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ルヴァン 準々決勝 第1戦
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【レッツゴーACL】G大阪と対戦する2008CSL王者、山東魯能のチーム紹介! (09.03.09)

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■決勝戦は11月7日(土)に国立競技場で開催!


■山東魯能=成熟した攻撃型チーム、目標はグループ突破と控えめ

 2008年のCSL優勝チーム。2005年のACLではベスト8入りの実績を持つ。攻撃サッカーを標榜するリュビサ・トゥンバコビッチ(セルビア)が率いて、今年で6年目のシーズンとなり、監督の考えが、選手一人ひとりに浸透しているチームといってよい。ガンバ大阪のように、どんな相手に対しても、前を向いて相手ゴールを目指すスタイルを志向するが、相手に合わせてひいて守る狡猾さも持ち合わせる。前がかりになって、大量失点するケースも見られるが、昨季から目立った選手補強はなく、中国4クラブの中では、ACL第1戦から、最も成熟した戦いを見せそうだ。

 とはいえ、チーム力は、「昨季より落ちている」というのが中国メディアの一致した評価。昨季まで山東の攻守のかなめとして、中盤の底からのビルドアップを任されていた周海濱(ZHOU HaiBin)が、2月初旬にPSVアイントホーヘン(オランダ1部)へ電撃移籍したためだ。山東との契約満了(2008年12月31日)から新規契約を結ぶまでの空白期間を用いての移籍だったため、クラブ側にとっては寝耳に水の出来事で、ACLの選手登録に向けての周に代わる選手の補強は行われなかった。アジア枠は使わず、外国人選手は3人のみだ。

 2009年も4-4-2を基本に戦う可能性が高いが、中盤の底で、周の代役を務めると思われるのは劉金東(LIU JinDong)。インターセプトがうまく、守備力に定評があるベテランだが、周のように攻撃の組み立てには長けていないため、昨季までなら守備固めのために起用された選手と言っていい。周の移籍により、後ろからの組み立ては破壊力がなくなるが、中盤でのボールキープ力とFWの破壊力は、注意が必要だろう。前線で攻撃の起点になると思われるのは、かつてジュビロ磐田でプレーしたAleksandar Zivkovic(アレキサンダー・ジブコビッチ)(セルビア)。CSLでは06年から3年連続アシスト王を獲得。その実績に、監督やチームメイトの信頼は厚く、山東のサポーターも、ジブコビッチにボールが収まると、ボルテージがあがる。年齢からくる体力的衰えは隠せないが、一本のパスでチャンスを生む力は変わらず、フリーキックやPKを任せられることも多い。

 ツートップには、かつてのCSL得点王の李金羽(LI JinYu)、それに、昨季途中からの山東加入にも関わらず、8得点を挙げたMiljan Mrdakovic(セルビア)が有力か。中国代表のFW韓鵬(HAN Peng)は、怪我で3月の第1戦には間に合わないと思われるが、高さもパワーもあることから、ガンバ大阪にとっては、山東でのアウエー戦に向けて警戒が必要な選手だろう。ディフェンスラインの一角に、安定した守備力を誇るAlejandro Enrique Cichero(ベネズエラ)が入ることは当確だが、残りの3ポジションを6人が奪い合うことになると見られ、昨季からどんな変化があるかは未知数。昨季、最下位に沈んだ遼寧クラブ(武漢光谷がシーズン途中でCSLを脱退したため、実際は16クラブ中15位)に期限付き移籍していたDF王亮(WANG Liang)の復帰で、安定感が生まれる可能性もある。

Reported by OCEANS Marketing


※選手名のカタカナ表記については公式記録が出次第、今後の記事内にて反映していきます。
※記事の内容は2月17日現在のものです。
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