本文へ移動

今日の試合速報

ルヴァン 準々決勝 第1戦
ルヴァン 準々決勝 第1戦

J’s GOALニュース

一覧へ

【AFCチャンピオンズリーグ G大阪 vs 山東】西野朗監督/松代直樹選手(G大阪)試合前日の公式会見コメント(09.03.09)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
3月10日(火)AFCチャンピオンズリーグ G大阪 vs 山東(19:00KICK OFF/万博
-大阪へ行こう! スタジアムガイドはこちら-
-試合速報はこちら-
ホームチケット情報 | 決勝戦は11月7日(土)に国立競技場で開催!
----------

●西野朗監督:
「09年のシーズンがJリーグ開幕して万博での公式戦、最初のゲームの第1戦。このACLに対してガンバとして3度目のチャレンジ。昨年、チャンピオンになれたということで、たくさんの期待をされていることと思いますし、我々も連覇というところをしっかりと視野にいれた中で、明日からアプローチしていかなくてはいけないと感じています。
今年の出場権については、ディフェンディングチャンピオンが自動的に出場権を得たのではなく、昨年の成績によって決まりました。しかもうちはラストのゲーム(天皇杯決勝)で勝てて出場権を得ましたから。苦しい中で出場権を得てスタートに立つということで、チームとしても気持ちをしっかりと持って戦える、大事なシリーズだと位置づけています。
当然、ガンバに対していろんなマークをされると思いますし、近年、中国、韓国の各チームが上位に入っていないということで、かなり今年に対する両国のACLにかける位置づけ、思いが強いということも情報の中で感じています。力のあるクラブがたくさんあるし、ACLに対するステイタスもかなり両国共に上がっていると思うので、明日中国のチャンピオンチームを迎えての戦いということにも、かなり危機感というか、重要な第一戦であると感じています。
ガンバとしてもできる限りの準備をしてシーズンに入りましたが、まだまだこれから積み上げていかなくちゃいけない部分はたくさんある。明日は大事な6分の1の試合だが、と同時に、予選の6試合を見据えたチーム力をしっかり幅をもたせて考えていきたい。とにかくホームでの第1戦ですから、当然結果を追究しなければいけないし、今やれていることをスターティングメンバーが特にしっかりコンセプトをもって入ってくれたらいいと思います」

Q:最初の試合で、どういうサッカーを魅せたいですか?
「スタートのメンバーが今やろうとしている、自分たちでコントロールしてというサッカーを自分たちで作り出して欲しい。それがガンバのスタイルというか、今、たくさんの方が期待していたり、イメージされているサッカーと共通だと思うだけに、今年はアグレッシブで攻撃的なところを強調してやっていきたい。今はまだ開幕したばかりで、いろんな選手との融合も不十分ですが、Jリーグの開幕で出せたいい部分というのはガンバのスタイルだと思うので、そういうスタイルが更に長い時間、質をあげた中でとれればいいと思います。とにかく今年目指すところは昨年不十分だった攻撃力。昨年はアジアで通用して国内で通用しなかったとも感じてるだけに、そういうところを埋めるゲームになればいいなと思います」

Q:加地のバックアップについて。またメンバーが数人が代わりそうですが。
「ゼロックスSC前しかり、開幕のJリーグしかり、今年、彼のバックアップという選手…そういうプレースタイルを持った選手が右サイドのアウトでいないので、加地が離脱した中では、ゼロックスでは3バックをトライしたり、開幕戦では橋本を途中から切り替えたりということをしてきました。そういうトライはこれからもする必要があるポジションだと思っています。もちろんそれがダメならシステムを移行していこうという考えもありますが、誰がフィックスしているいう判断は現時点ではないですね。数人の選手にトライをして欲しい、という話はしていますし、いくつかのポジションをできるようになって欲しいなとも思いますしね。
今日のトレーニングを見ていただいたメンバーは、当然、明日を見据えた部分はあります。明神、ジェジン、あと数人も常にコンディションが万全ではないし、長期的に見てもそういう起用を考えていく必要が選手でもあると思うので、明日はバックアップに回すことになると思います」

