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【J1:第2節 浦和 vs F東京】フォルカーフィンケ監督(浦和)記者会見コメント(09.03.14)

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3月14日(土) 2009 J1リーグ戦 第2節
浦和 3 - 1 F東京 (14:02/埼玉/50,802人)
得点者:4' 阿部勇樹(浦和)、13' オウンゴ−ル(F東京)、48' エジミウソン(浦和)、83' ポンテ(浦和)
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●フォルカーフィンケ監督(浦和):

「こんにちは。今日は初めてのホームゲームで、出来る限りいい結果を残したいと思っていたので、今日の勝点3は貴重な勝点だと思っている。
早い段階で先制できて、チームとしてもいいパフォーマンスを見せられたと思う。しかし、途中で残念な形で同点にされてしまい、その後10〜15分の間、我々のプレーはそれほど思わしくなく、同時にF東京が素晴らしいプレーを見せていたと思う。

ただ、前半の半ばから、我々のパフォーマンスもまたあがってきたし、HTでも前半終わりのパフォーマンスを続けることができれば、後半もっといい結果が残せるのではないかと思っていた」

Q:前半の半ばからパフォーマンスがあがってきたとのことだが、具体的には?
「全体的にポジションがよくなった。各選手の切り替えもよくなったし、スペースでの動きも改善された。それらの意味でチーム全体のパフォーマンスがあがったと言えるのではないかと思う」

Q:2点目の闘莉王、3点目の坪井と、DFの選手たちの攻撃での活躍は偶然か必然か?
「実際にシーズンが終わるころには、FWが物凄く点を取っているような状態にはならないと思う。なぜかというと、私たちの考えとしては、各ポジションの選手が得点チャンスを作り出して、自らも得点を決めるようにしたいからです。実際に阿部なり、啓太(鈴木)なり、もしくは闘莉王なり、彼らのようなポジションの選手が正しいタイミングで攻撃に参加することによって、新たに攻撃の起点になることもできるし、実際に得点チャンスを作ることもできる。もちろんこのようなサッカーを実現するには、それなりの時間が必要だが、今後もしっかりと取り組んでいきたい。闘莉王に関しては、それ以外にも得点チャンスがあり、自らゴールを決められるチャンスもあった。コンビネーションサッカーを目指す上では、守備の選手が前線に攻撃参加するということも私たちの大切な考えのひとつ。ただし、これはあくまでも私の発明では一切ない。コンビネーションサッカーというのは、今後もみんなで取り組んでいかなければならない」

Q:高原投入の狙いとその後のチームのパフォーマンスについて
「まず、今日の朝、チームと様々なことについて話し合った。そのときにひとつ話し合ったことは、ここ数日間にいくつかのスポーツ新聞に出ていたことだが、ひとりの犯人探しは一切したくはない。なぜかというと、サッカーで失点をするということは、必ずひとりではなくて、チーム全体として失点をする、チーム全体として得点をすると思っているからです。すべての責任をひとりに負わせるということはないし、そのようなことで選手を交代することはない。しかし、今後もひとつのコンセプトの一環として、ふたり、もしくは3人の選手を入れ替えていくことはよくあるだろう。私にしてみれば、大切なのは平日の毎日の練習のなかでの選手たちのパフォーマンス。今回に関して言えば、エジミウソンは平日の練習でとてもいいプレーを見せていた。今日の試合でも、彼は練習でのいいパフォーマンスを再びピッチ上で見せることができた。同じく山田(暢久)だが、彼に関しても今日の彼のプレーを見る限りでは非常に若い選手のようなプレーを見せていた。とても33歳の選手には見えなかったと思う。大切なのは、彼らが練習でどのようなパフォーマンスを見せてくれるか。今後も私は選手のことを定期的に入れ替えていくことがあるだろうし、これはあくまでもチームコンセプトの一環だと捉えて欲しい。しかし、ここで間違った認識にならないようにしたいが、今日私たちのプレーがとても素晴らしかったというわけではない。もちろんある意味よかった部分はあるが、まだまだ時間はかかると思っている」

Q:このチームでの最初の勝利を挙げたことについて
「初めての日本での勝点3だが、この勝利というのは、開幕戦であろうと、シーズン途中であろうと、実際的な価値は同じだと思っている。私は非常に長い期間ドイツのブンデスリーガで監督をしていたわけだが、私が率いていたのは比較的小さなクラブだった。しかし、最初のブンデスリーガでの勝点3を挙げた対戦相手は名門のドルトムントだった。もちろんFC東京はドルトムントではないし、Jリーグもブンデスリーガではない。しかし、忘れてはならないのは、どこの国であろうと、どこのリーグであろうと、もしくはどこの対戦相手であろうと、勝点3というのはどこの国でも同じような価値があると思っている」

Q:堀之内投入のねらいは?
「この件に関しては、正直に話したい。チームのなかには必ずとてもいい選手、大切な選手がいる。堀之内もそういう選手。彼の毎日の練習での姿勢、チームのなかでの振る舞いなどを考えると、彼は本当に素晴らしい姿勢を持ったプロの選手。残念ながら、いくつかのケガもあり、すべての練習には参加できていなかったが、非常に貴重な選手であることに変わりはない。ご存知のように、私たちは今季から4−4−2のシステムになっている。そして、去年のように3人のDFがピッチに立つわけではない。3人のDFによって守備を固めるという形ではないので、今はDFのポジションがひとつ失われているような状態に思えるかもしれないが、堀之内は非常に大切な、チームのなかでもとても認められている存在。彼にはこのような短い時間であろうと、定期的にピッチに送り出すことによって、ボール感覚、そして試合での感覚が失われないようにしようと思っている」

以上
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