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【AFCチャンピオンズリーグ G大阪 vs 山東】プレビュー:ディフェンディングチャンピオンの誇りを胸に、G大阪が『連覇』を目指し万博で発進!(09.03.10)

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3月10日(火)AFCチャンピオンズリーグ G大阪 vs 山東(19:00KICK OFF/万博
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ホームチケット情報 | 決勝戦は11月7日(土)に国立競技場で開催!
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 G大阪としては3度目の挑戦となるAFCチャンピオンズリーグの戦いが明日、幕を開ける。『予選突破』をまずもっての目標として掲げていた1、2度目の挑戦とは違い、3度目の今回はG大阪にとって明確にFIFAクラブワールドカップ(FCWC)を見据えた挑戦となる。『アジアチャンピオン』を手にした事実と実際にFCWCの舞台を経験したことによるチームとしての財産。この2つが3度目の目標を、より高く、明確なものに変えたと西野朗監督は言う。

「昨年はまず予選リーグ突破が大きな目標であって、チャンピオンは最初から想定内だった訳ではないですから。結果的に予選を突破し、ノックアウトステージを戦っていくことでFCWCにたどり着いた。だけど、昨年を経験した以上、今年については確実にFCWCを見据えて戦っていかないと昨年以上の結果は得られないし、そういう大きな目標に向かって着実にチーム作りをして行く必要もあると思っている」

 そのFCWC出場に向けての第一歩と言うべき初戦を、G大阪はホームで迎える。対戦相手は中国の山東魯能。来日した選手19名のうち、16人が身長180センチ以上という恵まれた体格を誇る大型チームだ。2月に行われ、Jリーグからは大分が初参戦した『パンパシフィックチャンピオンシップ2009』(注:昨年はG大阪が参戦し優勝)では、その大分戦も含めて2戦2敗。結果を残せなかったが、西野監督は「フィジカル、体格の力強さを持った選手が融合し、コレクティブなパッシングサッカーをやれている。オーソドックスな技術力を活かしたサッカーをするだけではなく、パワフルな面も存分に発揮した戦いをしてくるチーム」と警戒する。システムは4-4-2。中盤をダイヤモンド型に敷き、サイドアタック、特に右サイドからの積極的な縦への攻め上がりを持ち味としている。キーマンは元磐田のMFジヴコヴィッチで、積極的に前線に絡んで攻撃を作り上げる印象だ。

 これに対しG大阪はJリーグ開幕戦とは大幅にメンバーを入れ替える可能性が高い。中でもその開幕戦で左膝内側々副じん帯を損傷し、復帰まで約6週間と診断された右サイドバックのDF加地亮の抜けた穴をいかに埋めるのかは、今節だけではなく今後のJリーグを戦っていく上でも課題の1つ。千葉戦ではMF橋本英郎を右サイドに据えた4バックを試したが、本日の練習を見る限り、山東戦ではDF安田理大を左から右サイドへ動かす可能性も。それに伴って、また、連戦を踏まえてのコンディションを考慮し、スターティングメンバーのうち3分の1は千葉戦とは違う顔ぶれが飾ることになるだろう。

 だが、こうした大幅な入替えにも選手たちに動揺はない。「それだけ選手が充実しているということ。出た選手が責任を持ってやれれば問題ない」とDF山口智。その上で「自分たちのいいイメージを持って試合に入りたい」と語気を強める。チームの主軸、MF遠藤保仁も同じように「メンバーが変わることは何ら問題ないけど、全員が集中していい立ち上がりで入れるよう心掛けないといけない。相手もそれなりに研究してくるとは思うけど、大事なのはガンバが主導権を握れる試合ができるかどうか。気持ちは熱く、プレーは冷静に戦えればと思う」とコメント。昨年同様、相手に合わせるというよりは、自分たちの戦いを意識したいと強調した。もちろん、それも昨年、厳しい戦いの中で手にした自信があってこそ。ホームでも、アウェイでも常に『らしい』攻撃サッカーを展開することで敵を圧倒し、頂点に上り詰めたことを選手たちは忘れてはいない。

 さぁ、戦いの火ぶたが切って落とされる。前人未到の『AFCチャンピオンリーグ』連覇に向けてーー。その一歩を踏み出すべく、ガンバ大阪は明日、万博競技場で牙を剥く。

以上

2009.03.09 Reported by 高村美砂
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