！と（徳島の関係者の方、失礼。どうやら白鵬関の奥様が徳島市出身、といった縁もあったようです）。試合前に花束贈呈を行っていきましたが、仙台のキャプテン・梁勇基選手との体格の比が、またほほえましいものがありました。
　まさかJ2で、平成の大横綱の姿が見られるとは。それにしても、徳島…青…まさか、ルーニー（マンチェスター・ユナイテッド）の赤いTシャツが似合っていた朝青龍に対抗し（以下略）

■2009年　第1節　札幌vs仙台＠札幌ドーム
伊東たけし氏（T−SQUARE）ご来場
　僕の選ぶ「スポーツ関連のテーマソング　ベスト3」に入る、あのF-1グランプリ中継でおなじみの名曲「Truth」のT-SQUAREというだけでも感動なのに、そのうえ僕の選ぶ「Jリーグクラブ　カッコイイ選手入場のテーマ　ベスト3」に入る札幌の「MOON OVER THE CASTLE」の生演奏まで聴けるとは…このときばかりは本当に、役得感を満喫したものです。いやいや、本当においしゅうございました。

　ほかにも結構、ゲストが来ていたことがあったような…ただそういう意味でも、本当にJ2も、侮れなくなりましたよね、他のJ2ライターの皆さん。

　ところで、ちょっと話は逸れますが。
　最近、Jクラブとの関係という意味で侮れないのは、芸人さんカテゴリー。仙台のホームゲームにも昨年、M-1グランプリを制したばかりのサンドウィッチマンさんが来場しました。もともとライブでは以前から、富澤たけしさんがベガルタのシャツを着てステージに立つこともあったといいますから、お2人としてもひょっとしたら感慨深い1日だったのでしょうか。
　さらに最近だと、やはり栃木サポーターを公言（？）しているU字工事さんだとか（栃木に吸収されないために、水戸も早く地元出身の芸人さんを立てなきゃ。あ、赤いプルトニウムさんなんてどうでしょう…って、赤じゃだめか）、あとJ1になっちゃいますけど、ゆってぃさんはF東京のサポーターだとか。
　郷土出身の芸人さんたちが地元のクラブを背負ってののしり合う光景とか、ちょっと見ていてほほえましい気もします（笑）

　それにしても、なぜこのタイミングでこんなことを思ったか。
　それもこれも甲府のせいですよ。試合前の敵状観察と思ってJ's GOALを覗いたら、なんですか時東ぁみって。その斜め上っぷりは。
　…俺は同じ「ami」なら、鈴木亜美（あみ時代も含め）だな、なんて、無駄な喧嘩を売ったところで、そろそろ文書締めましょうか。　

以上