Q:去年ACLを征してクラブワールドカップに向けて戦っている中で監督の気持ちにもこれまでとは違う変化があるのか?
「あのステージにもう一度帰りたいというのは僕だけではない。特別な雰囲気やステイタスもそうですが、想像以上に素晴らしいCWCの3試合だったと自分自身は感じていますし、僕もあのステージでもう一度という思いは強い。選手も僕が感じている以上にピッチでそれを感じていると思うし、インターナショナルなチームと戦えるということも、当然今年は大きな目標にしていると思います。だからこそ、そこに向けたチーム作りというものを今からしていかないといけないと思いますから。
ですが、昨年はまず、ACLの予選リーグを突破したいという思いが大きな目標であって、チャンピオンは想定内にはなかったですから。それを突破した中でまたノックアウトステージという違うステージを戦えるという感じがありました。ましてやCWCを見据えたチーム作りや感覚というものも昨年はなかったですが、結果的にいけたということであって…。でも、『今年は確実にCWCを見据えて』ということがないと昨年以上の結果にはならないですし、そういう大きな目標に向かって、着実にチーム作りをして行く必要はあると思います。それは普通にやっていては到達できない09年だと感じていますが、ただやりがいはすごくあります」

Q:山東のイメージは?
「力がありますよね。監督のスタイル(セルビア・モンテネグロ出身)、そういう指導者のもとで、チーム作りがされているな、というスタイルがしっかりと出ていると。また、ジヴコビッチという元磐田の選手がいたり、前線に同じ国の選手がいたり、北京に近いあの辺のエリアの選手独特の、力強い体系とかフィジカルの強さ、体格の力強さを持っている。そういうスタイルの選手たちが融合してすごくコレクティブなパッシングサッカーをスキルも高い中でやれているという感じですね。特徴はその中にも、いろんな特徴をもった選手がいて、ディフェンシブなチーム、オフェンシブなチームということではなく、オーソドックスな技術力を活かした、プラス、パワフルな部分もとらえた、すごくチャンピオンにふさわしいチームだと言う感じはします」

Q:去年の初戦を振り返っても、初戦独特の難しさがある。明日の試合に入るにあたり、どういう風に入るイメージなのか。様子見で入っていくのか、最初から(ガンバ)らしさを追究するのか。
「どんな試合もあまり様子を見ながら入るっていうことは、よほど力の差がない限りできないことですから。とにかく今年もそうですけど、プレスというものを、いろんな意味で…相手に圧力をかけていくディフェンスだけではなく、オフェンスの面も特に強調したいですし、相手に自由にさせないこととか、相手のゴールに迫力をもって入って行くっていうことをやり続けたいと思っています。相手との駆け引きというよりは、自分たちがそういうアクションをしていくことを考えたい。確かに相手の様子を見てどうだろうっていうのは、こういう国際試合ではあるかもしれないが、1〜2プレーで見抜かないといけないっし、自分たちが圧力かけている中で、当然見ることになっていく。それを併用してやるスタートじゃないとコントロールする、ゲームを支配するっていうことにはならない。そんなに互いの力の差はないし、ホームだし、いろんな面でプレッシャーをかけていく戦いを、ボールが半回転した瞬間から、全員が人にボールに入って行く瞬間をとらせたいなと思います」

●松代直樹選手:
「今回ACLの連覇という、チャレンジができることを選手全員で幸せを感じています。明日は大事な初戦。結果に拘った試合をしたいと思います」

Q:去年ACLを征してクラブワールドカップに向けて戦っている中で監督の気持ちにもこれまでとは違う変化があるのか?
「監督の言った通り、選手にとってあの舞台はクセになる舞台で、他のチームにあの舞台を譲るつもりは全然ない。選手もそういうつもりで頑張っていきたいと思っています」

以上
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2024/09/07(土) 00:00 ハイライト:八戸vs福島【明治安田J3 第27節】