札幌は3月10日、札幌市西区にある「宮の沢白い恋人サッカーグラウンド」(以下、宮の沢)での今季初めてとなる練習を行った。チームは石崎信弘新監督のもと1月中旬からグアム、熊本でキャンプを行なってきたが、降雪などを考慮し、地元・札幌市に戻ってきたのはシーズン開幕のわずか2日前の3月6日。開幕前日は札幌ドームで調整をし、8日は同スタジアムで試合。9日はオフだったため、宮の沢での練習はこの日が初日となったのだ。
しかし、春が近づいているとはいえ3月上旬の札幌市内はまだまだ冬。この日も午前中こそ小雪がチラつく程度だったが、午後からは徐々に降雪量は増し、ついにはグラウンド全体が雪に覆われるほどになってしまった。選手たちも最初は雪のなかでの練習にテンションが高めだったものの、時間が経つにつれてどうしても動きは重めに。結局、練習は早めに切り上げられることになった。
この日が宮の沢での初練習となった石崎監督は「ビックリした。最初はそんなに降ってなかったのに、一気に積もったからね。寒いし、あれ以上やったらケガするよ」。コロンビア人MFダニルソンも「雪はコロンビアではほとんど見られないし、白くてキレイだったけど、こんなに積もったら練習は不可能だよ」と半ば驚きの表情。ただし、FWキリノにシャッターを押してもらい、グラウンドをバックにしっかりとピースサインで記念撮影を行なっていた。
宮の沢での初練習はこうして幕を閉じたが、明日11日からは再び熊本へ移動して15日の第2節・鳥栖戦(アウェイ)に向けた短期合宿を行なう。北海道の冬は、やはり長い。
以上
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2009.03.10 Reported by 斉藤宏則
J’s GOALニュース
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(C)斉藤宏則
小雪がチラつくなか、ミニゲームのための準備をする石崎監督。この時まではまだ小雪だったのだが…
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雪のなかで元気にミニゲームをする選手たち
(C)斉藤宏則
もはや、誰が誰だか判別ができないくらいの降雪に…。この中での練習は厳しい!
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