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ルヴァン 準々決勝 第1戦
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【レッツゴーACL】川崎Fと対戦する天津泰達のチーム紹介!元イタリア代表加入の可能性も!(09.03.09)

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■天津泰達=国際大会初挑戦、外国人枠をフルに使い、挑む

 2008年のCSL4位。中国では、カップ戦が中断していることから、リーグ戦4位の天津が、自動的にACLの出場資格を獲得した。天津を率いて2年目のシーズンを迎える地元出身の監督・左樹声(ZUO ShuSheng)は、今季に向けての昨年12月半ばの最初の選手への訓話で、「一週間2試合に耐えられるスタミナこそ、合宿のテーマ」と、初挑戦のACLとCSLの過密日程に向けての心構えを語ったという。クラブは、ACLに向けての具体的な目標は示していないが、補強した外国人選手を見れば、その意気込みが伝わってくる。初めてACL出場権を獲得した天津は、昨季終了直後から2002年日韓ワールドカップでイタリア代表として活躍したDamiano TOMMASI(ダミアーノ・トンマージ)の調査を開始。紆余曲折を経て契約にこぎつけた。年齢的にはACLとCSLの両方でフル回転することは難しいが、TOMMASIの大舞台での経験は、チームに大きな力を与えることになりそう。

 基本システムは4-4-2を採用することになると思われるが、現役中国代表DFの王霄(WANG Xiao)とベルギーリーグなどで活躍した新加入のフランス人Jean-Philippe CAILLETがディフェンスの中央を固め、TOMMASIを経て、攻撃の起点となるMF蒿俊閔(HAO JunMin)が前線の昨季CSL得点王のEber Luis CUCCHI(ブラジル)、アジア枠で獲得したMark BRIDGE(マーク・ブリッジ)(オーストラリア)につなぐサッカーをしてくるだろう。
 
 蒿は、積極的に守備をするタイプではなく、攻撃に専念することが多いため、監督によって評価が分かれるが、天津においては、絶対的主力として、攻撃のかなめとなっている。CUCCHIは、191センチの長身を生かして、ブラジル人らしくないプレーをするブラジル人として中国で頭角をあらわした。怪我のため、ACL第1戦には間に合わないと思われるが、ブラジル仕込みの基本技術も高く、昨季のシュートの約50%が枠を捉えていたという記録が残っている。蒿とCUCCHIのホットラインに加え、BRIDGEのスピードを活かした攻撃ができるようになることから、攻撃サッカーを売り物にする天津の破壊力は、昨季以上のものとなりそう。BRIDGEは、北京五輪にオーストラリア五輪代表として出場していただけに、中国ファンにはなじみがあり、技術は荒削りながら、そのスピードと強いフィジカルは、アジアの舞台では脅威になりそう。そのほか、新加入のMF王新欣(WANG XinXin)は、蒿にマークが集まった時に、ゲームを作ることもできることから、天津としては、大きなコマを手に入れたといえそう。
 
CSLでは今季、外国人選手最大5人(アジア枠含む)の契約が可能。1人はACLに選手登録できないが、天津は、この枠を最大限利用して、5人との契約を結んだことで、CSLとACLのターンオーバー制で、外国人選手を休ませることも視野に入れているようだ。中国人選手の層は厚くないため、1週間で2試合の過密スケジュールでも強行出場せざるを得ない選手は増えてくる。ベテランでチームのベースとなるDF王霄やTOMMASIをいつ休ませることができるかも、ACLでのパフォーマンスに影響を与えそうだ。

Reported by OCEANS Marketing

※選手名のカタカナ表記については公式記録が出次第、今後の記事内にて反映していきます。
※記事の内容は2月17日現在のものです。
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